注目トピックス 市況・概況

日経VI:上昇、株価下落でやや警戒感広がる

配信日時:2021/11/05 16:00 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比+0.24(上昇率1.23%)の19.79と上昇した。なお、高値は20.25、安値は19.70。今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、その後はやや売りが優勢の展開となり、日経225先物はマイナス圏での推移となった。市場では今晩発表される10月の米雇用統計を見極めたいとするムードもあり、積極的な押し目買いも見送られ、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、今日の日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

<FA>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ