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日経平均VIは上昇、株価軟調で警戒感広がる

配信日時:2021/11/05 13:54 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.28(上昇率1.43%)の19.83と上昇している。なお、今日ここまでの高値は20.25、安値は19.70。

今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯したが、その後は売り優勢の展開となり、日経225先物はマイナス圏での推移となっている。市場では今晩発表される10月の米雇用統計を見極めたいとするムードもあり、積極的な押し目買いも見送られ、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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