注目トピックス 市況・概況
NY外為:ユーロ売り優勢、ドイツやユーロ圏の経済指標が予想下回る
配信日時:2021/11/02 23:57
配信元:FISCO
NY外為市場では域内の経済指標の低調な結果に失望しユーロ売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1608ドルから1.1582ドルまで下落し日中安値を更新。ユーロ・円は132円10銭から131円80銭まで弱含んだ。ユーロ・ポンドは0.8514ポンドまで上昇後、0.8493ポンドまで反落。
先に発表されたドイツ10月製造業PMI改定値は57.8と、予想外に速報値58.2から下方修正され3カ月連続の低下で年初来最低となった。また、ユーロ圏10月製造業PMI改定値も58.3と、予想外に速報値58.5から下方修正され4カ月連続の低下で2月来で最低となった。
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先に発表されたドイツ10月製造業PMI改定値は57.8と、予想外に速報値58.2から下方修正され3カ月連続の低下で年初来最低となった。また、ユーロ圏10月製造業PMI改定値も58.3と、予想外に速報値58.5から下方修正され4カ月連続の低下で2月来で最低となった。
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来週の相場で注目すべき3つのポイント:自民党総裁選挙投開票、米PCEデフレーター、東京CPI
*18:46JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:自民党総裁選挙投開票、米PCEデフレーター、東京CPI
■株式相場見通し予想レンジ:上限39000円-下限37500円今週末のランチタイムに発表された日本銀行による金融政策決定会合の結果は市場想定通りの「金融政策の現状維持」となった。そして、15時30分から行われた植田和男日銀総裁による記者会見では、「金融資本市場は、引き続き不安定な状況にある」「円安に伴う輸入物価の上振れリスクは相応に減少」「内外の市場動向だけではなく、海外経済の状況を丁寧に確認」「来年の春闘でもしっかりした賃上げが続くと期待」「追加利上げに、特定のタイムラインやスケジュール感など予断持っていない」などと発言。「データがオントラックであれば利上げということに変わりない」と8月に行われた閉会中審査と同様「タカ派」的な発言は見られたが、「7月利上げに際して、市場とのコミュニケーションに対する批判は認識している」といった話も出るなど、7月会見より丁寧に回答する姿を受けて、市場の緊張感は緩和。年内の追加利上げに関する明言がなかったことなどから、追加の利上げ観測が後退し、記者会見後の為替市場では一時1ドル144円40銭台まで円安ドル高が進行した。20日の米国市場はまちまち。ダウ平均は前日比38.17ドル高(+0.09%)の42063.36ドル、ナスダックは同65.66ポイント安(-0.36%)の17948.32、S&P500は同11.09ポイント安(-0.19%)の5702.55で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比440円高の37970円で取引を終えた。週末の上昇を受けて、日経平均は25日移動平均線(25MA:37447円)と200日移動平均線(200MA:37621円)を終値ベースで上回った。7月下旬から続いていた日本株の乱高下は徐々に落ち着きを取り戻しつつある。来週末には自民党総裁選の結果が判明し、次の日本の顔が誕生する予定だ。9名の候補者が乱立する異例の総裁選となっているが、政策への期待感などを材料に日本株買いが強まる可能性はあろう。また、26日が配当・優待権利取り最終売買日でもあることから、個人投資家がNISA口座を通じて買いを入れるケースも想定できる。配当落ちに絡んだ225先物、TOPIX先物買い需要が合計1.3兆円ほど予想されていることなどから、来週の日本株はしっかりの展開が期待できよう。為替も円安に振れていることから、輸出関連株の買いなども受けて、日経平均は75日移動平均線(38298円)水準の突破が意識されそうだ。■為替市場見通し来週のドル・円は下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)は9月17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で4年超ぶりに政策金利引き下げを決定。利下げ幅は0.50ptと、市場が当初想定していた0.25ptを上回った。直近発表の米経済指標は強弱まちまちながら低調なデータも含まれており、米国経済の減速懸念は消えていないことから、11月と12月の会合でも追加利下げが確実視されている。ただ、日本銀行の植田総裁は追加利上げを急がない姿勢を示し、日米金利差の早期縮小観測は後退した。また、自民党総裁選の結果次第で日銀による追加利上げ観測は一段と後退する可能性もあることから、目先的に金融正常化をにらんだ円買いは弱まり、ドルなど主要通貨をサポートしそうだ。■来週の注目スケジュール9月23日(月):国内株式市場は祝日のため休場(振替休日)、印独欧英米・製造業/サービス業/総合PMI(9月)、米・アトランタ連銀総裁が講演、米・シカゴ連銀総裁が討論会で発言、米・ミネアポリス連銀総裁が質疑応答に参加など9月24日(火):製造業/サービス業/総合PMI(9月)、豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表、独・IFO企業景況感指数(9月)、ブ・ブラジル中央銀行金融政策委員会(COPOM)議事録公表、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(7月)など9月25日(水):企業向けサービス価格指数(8月)、豪・消費者物価指数(8月)、米・新築住宅販売件数(8月)、経済協力開発機構(OECD)が中間経済見通しを公表など9月26日(木):日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(7月30・31日分)、スイス・中央銀行が政策金利発表、米・新規失業保険申請件数(前週)、米・GDP確報値(4-6月)、メキシコ・中央銀行が政策金利発表、米・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が会議で開会の挨拶(事前収録)など9月27日(金):東京CPI(9月)、自民党総裁選挙投開票、独・失業率(失業保険申請率)(9月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(9月)、米・コア個人消費支出(PCE)価格指数(8月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(9月)など
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2024/09/21 18:46
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株ブロガー・さなさえ:今の相場と気になる株を見ながら秋をただ待つアラフォー女子【FISCOソーシャルレポーター】
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:今の相場と気になる株を見ながら秋をただ待つアラフォー女子【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。-----------※2024年9月15日12時に執筆皆様、おはこんばんちは。実質的な国のトップを決める自民党総裁選の各候補の主張はバラバラ…日本の将来を案じながら窓際で溜息をひとつ。さなさえです。夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや86回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。<日銀会合とFOMCの結果待ち>前回の当コラムでは米国のハードランディングへの警戒感が高まった事で再び急落となった日経平均と、そんな中でも強気を維持する株をご紹介致しました。これまでご紹介させて頂いたものと合わせ、ご好評を頂けたようです。ブログにも遊びに来てくださる方も増えているようで、この場を借りて御礼申し上げます。コメントも頂ければ嬉しいです。さて、その後の9月11日発表の8月米CPIや、12日朝発表の8月米PPIによって米国のハードランディングへの警戒感は著しく後退。目先のFOMCではソフトランディングもしくはノーランディングとの見方が強まってきています。一方で日銀会合では、金融政策の現状維持が市場コンセンサスとして意識されていますが、これまで植田総裁や関係者からの「タカ派」と受け取れる姿勢や発言が相次いでいる事からも、為替における円高が加速される警戒感が出ているようです。FOMC(9月17~18日)、日銀会合(19~20日)の結果を前にした市場は手控えとなる事が予想されますが、やはり意識すべきは「円買い」が続くのかという点です。円高基調となれば、それだけ日経平均の上値が重くなる為、個人投資家は先週に引き続き相場には適度な警戒感で臨み、「森ではなく木を見る投資」を心掛けていくのがベストです。相場格言でもある「Sell in May and go away(5月に株を売って逃げろ),But remember to come back in September.(ただし9月には相場に戻ってこい)」に則れば、買い場はまさに今。今回はわたしが「これからイキそうな株」と見ている、業績期待の高いものを少しだけご紹介していきます。<やっぱり株の基本!業績に期待する株>まずは9月12日の好決算と中期経営計画による配当性向上を示した鎌倉新書<6184>は、以前として超がつく高齢化社会においての業績期待は強そうです。短期的な反発トレンドに入った可能性ありとして注目しています。また、8月19日の決算が好感され、チャートは窓をあけて急騰したもののすぐにそこを埋めた、あいHD<3076>はPERでの割安さからも反発に期待しています。防災設備機器大手の日本ドライケミカル<1909>も業績期待が続いているようで、強い上昇トレンドにありますね。そんな現状の株価もかなり割安なのですから、方向感のない相場においては異彩を放つのではないでしょうか。同じく8月9日の好決算を機に大和証券が目標株価を引き上げたTREホールディングス<9247>は、廃棄物処理・リサイクルを手掛けるとして「小泉進次郎関連銘柄」としても話題ですね(笑)。そうともなれば、同関連のミダックHD<6564>も、業績期待の観点から要チェックです。そして直近で好進捗率な決算を発表した建材素材などを手掛ける神島化学工業<4026>、ネット広告のレントラックス<6045>は、いずれも堅調な上昇トレンドに期待しています。最後はここ最近の気になる株です。まずは光通信が買い増しを続けている北沢産業<9930>、そして上場後からグロース株の不人気と減益決算もあって相応に調整が進んでいるトライト<9164>。こちらは慢性的な人手不足に悩む医療や介護、建設における人材関連企業としてここからしばらく注目してみてもいいかな、と思っています。はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上です。ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.----執筆者名:さなさえブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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2024/09/21 17:00
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国内株式市場見通し:米国株高と円高一服を材料に75MAを意識した展開か
*15:30JST 国内株式市場見通し:米国株高と円高一服を材料に75MAを意識した展開か
■円高進行一服し3日続伸、38000円台手前まで上昇今週の日経平均は週間で1142.15円高(+3.12%)の37723.91円と上昇。4営業日立ち合いのなか、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米国株が買われたことで、日本株も買い優勢の展開となった。東京市場が祝日の16日に、為替は1ドル139円50銭台と円高ドル安が加速したが、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ実施観測を市場が織り込み、米10年債利回りの低下が一服。17日こそ円高加速に伴う日本株売りで日経平均は35000円台まで下落したが、円高進行一服に伴い下げ幅をじりじりと縮小。FOMCでは想定通り0.50%の大幅利下げを実施したが、パウエルFRB議長は「(利下げを)急がない」姿勢を記者会見で示したことから、為替は1ドル144円手前まで円安ドル高が加速。FOMC通過後の米国株も強く、NYダウが史上最高値を更新したことなどから、日本株は主力株を中心に買われる展開となり、日経平均は週末にかけて3日続伸。一時38000円台手前まで上昇した。なお、9月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1兆5337億円売り越し、TOPIX先物を4196億円買い越し、225先物を488億円買い越したことから、合計1兆653億円の売り越しとなった。一方、個人投資家は現物を2152億円買い越すなど合計で2117億円買い越し。なお、自己は現物を8974億円買い越したほか、事業法人も3026億円買い越した。■植田日銀総裁は「年内の追加利上げ」は明言せず週末のランチタイムに発表された日本銀行による金融政策決定会合の結果は市場想定通りの「金融政策の現状維持」となった。そして、15時30分から行われた植田和男日銀総裁による記者会見では、「金融資本市場は、引き続き不安定な状況にある」「円安に伴う輸入物価の上振れリスクは相応に減少」「内外の市場動向だけではなく、海外経済の状況を丁寧に確認」「来年の春闘でもしっかりした賃上げが続くと期待」「追加利上げに、特定のタイムラインやスケジュール感など予断持っていない」などと発言。「データがオントラックであれば利上げということに変わりない」と8月に行われた閉会中審査と同様「タカ派」的な発言は見られたが、「7月利上げに際して、市場とのコミュニケーションに対する批判は認識している」といった話も出るなど、7月会見より丁寧に回答する姿を受けて、市場の緊張感は緩和。年内の追加利上げに関する明言がなかったことなどから、追加の利上げ観測が後退し、記者会見後の為替は一時1ドル144円40銭台まで円安ドル高が進行した。■25MA、200MAを上回る展開に20日の米国市場はまちまち。ダウ平均は前日比38.17ドル高(+0.09%)の42063.36ドル、ナスダックは同65.66ポイント安(-0.36%)の17948.32、S&P500は同11.09ポイント安(-0.19%)の5702.55で取引を終了した。大証ナイト・セッションの日経225先物は、通常取引終値比440円高の37970円で取引を終えた。週末の上昇を受けて、日経平均は25日移動平均線(37447円)と200日移動平均線(37621円)を終値ベースで上回った。7月下旬から続いていた日本株の乱高下は徐々に落ち着きを取り戻しつつある。来週末には自民党総裁選の結果が判明し、次の日本の顔が誕生する予定だ。9名の候補者が乱立する異例の総裁選となっているが、政策への期待感などを材料に日本株買いが強まる可能性はあろう。また、26日が配当・優待権利取り最終売買日でもあることから、個人投資家がNISA口座を通じて買いを入れるケースも想定できる。配当落ちに絡んだ225先物、TOPIX先物買い需要が合計1.3兆円ほど予想されていることなどから、翌週の日本株はしっかりの展開が期待できよう。為替も円安に振れていることから、輸出関連株の買いなども受けて、日経平均は75日移動平均線(38298円)水準の突破が意識されそうだ。■27日に米PCEデフレータ発表来週にかけて、国内では、25日に8月企業向けサービス価格指数、27日に9月東京消費者物価指数、7月景気動向指数(確報値)などが予定されている。海外では、23日にNZ・8月貿易収支、仏・9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、独・9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、ユーロ・9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、英・9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、米・9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、コンポジットPMI(速報値)、24日に豪・中銀政策金利、米・7月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、25日に豪・8月消費者物価指数、米・8月新築住宅販売件数、週次原油在庫、26日に米・第2四半期実質GDP(確報値)、週次新規失業保険申請件数、8月耐久財受注(速報値)、中古住宅販売成約指数、27日にユーロ・9月景況感指数、米・8月卸売在庫(速報値)、PCEデフレータ、9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)などが予定されている。
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2024/09/21 15:30
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新興市場見通し: 大型株優勢で上値重い展開か、一カ月ぶりのIPOが刺激材料となる可能性も
*15:29JST 新興市場見通し: 大型株優勢で上値重い展開か、一カ月ぶりのIPOが刺激材料となる可能性も
■時価総額が大きい主力株よりバイオ銘柄などに物色が向かう今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+3.12%だったのに対して、グロース市場指数は+3.05%、グロース市場250指数は+3.35%とほぼ同じ上昇率となった。売買代金は1000億円少しと引き続き参加者が少ないなか、米国株高に伴うプライム銘柄の上昇で投資家心理が刺激されて、グロース市場もつれ高となった。時価総額が大きい主力株よりバイオ銘柄などに物色が向かい、グロース市場250指数は200日移動平均線手前で上値が重くなった。時価総額上位銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料にGENDA<9166>が買われたほか、ジーエヌアイグループ<2160>も引き続き証券会社の高評価が買い材料視された。このほか、決算発表以降、売り圧力が強まっていたタイミー<215A>はようやく売りが一巡。時価総額上位銘柄以外では、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>、クオリプス<4894>、キャンバス<4575>などバイオ銘柄の物色が引き続き目立った。■IPOは7社予定、直近IPO銘柄を物色する動きが活発化する可能性も来週の新興市場は、為替の円高一服などを受けてプライム市場の大型株優勢の展開が想定されることで上値が重くなりそうだ。大型株上昇で投資家心理が刺激されて、グロース市場250指数が、200日移動平均線(674ポイント)に到達する可能性はあるが、主力株の方向性がまちまちで売買代金が膨らまない状況下、200MAを上回るような強い相場展開は期待しにくい。26日は権利取り最終日のため、個人投資家は、大型株を中心とした配当や優待に絡んだ物色に関心が向かい、グロース市場は蚊帳の外となりそうだ。引き続き値動きの軽いアンジェスやクオリプス、ノイルイミューン<4893>などバイオ銘柄に短期資金が向かい、主力株への腰の据わった投資資金流入は見られないだろう。来週は7社のIPOが予定されている。25日にはグロース市場にROXX<241A>、福岡Qボードにリプライオリティ<242A>、26日にはグロース市場にグロースエクスパートナーズ<244A>、INGS<245A>、アスア<246A>(名証ネクストにも上場)、キッズスター<248A>、27日にはグロース市場にAiロボティクス<247A>と盛りだくさんだ。一カ月ぶりのIPOということで投資家の関心が高まりそうななか、エンタープライズ向けDX支援事業を手掛けているグロースエクスパートナーズ、子供向けプロダクトを通じた事業開発支援を手掛けるキッズスター、AIシステムを用いたスキンケア商品などを手掛けるAiロボティクスあたりは人気化する可能性がある。IPO銘柄が盛り上がると、オプロ<228A>やハートシード<219A>など直近IPO銘柄を物色する動きが活発化する可能性もあろう。
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2024/09/21 15:29
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米国株式市場見通し:FOMC通過後は楽観ムード強まる、ラッセル2000に注目
*15:28JST 米国株式市場見通し:FOMC通過後は楽観ムード強まる、ラッセル2000に注目
来週の米国株は、堅調推移が続きそうだ。FOMC通過後の市場はソフトランディング期待が強まるなど楽観ムードが漂っている。投資家の不安心理を示すVIX指数は16.15ポイントと9月2日以来の水準まで低下。4年半ぶりの利下げ局面を無難に通過したことから、金融緩和が景気を下支えし、株式市場への資金流入を促し続けるという期待感が先行していることから、NYダウやS&P500は史上最高値をじりじりと更新、ナスダックもそろそろ史上最高値を意識しそうだ。ただ、11月5日の大統領選挙が間近に迫っていることから、ご祝儀的なムードは長くは続かないと想定する。テレビ討論会後の支持率調査では、ややハリス氏優勢のようだが、激戦州の勝敗がカギであるため、現状は拮抗状態にあるとの見方だ。今年最大の不透明要因が控えていることから、史上最高値圏にある主要3指数の上値はさすがに重くなるだろう。一方、年初来高値に迫っている中小型株で構成されるラッセル2000は、21年の史上最高値2442ポイントより10%下の水準で推移しているため、大型株比では上値余地はまだありそうだ。もともとラッセル2000など中小型株は、景気後退への懸念などから大型株と比べると出遅れていた。今後、出遅れ修正の買いが内需株中心の中小型株に向かう可能性は十分あろう。まずは7月につけた年初来高値2263ポイントの更新が意識されそうだ。経済指標では、23日に9月製造業PMI(速報値)、サービス業PMI(速報値)、コンポジットPMI(速報値)、24日に7月S&Pケースシラー住宅価格(20都市)、9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数、25日に8月新築住宅販売件数、週次原油在庫、26日に第2四半期実質GDP(確報値)、週次新規失業保険申請件数、8月耐久財受注(速報値)、中古住宅販売成約指数、27日に8月卸売在庫(速報値)、PCEデフレータ、9月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)などが予定されている。主要企業決算は、25日にジェフリーズ、マイクロン・テクノロジー、ダックホーン、26日にアクセンチュア、カーマックス、コストコ・ホールセールなどが予定されている。
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2024/09/21 15:28
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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英追加利下げ後退と日銀の政策維持で
*14:06JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英追加利下げ後退と日銀の政策維持で
■反発、米ドル高円安の相場展開の影響受ける今週のポンド・円は反発。英中央銀行は早期追加利下げに慎重との見方は変わっていないこと、日本銀行による早期追加利上げ観測は後退したことから、日英金利差の段階的な縮小を想定したポンド売り・円買いは縮小。週後半は米ドル高円安の相場展開を意識したポン買い・円売りも観測された。取引レンジ:183円78銭-191円99銭。■下げ渋りか、英追加利下げ後退と日銀の政策維持で来週のポンド・円は下げ渋りか。英国のインフレ率低下のペースは緩慢になり、英中央銀行は政策金利の据え置きを決めた。当面は追加利下げには慎重とみられ、リスク回避的なポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・23日:S&Pグローバル9月製造業PMI・23日:S&Pグローバル9月サービス業PMI予想レンジ:189円00銭-194円00銭
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2024/09/21 14:06
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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪政策金利は据え置きの公算
*14:05JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪政策金利は据え置きの公算
■上昇、豪雇用統計を好感して豪ドル買い強まる今週の豪ドル・円は上昇。日本銀行金融政策決定会合を控え、週前半はリスク回避的な円買いが観測された。ただ、8月豪雇用統計はまずまず良好だったことから豪ドル買いが強まり、日米金利差の早期縮小観測は後退したことから、週末前にリスク選好的な豪ドル買い・円売りが広がった。取引レンジ:93円87銭-98円31銭。■底堅い展開か、豪政策金利は据え置きの公算来週の豪ドル・円は底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)理事会が注目される。政策金利の据え置きが予想されているが、8月雇用統計で労働市場の底堅さが示されており、今回の理事会声明でも政策金利の現行水準での長期間維持などが改めて表明されそうだ。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・24日:豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想)・25日:8月消費者物価指数(7月:前年比+3.5%)予想レンジ:96円00銭-100円00銭
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2024/09/21 14:05
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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内減速懸念も日銀正常化観測は一服
*14:04JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内減速懸念も日銀正常化観測は一服
■強含み、ECBは早期追加利下げに慎重な姿勢今週のユーロ・ドルは強含み。欧州中央銀行(ECB)は早期追加利下げには慎重であること、米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.5pt幅の利下げが決定されたことから、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。週後半のユーロ・ドルは主に1.11ドル台で推移した。取引レンジ:1.1069ドル-1.1189ドル。■もみ合いか、欧米中銀の政策方針にらみ売買交錯も来週のユーロ・ドルはもみ合いか。米国の利下げサイクル入りではあるが、ユーロ圏経済の弱さが目立ち、9月PMI製造業・サービス業などが注目される。市場予想を下回った場合、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げが見込まれ、ユーロ売りがやや強まる可能性がある。予想レンジ:1.1050ドル-1.1250ドル■反発、日欧金利差縮小を想定したユーロ売りは縮小今週のユーロ・円は反発。欧州中央銀行(ECB)は早期追加利下げには慎重であることから、日欧金利差の縮小を想定したユーロ売りは縮小し、リスク選好的なユーロ買い・円売りが広がった。20日の欧米市場で一時161円台前半までユーロ高円安が進行した。原油先物の反発も円売り材料となったようだ。取引レンジ:155円15銭-161円16銭。■下げ渋りか、域内減速懸念も日銀正常化観測は一服来週のユーロ・円は下げ渋りか。域内経済はさえない状況が続いていることから、欧州中央銀行(ECB)による追加利下げの思惑は消えていない。製造業PMIなど企業景況感に関する経済指標が低調だった場合、ユーロ売りを後押しする要因に。一方、日本銀行による金融正常化が早急に実現される状況ではないことから、リスク回避的な円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・23日(月):S&Pグローバル9月製造業PMI・23日(月):S&Pグローバル9月サービス業PMI予想レンジ:159円00銭-162円00銭
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2024/09/21 14:04
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、日米金利差の早期縮小観測は後退
*14:03JST 為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、日米金利差の早期縮小観測は後退
今週のドル・円は反発。日米金利差の段階的な縮小を想定して米ドル・円は週初に139円58銭まで売られたが、複数の米経済指標の改善を受けてリスク回避のドル売りは縮小し、18日にかけて142円台後半まで反発。9月17-18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が0.5pt引き下げられたことから、18日のニューヨーク市場で米ドル・円は一時140円台半ばまで反落した。しかしながら、米連邦準備制度利理事会(FRB)のパウエル議長が会見で経済や消費に楽観的な見解を示し、金利引き下げを急いでいないとの見方を伝えたことから、ドルを買い戻す動きが広がった。この結果、19日にかけて143円95銭までドル高円安が進行した。20日の東京市場で米ドル・円は一時141円台後半まで売られたが、日本銀行の植田総裁は金融政策決定会合の終了後に行われた会見で「米国経済を中心とする世界経済の不透明感、従って、すぐ利上げということにはならない」との見方を伝えたことから、日米金利差縮小観測は後退し、リスク選好的な円売りが再び活発となった。20日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円50銭まで下落後、144円49銭まで上昇した。米景気見通しの改善で金利上昇に伴うドル買いが優勢となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が「労働市場が悪化した場合、再度0.5ptの利下げの可能性がある」との見方を示したことから、リスク選好的な米ドル買いは一服。米ドル・円は143円91銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:139円58銭-144円49銭。【来週の見通し】■ドルは下げ渋りか、日米金利差の早期縮小観測は後退来週のドル・円は下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)は9月17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で4年超ぶりに政策金利の引き下げを決定。利下げ幅は0.50ptと、市場が当初想定していた0.25ptを上回った。直近発表の米経済指標は強弱まちまちながら低調なデータも含まれており、米国経済の減速懸念は消えていないことから、11月と12月の会合でも追加利下げが確実視されている。ただ、日本銀行植田総裁は追加利上げを急がない姿勢を示し、日米金利差の早期縮小観測は後退した。また、自民党総裁選の結果次第で日銀による追加利上げ観測は一段と後退する可能性もあることから、目先的に金融正常化をにらんだ円買いは弱まり、ドルなど主要通貨をサポートしそうだ。【自民党総裁選】(27日実施予定)自民党は9月27日、任期満了に伴い退任する岸田首相(党総裁)の後任を選出する。新政権は次期総選挙に向けすみやかに始動するとみられ、早期追加利上げの思惑は後退するとの見方が多いことから、金融正常化観測の一服で円買いは後退しよう。【米・8月コアPCE価格指数】(27日発表予定)9月27日発表予定の8月米コアPCE価格指数は、7月分から一段のインフレ鈍化が確認されるか、注目される。市場予想を下回った場合、減速懸念は根強いため追加利下げに思惑が広がり、ドル売り材料となりそうだ。ドル・円の予想レンジ:141円50銭-145円50銭
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2024/09/21 14:03
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