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日経VI:小幅に低下、株価底堅く市場心理は悪化せず

配信日時:2021/11/02 16:00 配信元:FISCO
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比-0.16(低下率0.79%)の20.10と小幅に低下した。なお、高値は20.50、安値は19.80。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が前日に続き最高値を更新したが、昨日、日本株が大幅高となった後ということもあり、今日の東京株式市場はやや売りが先行した。ただ、下値を売り急ぐ動きはなく、取引開始後は日経225先物が昨日の水準近辺での動きとなり、相場の底堅さから市場心理が大きく悪化することはなく、今日の日経VIは概ね昨日の水準をはさんだ動きとなった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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