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コニシ---2Qは増収、2ケタ増益、ボンド事業・化成品事業が好調に推移
配信日時:2021/11/01 11:01
配信元:FISCO
コニシ<4956>は10月29日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.3%増の539.43億円、営業利益が同30.9%増の34.26億円、経常利益が同33.5%増の36.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同39.3%増の23.81億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比9.7%増の306.08億円、営業利益は同24.5%増の22.51億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに、昨年の巣ごもり特需による反動減もあり、売上は減少した。住関連分野においては、新設住宅着工戸数の回復に伴い、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加し、産業資材分野も、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤などが好調に推移し売上は大きく増加した。また、建築分野においては、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響で各工事が中断した反動もあり、建築補修用に使用する材料、建築用シーリング材の売上は増加するなど、各分野とも感染症流行前の水準には届かなかったが、売上は全体的に回復基調となり、好調に推移した。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法が工期遅延の影響もあり低調に推移し、売上は減少した。
化成品事業の売上高は前年同期比23.0%増の156.65億円、営業利益は同138.6%増の4.89億円となった。化学工業分野においては、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で減少したが、樹脂原料の販売は好調に推移し、売上は大きく増加した。自動車分野においては、前年同期における新型コロナウイルス感染症の著しい影響の反動で、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野における放熱封止材用の商材、塗料分野用における商材も、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材及びコンデンサ用商材が好調に推移し、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は前年同期比16.2%減の75.72億円、営業利益は同26.5%増の6.35億円となった。土木建設工事事業においては、昨年に大型工事案件があったため売上は減少したが、計画どおりに推移した。また、公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事の受注は、好調に推移した。
2022年3月期通期について、売上高が前期比4.5%増の1,126.00億円、営業利益が同8.7%増の77.00億円、経常利益が同10.4%増の82.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.5%増の53.00億円とする9月24日に上方修正した業績予想を据え置いている。
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ボンド事業の売上高は前年同期比9.7%増の306.08億円、営業利益は同24.5%増の22.51億円となった。一般家庭用分野においては、コンビニエンスストア向け、ホームセンター向けともに、昨年の巣ごもり特需による反動減もあり、売上は減少した。住関連分野においては、新設住宅着工戸数の回復に伴い、内装工事用や内装建材用接着剤の売上は増加し、産業資材分野も、紙関連用途向けの水性接着剤や自動車・電子部品等に使用される弾性接着剤などが好調に推移し売上は大きく増加した。また、建築分野においては、前年同期に新型コロナウイルス感染症の影響で各工事が中断した反動もあり、建築補修用に使用する材料、建築用シーリング材の売上は増加するなど、各分野とも感染症流行前の水準には届かなかったが、売上は全体的に回復基調となり、好調に推移した。土木分野においては、表面保護・はく落防止工法が工期遅延の影響もあり低調に推移し、売上は減少した。
化成品事業の売上高は前年同期比23.0%増の156.65億円、営業利益は同138.6%増の4.89億円となった。化学工業分野においては、エタノール関連商材の売上が昨年の特需による反動で減少したが、樹脂原料の販売は好調に推移し、売上は大きく増加した。自動車分野においては、前年同期における新型コロナウイルス感染症の著しい影響の反動で、車載電子部品に使用される商材の売上は大きく増加した。また、電子電機分野における放熱封止材用の商材、塗料分野用における商材も、売上は増加した。丸安産業は、半導体製造に使用される商材及びコンデンサ用商材が好調に推移し、売上は大きく増加した。
工事事業の売上高は前年同期比16.2%減の75.72億円、営業利益は同26.5%増の6.35億円となった。土木建設工事事業においては、昨年に大型工事案件があったため売上は減少したが、計画どおりに推移した。また、公共事業を中心としたインフラ及びストック市場の補修・改修・補強工事の受注は、好調に推移した。
2022年3月期通期について、売上高が前期比4.5%増の1,126.00億円、営業利益が同8.7%増の77.00億円、経常利益が同10.4%増の82.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.5%増の53.00億円とする9月24日に上方修正した業績予想を据え置いている。
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