１９日の米株式市場の概況、好決算発表相次ぎ投資家心理が改善しダウ平均株価は反発

　１９日の米株式市場で、ＮＹダウは前日比１９８．７０ドル高の３万５４５７．３１ドルと反発した。秋の決算発表が本格化するなか、好決算が相次いだことが投資家心理の改善につながった。朝方発表の７～９月期決算で保険料収入が市場予想を上回ったトラベラーズ＜TRV＞や、一株利益が市場予想を上回ったジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞が上昇。また、Ｊ＆Ｊの好決算を受けてメルク＜MRK＞など他のヘルスケア株にも買いが広がった。このほか、ゴールドマン・サックスが「強い買い推奨リスト」に加えたウォルマート＜WMT＞、データセンター向けに自社開発した最先端技術の半導体を発表したアリババ＜BABA＞なども高い。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は６億９４５５万株だった。 　一方、ナスダック総合指数は、前日比１０７．２８１ポイント高の１万５１２９．０９０と５日続伸した。マイクロソフト＜MSFT＞、アップル＜AAPL＞、フェイスブックＡ＜FB＞など主力ハイテク株が買われたほか、フェイスブックが試験的に始めたデジタルウォレットの信託業務で提携したと発表したコインベースグローバル＜COIN＞が大幅高した。 出所：MINKABU PRESS

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