４日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は３２３ドル安と急反落

　４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比３２３．５４ドル安の３万４００２．９２ドルと急反落した。 　米長期金利の上昇懸念が膨らむなか、高ＰＥＲ銘柄のハイテク株中心に下落。原油価格の上昇もインフレに対する警戒感を高めた。また、米債務上限問題や中国不動産大手、恒大集団の動向も懸念された。これを受け、ＮＹダウに加えナスダック指数が大幅安となった。アマゾン＜AMZN＞やアップル＜AAPL＞、アルファベットC＜GOOG＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞が下落した。フェイスブックA＜FB＞が売られた。ボーイング＜BA＞やウォルマート＜WMT＞が値を下げた。半面、テスラ＜TSLA＞が高く、メルク＜MRK＞が続伸、バンカメ＜BAC＞が値を上げた。エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞といった石油株が買われた。ナイキ＜NKE＞やフォード＜F＞も上昇した。 　ナスダック総合株価指数は、３１１．２１２ポイント安の１万４２５５．４８５と大幅反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１０億１２５万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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