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1日の米株式市場の概況、経済正常化関連や景気敏感株買われダウ平均株価は大幅反発

配信日時:2021/10/04 08:08 配信元:MINKABU
 1日の米株式市場で、NYダウは前日比482.54ドル高の3万4326.46ドルと大幅反発した。朝方こそ米連邦政府の債務上限問題などへの警戒から不安定な動きとなったものの、一方で自律反発狙いの買いが多く見られたほか、メルク<MRK>が開発中の新型コロナウイルスの経口治療薬が重症化を抑える効果があるとわかり、早急に緊急使用許可を申請すると発表したことから、経済正常化の恩恵を受ける銘柄への買いも目立った。また、9月のISM(サプライマネジメント協会)製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したことも景気敏感株の買いにつながった。なかで、経済正常化への期待からウォルト・ディズニー<DIS>やTHE BOEING CO<BA>が買われ、クレジットカードのビザ<V>、アメリカン・エキスプレス<AXP>も上昇した。なお、ニューヨーク市場の出来高概算は9億1217万株だった。  一方、ナスダック総合指数は、前日比118.115ポイント高の1万4566.697と6日ぶりに反発した。米長期金利上昇が一服したことで、主力ハイテク株に買い戻しの動きがみられ、マイクロソフト<MSFT>、フェイスブックA<FB>、アルファベットA<GOOGL>、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>などが上昇。一方、メルクのニュースが重しとなり、モデルナは大幅安となった。 出所:MINKABU PRESS

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