日経225・本日の想定レンジニュース一覧

日経225・本日の想定レンジ 米国株高や円高一服を映して買い戻し先行へ、35000円台を回復か *08:25JST 米国株高や円高一服を映して買い戻し先行へ、35000円台を回復か [本日の想定レンジ]22日のNYダウは+1016.57ドル高の39186.98ドル、ナスダック総合指数は424.74pt高の16295.64pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比565円高の34845円。本日は米国株の大幅高や円高一服を背景に買い戻しの動きが優勢となりそうだ。前日はイースター休暇明けで外国人投資家の参加が限られるなか、トランプ関税の影響を見極めようと様子見ムードが強まり、小幅に続落。ローソク足は陽線を形成したが、高値と安値も切り下がり上値の重さが意識された。しかし、ベッセント米財務長官が非公開の会合で、「米中貿易戦争の緊張関係はごく近い将来に和らぐ」との認識を表明したとの報道が材料視され、前日の米国株が大幅上昇したほか、円相場も1ドル=143円を伺う円安に振れるなど、外部環境の好転が投資家心理を上向かせるだろう。また、トランプ米大統領が22日、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長を「解任するつもりはない」と語ったことも買い安心感につながり、時間外取引で米国株価指数先物が大きく上昇しており、本日は買い戻しの動きが強まりそうで、日経平均は心理的な節目の35000円台を回復することも想定される。ただ、日米財務相会談を控えているため、会談内容を見極めたいと考える投資家も多く、上値では戻り待ちの売りが出ることも予想されよう。上値のめどは心理的な節目の35000円や25日移動平均線(35237円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限35200円-下限34500円 <SK> 2025/04/23 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株安を映して売り先行へ *08:25JST 米国株安を映して売り先行へ [本日の想定レンジ]21日のNYダウは971.82ドル安の38170.41ドル、ナスダック総合指数は415.55pt安の15870.90pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比105円安の34155円。本日は米国株の大幅下落を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は、円相場が約7カ月ぶりの円高・ドル安となるなか、輸出採算の悪化を警戒した売りなどに3営業日ぶりに反落した。ローソク足は陰線を形成し、5日移動平均線(34315円)を下回って終了した。ただ、日経平均が下落したものの、5日線は依然として上向きで推移しており、株価の回復傾向が続くのか注目される。また、トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)への圧力を強めていることなどが円高の背景となっているが、前日の下げである程度織り込んでいると想定されるほか、円高進行にもやや一服感が出ている。さらに直近の上昇の反動安との見方も多い。しかし、24日からの日米財務相会合の行方や米国の金融政策への不透明感が相場の重荷になっているだけに、本日も為替相場をにらみながらの展開になると予想される。下値のめどは心理的な節目の34000円、10日線(33847円)、心理的な節目の33000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限34000円-下限33500円 <SK> 2025/04/22 08:25 日経225・本日の想定レンジ 手掛かり材料に乏しく個別物色中心に *08:25JST 手掛かり材料に乏しく個別物色中心に [本日の想定レンジ]18日の米国市場は聖金曜日のため、休場だったが、ナイトセッションの225先物は大阪日中比180円安の34650円だった。本日は新規の手掛かり材料に乏しいなか、全般は様子見ムードが強く個別に材料のある銘柄への物色が強まりそうだ。前週末18日は17日に続いてほぼ高値引けとなり、ローソク足は2本連続して陽の大引け坊主に似た形を形成し、上昇基調にある5日移動平均線(34255円)を下値支持線として底堅い展開となった。10日に形成した大陽線の高値(34639円)を上回り、目先は上昇基調が継続すると想定され、25日線(35475円)を目指す動きになるのか注目されるところだ。ただ、18日の欧米市場が聖金曜日で休場だったほか、21日も欧州や香港などがイースターマンデーで休場となり、海外投資家が不在で商いは盛り上がらないだろう。外為市場でも本日早朝は前週末に比べ円高・ドル安に振れており、輸出関連株には買いが向かいにくくなるだろう。一方、今週は23日にファナック<6954>、24日にニデック<6594>、富士通<6702>、25日には信越化<4063>、デンソー<6902>、キーエンス<6861>といった主要企業の2025年3月期決算の発表が本格化する。トランプ関税の影響がどの程度業績に悪影響を及ぼすのか見極めたいと考える投資家が多いと予想されるだけに、業績動向に注目が集まりそうだ。上値のめどは心理的な節目の35000円や25日線、下値のめどは心理的な節目の34000円、5日線(34255)などが挙げられる。[予想レンジ]上限35700円-下限34000円 <SK> 2025/04/21 08:25 日経225・本日の想定レンジ [本日の想定レンジ] 海外投資家の不在で様子見ムードに強い展開か、個別物色中心に *08:25JST [本日の想定レンジ] 海外投資家の不在で様子見ムードに強い展開か、個別物色中心に [本日の想定レンジ]17日の米NYダウは527.16ドル安の39142.23、ナスダック総合指数は20.71pt安の16286.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比35円高の34465円。本日は18日の欧米市場が聖金曜日で休場となることを控えて様子見ムードの強い展開となりそうだ。前日は円高一服などを映して買い戻しが先行し大幅に反発した。ローソク足は陽の大引け坊主に似た形を形成した。陽の大引け坊主は、市場参加者の強い期待感を表し、「買いサイン」と言われている。また、夜間取引の日経225先物は大阪日中比80円高で終わっており、前日からの上昇の流れが続くのか期待される。ただ、前日の米国市場は下落したほか、海外勢も連休モードに入っており、市場参加者の減少が想定されるなかでは、短期筋の仕掛け的な動きには警戒が必要だろう。また、動向が注目された米エヌビディア株は3%超下落しており、東京市場でも半導体関連株には売り優勢となることも想定される。国内でも決算発表シーズンを控えているほか、米国の関税政策の影響が見通しづらいなかでは積極的に動きにくいとみられ、薄商いが続きそうで、個別に材料のある銘柄を選別物色する動きが中心になりそうだ。上値のめどは10日の高値(34639円)、心理的な節目の34500円、下値のめどは、5日移動平均線(34026)や心理的な節目の34000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限34700円-下限34200円 <SK> 2025/04/18 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米株安や円高を受け売り先行へ=日米の関税交渉内容に注視 *08:25JST 米株安や円高を受け売り先行へ=日米の関税交渉内容に注視 [本日の想定レンジ]16日の米NYダウは699.57ドル安の39669.39、ナスダック総合指数は516.01pt安の16307.16、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円安の33835円。本日は米国株安や円高進行を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は米政権による対中輸出規制強化を通じた半導体関連企業の業績悪化懸念などから売りが先行し、5日移動平均線(34072円)を下回って終了した。ローソク氏は4本連続で陰線を引き、高値と安値も前日水準を下回っており、戻りも一服したとみられる。本日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が早期の利下げに慎重な姿勢を示したことを受けて前日の米国市場では主要株価指数が大幅に下落したことが東京市場にも波及することが想定される。また、円相場も1ドル=141円台後半まで円高が進んでいることも輸出採算の悪化が懸念されるだろう。さらに、日米関税交渉が始まるが、赤沢亮正経済再生担当相は、閣僚級の関税交渉に先立ち、トランプ米大統領とも会談した。トランプ米大統領は16日、SNSで「日本の代表団と会えて、光栄だ。大きな進展があった」と表明しており、会談終了後にどのような発言が出てくるのか見定めたいと考える投資家も多いだけに注目されるだろう。内容次第では、相場を大きく揺り動かす可能性があるだけに警戒は必要だろう。下値のめどは、心理的な節目の33500円や33000円、一目均衡表の転換線(32716円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限34000円-下限33000円 <SK> 2025/04/17 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米中貿易摩擦激化への懸念から買い見送りムードか *08:25JST 米中貿易摩擦激化への懸念から買い見送りムードか [本日の想定レンジ]15日の米NYダウは155.83ドル安の40368.96、ナスダック総合指数は8.31pt安の16823.17、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の34490円。本日は米中貿易摩擦激化への警戒感から買い手控えムードが広がりそうだ。前日はトランプ米政権が自動車などに対する関税に柔軟な姿勢を示したことから投資家心理が上向き、買いが先行して始まったものの、日米関税交渉を前に方向感を欠く展開となった。前日の米国市場は、中国政府は国内航空会社に対し、米ボーイングの航空機を受け取らないよう命じたほか、米エヌビディアに対中輸出許可が今後必要になると米政府から通知を受けたと伝わるなど、米中貿易戦争の激化が懸念され、主要株価指数は下落した。東京市場もこうした関税政策への警戒感から買い手控えムードが強まる可能性がある。ただ、17日からは日米の関税交渉が始まることから交渉の行方を見極めたいとの思惑も強く、積極的に売り買いを手掛ける雰囲気になっておらず、低調な商いが続いており、短期筋による仕掛け的な動きには警戒が必要だろう。日経平均は上向きで推移する5日移動平均線(33631円)を割り込むことなく推移しており、株価も戻り基調継続を期待する向きも多く、強弱感が交錯している状況だろう。上値のめどは、10日の高値(34639円)や心理的な節目の35000円などがあり、下値のめどは、心理的な節目の34000円や33500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限34700円-下限34000円 <SK> 2025/04/16 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株高などを映して買い先行か *08:25JST 米国株高などを映して買い先行か [本日の想定レンジ]14日の米NYダウは312.08ドル高の40524.79、ナスダック総合指数は107.02pt高の16831.48、シカゴ日経225先物は大阪日中比125円高の34295円。本日は前日の米国株高を映して買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。前日は、スマートフォンなど電子機器が米国の相互関税から除外されたことを好感された。一時700円超上昇したが、10日の高値(34639円)を前に伸び悩んだ。ローソク足は寄り引け接近の小陰線から上下にひげを出した十字線に似た形状を形成した。本日も米国株高や円高一服を背景に買い戻しの動きが優勢となりそうだ。下向き推移を続けていた5日移動平均線(33380円)が上向きに転じたことで、短期的な買い戻しが続き25日線(35880円)や3月11日の安値(35987円)までの回復局面に移行できるかが注目されるところだ。ただ、トランプ米政権の関税に関する報道には引き続き警戒が必要だろう。上値のめどは、10日の高値や心理的な節目の35000円、25日線などがあり、下値のめどは、心理的な節目の5日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限34700円-下限34000円 <SK> 2025/04/15 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米国株高や円高一服を背景に買い戻し先行か *08:25JST 米国株高や円高一服を背景に買い戻し先行か [本日の想定レンジ]11日の米NYダウは619.05ドル高の40212.71、ナスダック総合指数は337.15pt高の16724.46、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の33650円。本日は前週末の米国株高などを映して買い戻しの動きが先行して始まりそうだ。前週末11日は、米中貿易摩擦激化懸念から大幅安となり、一時32626円まで下押す場面があったものの、9日の高値(32565円)近辺である32500円を目前に大きく下げ幅を縮め、下値での買い需要は確認する形となり、ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成した。ただ、25日移動平均線(35996円)などは依然として下向きで推移しており、下落トレンドは続く可能性がある。一方、トランプ米大統領は、相互関税の対象から除外すると発表したスマートフォンなどの電子機器について、国の安全保障に悪影響を及ぼすかどうか調べ、別の関税を課す方針を明らかにするなど、関税政策に対する先行き不透明感は拭えていない。本日は前週末の米国株の上昇を受けて買い戻しの動きとなりそうだが、トランプ政権の関税関連報道には引き続き注意が必要で値動きの荒い展開が続くことも予想される。上値のめどは、心理的な節目の34000円や一目均衡表の基準線である34500円近辺などがあり、下値のめどは、心理的な節目の33500円や33000円、9日の高値などが挙げられる。[予想レンジ]上限34000円-下限32500円 <SK> 2025/04/14 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米中貿易摩擦の激化懸念から売り優勢に *08:25JST 米中貿易摩擦の激化懸念から売り優勢に [本日の想定レンジ]10日の米NYダウは1014.79ドル安の39593.66、ナスダック総合指数は737.66pt安の16387.31、シカゴ日経225先物は大阪日中比1240円安の33400円。本日は米中貿易摩擦激化への警戒感から下落した前日の米国市場安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日はトランプ米大統領が貿易相手国ごとに設定した関税上乗せ分を中国を除き一時停止すると表明したことが好感され大幅反発。5日移動平均線(32850円)を上回り、ローソク足は大陽線を形成した。大陽線を形成すると、上昇トレンドの始まりを示すとされる。しかし、米ホワイトハウスは10日、トランプ大統領が中国に課した追加関税は累計145%で、前日示した125%ではないことを明らかにしたため、米中貿易摩擦の激化に対する懸念が改めて意識されることになりそうだ。夜間取引の日経225先物は一時32000円台まで下落するなど大幅に下落していることも投資家心理の悪化は免れないと予想される。また、トランプ関税の先行きが見通しづらく、週末とあって、持ち高調整の動きも強まることが想定されるだろう。下値のめどは、心理的な節目の33500円や33000円、32500円、4月8日の高値である33257円などが挙げられる。[予想レンジ]上限33500円-下限32500円 <SK> 2025/04/11 08:25 日経225・本日の想定レンジ 相互関税の上乗せ一時停止を材料に買い戻し優勢に、35000円台回復へ *08:25JST 相互関税の上乗せ一時停止を材料に買い戻し優勢に、35000円台回復へ [本日の想定レンジ]9日の米NYダウは2962.86ドル高の40608.45、ナスダック総合指数は1857.06pt高の17124.97、シカゴ日経225先物は大阪日中比3030円高の34860円。トランプ米大統領が日本時間10日早朝、発動した相互関税について、貿易相手国ごとに設定した関税上乗せ分を中国を除き90日間停止すると表明した。本日はこれを好感して急騰した前日の米国株高を背景に買い戻しの動きが強まり、35000円台を回復しそうだ。前日は米中貿易摩擦の激化懸念を背景にリスク回避の動きが強まり、下値模索の展開となった。ただ、トランプ米大統領が相互関税の上乗せ分を停止すると表明したことで、世界景気の減速への警戒感が後退し、投資家心理の改善が期待されるだろう。夜間取引の日経225先物も35000円台を回復して終了しており、指数インパクトの大きい銘柄など幅広い銘柄に買い戻しの動きが強まりそうだ。一方、米政権は、相互関税への報復措置を打ち出した中国に対しては計125%に引き上げることを表明しており、米中貿易摩擦への懸念は一段と強まっているだけに、先行き不透明感は完全には拭えないだろう。上値のめどは、心理的な節目の35000円や35500円、2日の高値(35778円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限35500円-下限34500円 <SK> 2025/04/10 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米中貿易摩擦激化懸念からリスク回避の動きか *08:25JST 米中貿易摩擦激化懸念からリスク回避の動きか [本日の想定レンジ]8日の米NYダウは320.01ドル安の37645.59、ナスダック総合指数は335.35pt安の15267.91、シカゴ日経225先物は大阪日中比855円安の32245円。本日は米中貿易摩擦の激化懸念から下落した前日の米国株安を映して、売りが先行して始まりそうだ。前日は米テック株高や円高一服などを背景に心理的な節目の33000円を意識したもみ合いが続いた。目先的には自律反発の動きが続くことが期待されるが、本日は米中の関税政策に対する不安感が相場に暗い影を落とすことになりそうだ。また、関税政策による米国の物価高騰や景気減速も警戒されよう。夜間取引の日経225先物は一時31000円台へと下落するなど再び下げに転じており、投資マインドは悪化しそうだ。上値のめどは、5日移動平均線(33678円)、節目の34000円、下値のめどは、節目の32000円や31500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限32500円-下限31500円 <SK> 2025/04/09 08:25 日経225・本日の想定レンジ 急落の反動などから買い戻し先行、自律反発か *08:25JST 急落の反動などから買い戻し先行、自律反発か [本日の想定レンジ]7日の米NYダウは349.26ドル安の37965.60、ナスダック総合指数は15.47pt高の15603.26、シカゴ日経225先物は大阪日中比1265円高の32225円。本日は前日の急落の反動に加え、前日の米テック株高や円高一服などを背景に自律反発の展開が予想される。前日は米中貿易摩擦の激化懸念からリスク回避の動きが強まり、昨年8月安値(31156円)を下回った。25日移動平均線(36689円)とのかい離率は15%超に拡大しており、売られ過ぎの状況にあり、短期的なリバウンド局面になりそうだ。前日の米国市場では、トランプ大統領が「中国以外の国・地域に対する関税措置を90日間停止することを検討している」と報じられたことをきっかけに、買い戻しの動きが強まったが、トランプ政権はこれを「フェイクニュース」と否定し、再び売りに押されるなど、荒い展開となったが、米ハイテク株が相場を支えており、本日は自律反発を狙った動きが先行しそうだ。また、夜間取引の日経225先物も32000円台を回復しているため、先物高にさや寄せする動きが先行するだろう。ただ、関税発動による物価の上昇や景気減速への警戒感は根強い。投資家の関心は関税計画に行方に移っており、引き続き関連報道に左右される展開に変化はないだろう。上値のめどは、節目の32000円や33000円、下値のめどは、節目の31000円や30000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限32500円-下限31500円 <SK> 2025/04/08 08:25 日経225・本日の想定レンジ 米中貿易戦争への警戒感からリスク回避の動き継続 *08:25JST 米中貿易戦争への警戒感からリスク回避の動き継続 [本日の想定レンジ]4日の米NYダウは2231.07ドル安の38314.86、ナスダック総合指数は962.82pt安の15587.79、シカゴ日経225先物は大阪日中比1515円安の32245円。米国の相互関税発動に対し、中国が報復関税を課すと発表したことから貿易戦争の激化に対する懸念から急落した前週末の米国株安を背景にリスクオフの流れが波及すると想定される。また、夜間取引の日経225先物も一時32000円台割り込む31970円まで下押しており、下値模索の動きが続くことが見込まれる。ただ、25日移動平均線(36930円)とのかい離率は8.5%に達し、売られ過ぎのサインとされる5%を超えており、短期的なリバウンドへの期待感はあるものの、9日に米国の相互関税の発動を控えることから、米国と各国の交渉の行方を見極めたいとの見方も根強く、戻りがあっても限定的だろう。下値のめどは、心理的な節目の32000円や昨年8月安値(31156円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限33000円-下限32000円 <SK> 2025/04/07 08:25 日経225・本日の想定レンジ 世界景気の減速懸念からリスク回避の動き継続か *08:25JST 世界景気の減速懸念からリスク回避の動き継続か [本日の想定レンジ]3日の米NYダウは1679.39ドル安の40545.93、ナスダック総合指数は1050.44pt安の16550.61、シカゴ日経225先物は大阪日中比955円安の33895円。トランプ米大統領が2日発表した相互関税の具体的な内容を受け、世界景気の減速リスクや企業業績の悪化懸念からリスク回避の動きが続きそうだ。前日は35000円台で始まった後、34100円台まで下げ幅を広げ、その後は下げ渋りを見せた。ただ、ローソク足はマドを空けて下げ、5本連続で陰線を引いて強い売り圧力を窺わせた。大幅安後の自律反発に対する期待はあるものの、前日は欧州株や米国株など世界的に株安が連鎖しているほか、夜間取引の日経225先物は33620円まで急落しており、下値模索の動きが続くことが想定される。下値のめどは、心理的な節目の34000円や33500円、昨年8月7日の安値(33739円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限34000円-下限33500円 <SK> 2025/04/04 08:25 日経225・本日の想定レンジ 相互関税を受けリスク回避の動き、下値模索か *07:53JST 相互関税を受けリスク回避の動き、下値模索か [本日の想定レンジ]2日の米NYダウは235.36ドル高の42225.32、ナスダック総合指数は151.16pt高の17601.05、シカゴ日経225先物は大阪日中比230円高の35990円。トランプ米大統領は2日、日本を含む貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税を導入すると発表した。国・地域別の関税率は日本が24%、中国が34%、英国が10%、欧州連合(EU)が20%などとなっている。本日は、相互関税発動による世界景気の減速への懸念からリスク回避の動きが強まりそうだ。相互関税発表を受け、日経225先物は夜間取引で急落し、節目の35000円を割り込む34830円で引けているほか、時間外取引で米国株価指数先物も大幅に下落しており、下値リスクが高まりそうだ。下値のめどは、心理的な節目の34500円や34000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限35000円-下限34500円 <SK> 2025/04/03 07:53 日経225・本日の想定レンジ 買い戻し先行も、上値の重い展開が継続か *08:25JST 買い戻し先行も、上値の重い展開が継続か [本日の想定レンジ]1日の米NYダウは11.80ドル安の41989.96、ナスダック総合指数は150.60pt高の17449.89、シカゴ日経225先物は大阪日中比125円高の35745円。本日も全般は様子見ムードが強い展開が想定される。前日は自律反発を狙った買いが先行したものの、節目の36000円近辺を上値に失速した。ローソク足は31日の長い実体の陰線の下に並ぶ陰線を形成し、下値不安を残す形となった。本日は前日の米ハイテク株高などを背景に買い戻しの動きが先行して始まりそうだが、日本時間のあす午前4時ごろに公表される相互関税の詳細を見極めたいとの見方が強く、リバウンド力の弱い展開が続くことが想定され、前日の安値(35541円)付近である心理的な節目の35500円近辺で下値を固めることができるのか注目されるところだ。上値のめどは、節目の36000円、3月28日の安値(36864円)などで、下値のめどは、前日の安値や心理的節目の35500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限36000円-下限35500円 <SK> 2025/04/02 08:25 日経225・本日の想定レンジ 突っ込み警戒感から買い戻し先行も、戻りは鈍いか *08:25JST 突っ込み警戒感から買い戻し先行も、戻りは鈍いか [本日の想定レンジ]31日の米NYダウは417.86ドル高の42001.76、ナスダック総合指数は23.70pt安の17299.29、シカゴ日経225先物は大阪日中比325円高の36045円。本日は、急ピッチの下げの反動から買い戻しが先行して始まりそうだが、戻りは鈍いと想定される。前日は、トランプ米政権の高関税政策への懸念からリスク回避の動きが強まり、マドを空けて下落し、一段安となった。ローソク足は上ヒゲのない陰の寄り付き坊主を形成した。陰の寄り付き坊主は、基本的には投資家の強い失望を表し、市場心理は売り姿勢が持続することが多いとされる。また、5日移動平均線(37269円)が25日線(37472円)を下抜けるデッドクロスを形成し、短期的な下値リスクは警戒されるところだろう。昨年9月9日の安値(35247円)が意識されるなか、自律反発が想定されるものの、戻りは限定的となりそうだ。上値のめどは、節目の36000円、3月28日の安値(36864円)などで、下値のめどは、昨年9月9日の安値や節目の35000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限36000円-下限35300円 <SK> 2025/04/01 08:25 日経225・本日の想定レンジ リスク回避の動き、下値模索か *08:25JST リスク回避の動き、下値模索か [本日の想定レンジ]28日の米NYダウは715.80ドル安の41583.90、ナスダック総合指数は481.04pt安の17322.99、シカゴ日経225先物は大阪日中比630円安の36380円。本日は、米国株安や円高進行など外部環境の悪化を背景にリスク回避の動きが優勢となりそうだ。前週末はトランプ米政権による高関税政策に対する懸念から売り圧力が強まり、一時節目の37000円を割り込み、25日移動平均線(37594円)を大幅に下回り、17日の上昇で空けたマドを埋める形となった。夜間取引の日経225先物は36300円で取引を終え、日経平均の終値ベースでの3月安値(13日の36790円)をも下回っている。リスクオフの動きが強まり、目先的には節目の36000円割れも視野に入ってくることが想定される。下値のめどは、13日の安値や心理的な節目の36500円。36000円、11日の安値(35987円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限36800円-下限36000円 <SK> 2025/03/31 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行も配当の再投資への期待から下げ渋りか *08:25JST 売り先行も配当の再投資への期待から下げ渋りか [本日の想定レンジ]27日の米NYダウは155.09ドル安の42299.70、ナスダック総合指数は94.98pt安の17804.03、シカゴ日経225先物は大阪日中比15円安の37395円。本日は、前日の米国株安などを背景に売りが先行して始まりそうだが、配当などの権利落ちに伴う再投資への思惑から下げ渋りが想定される。前日は、トランプ米政権による高関税政策が嫌気され、下落して始まったあとは25日移動平均線(37676円)近辺を下値に下げ渋りをみせた。前日の米国市場も下落したが、東京市場では先に消化しただけに、あらためて売り材料にならない可能性がある。また、配当権利落ちに伴う目減り分を補うため、機関投資家による先物買いが入る可能性もあり、相場を支える要因になりそうだ。さらに、一目均衡表の転換線(37407円)が上向きに転じていることから、相場の地合いが改善するのか注目されよう。上値のめどは、節目の38000円、下値のめどは、25日線や心理的な節目の37500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限37800円-下限37300円 <SK> 2025/03/28 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行、25日線水準を維持できるか *08:25JST 売り先行、25日線水準を維持できるか [本日の想定レンジ]26日の米NYダウは132.71ドル安の42454.79、ナスダック総合指数は372.85pt安の17899.01、シカゴ日経225先物は大阪日中比340円安の37460円。本日は、トランプ米大統領が米国に輸入される自動車に25%の関税を課すと発表したことが嫌気され下落した米国市場の流れを受け、売りが先行して始まりそうだ。前日は、5日移動平均線(37769円)を下値抵抗帯として上昇し、強い動きとなった。しかし、トランプ米大統領の高関税政策を背景に本日は利益確定売りが増加しそうだ。本日は3月期末の配当などの権利付き最終売買日にあたる。落ち分は300円程度あると試算されており、あすは理論的に落ち分だけ水準が切り下がる。前日の終値(38027円)のほぼ300円下には25日線(37725円)が位置しており、25日線水準を維持できるのかが目先のポイントになるだろう。下値のめどは、一目均衡表の基準線である37747円や心理的な節目の37500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限37800円-下限37500円 <SK> 2025/03/27 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行、上値を抑えられている25日線を上回って終われるか *08:25JST 買い先行、上値を抑えられている25日線を上回って終われるか [本日の想定レンジ]25日の米NYダウは4.18ドル高の42587.50、ナスダック総合指数は83.27pt高の18271.86、シカゴ日経225先物は大阪日中比240高の37820円。本日は米国株高などを背景に買いが先行して始まることが想定される。ただ、上値抵抗帯となっている25日移動平均線(37781円)を上回って終了できるかが引き続きポイントになりそうだ。前日は、トランプ米政権が追加関税について姿勢を軟化させているとの観測から投資マインドが上向き、25日線水準を上回って始まったものの、19日の直近高値(38128円)を目前に失速し、25日水準を下回って終わり、ローソク足は陰線を形成した。下落基調が続く25日線が上値を圧迫する要因となっているが、5日線(37655)水準を上回って推移しており、5日線を支援材料に上値トライにつながるのかが注目されるだろう。上値のめどは、19日高値や200日線(38567円)などがあり、下値のめどは、5日線(37655円)や心理的な節目の37500などが挙げられる。[予想レンジ]上限38200円-下限37700円 <SK> 2025/03/26 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行、25日線水準を突破して終了するか *08:25JST 買い先行、25日線水準を突破して終了するか [本日の想定レンジ]24日の米NYダウは597.97ドル高の42583.32、ナスダック総合指数は404.54pt高の1888.59、シカゴ日経225先物は大阪日中比385円高の37735円。本日は米国株高や円安など外部環境の改善を背景に買いが先行して始まりそうだが、上値抵抗帯となっている25日移動平均線(37835円)を上回って終了できるかがポイントになりそうだ。前日はトランプ米政権の関税政策に対する不透明感から始値を高値に安値引けとなった。ローソク足は上ヒゲ、下ヒゲともにない陰の丸坊主を形成した。陰の丸坊主は、売り圧力が優勢でほぼ一本調子に下げていったことを示すため、売りサインと言われている。ただ、3月期末を前に市場エネルギーが減少しているため、だましの可能性もあり、注意が必要だ。上値のめどは、25日線や節目の38000円、19日高値(38128円)などがあり、下値のめどは、5日線(37655円)や心理的な節目の37500などが挙げられる。[予想レンジ]上限38200円-下限37800円 <SK> 2025/03/25 08:25 日経225・本日の想定レンジ もみ合いか、強弱感対立する構図続く *08:25JST もみ合いか、強弱感対立する構図続く [本日の想定レンジ]21日の米NYダウは32.03ドル高の41985.35、ナスダック総合指数は92.42pt高の17784.05、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円安の37355円。本日は強弱感が対立するなか、もみ合い展開が予想される。前週末は取引開始から上値を伸ばし、25日移動平均線(37909円)を上回る場面もあったものの、大引けにかけてはマイナスに転じ、25日線を下回って終了した。ローソク足は下ヒゲのない陽の寄り付き坊主を形成した。陽の寄り付き坊主は参加者の強い期待を表し、強気が持続されることが多いとされる一方、上ヒゲが長いため、反落する可能性もあるなど強弱感が対立している局面と言えるのではないか。ただ、TOPIXは前週末で7連騰しており、ハイテク株など指数寄与度の高いグロース株の動きがさえないなか、バリュー株への資金シフトの動きが続くなら、相場を下支えすることも想定される。上値のめどは、25日線や節目の38000円などがあり、下値のめどは、5日線(37544円)や心理的な節目の37000などが挙げられる。[予想レンジ]上限38000円-下限37500円 <SK> 2025/03/24 08:25 日経225・本日の想定レンジ もみ合い展開、強弱感対立か *08:25JST もみ合い展開、強弱感対立か [本日の想定レンジ]21日の米NYダウは11.31ドル安の41953.32、ナスダック総合指数は59.16pt安の17691.63、シカゴ日経225先物は休日前大阪日中比65円安の37435円。本日は強弱感が対立するなか、もみ合い展開が予想される。19日は取引開始後から上値を伸ばし、25日移動平均線(37961円)を上回る場面があったものの、後場に入ると失速し安値引けとなった。ローソク足は陰の大引け坊主を形成した。陰の大引け坊主を形成すると、市場心理は弱気が持続する可能性が高く、一般的には売りサインとされる。一方、3月7日や2月28日の下落で形成した窓を埋めるリバウンドが続いたほか、東証株価指数(TOPIX)は6連騰するなど、底打ち反転への期待感が引き続き相場を支えることになりそうだ。こうした好悪材料が交錯するなか、全般はレンジ内の動きにとどまりそうだ。上値のめどは、25日線や節目の38000円などがあり、下値のめどは、心理的節目の37500円や5日線(37367円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38000円-下限37500円 <SK> 2025/03/21 08:25 日経225・本日の想定レンジ 利食い先行、日米の金融政策決定会合を前に上昇一服か *08:25JST 利食い先行、日米の金融政策決定会合を前に上昇一服か [本日の想定レンジ]18日の米NYダウは260.32ドル安の41581.31、ナスダック総合指数は304.54pt安の17504.12、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円安の37535円。本日は前日の米国株安や連日の上昇の反動などから利食い売りが先行し、上げ一服となりそうだ。前日は、窓を開けて上昇し、一時は25日移動平均線(38003円)を上回る場面があり、地合い改善を確認する形となった。7日の下落で空けた窓(37580円)を完全に埋め、底入れ期待が一段と強まる動きとなった。ただ、春分の日を前に連日3桁の上昇が続いたほか、取引終了後には植田和男日銀総裁の記者会見、翌日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えるため、目先的には利食い売りや持ち高調整の動きが強まる場面が予想される。また、下落基調が続く25日線が上値抵抗帯となりそうなほか、2月28日の下落で空けた窓(38061円)を埋める前に揺り戻しが起きる可能性もある。上値のめどは、25日線や2月27日の安値などがあり、下値のめどは、17日の高値(37563円)や心理的な節目の37500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限37800円-下限37400円 <SK> 2025/03/19 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行、節目の38000円を目指す動きか *08:25JST 買い先行、節目の38000円を目指す動きか [本日の想定レンジ]17日の米NYダウは353.44ドル高の41841.63、ナスダック総合指数は54.57pt高の17808.66、シカゴ日経225先物は大阪日中比490円高の37690円。本日は米国株の上昇を受けて買いが先行して始まることが想定される。前日は大幅高で始まり、終日堅調な展開が続いた。7日の下落で空けた窓の上限(37580円)を完全に埋めることは出来なかったものの、買い一巡後は下値も堅く、ローソク足は小陰線を形成して終了した。ただ、上昇に転じた5日移動平均線(36970円)を大きく上回るなど短期的な買い圧力の強まりを窺わせた。しかし、本日から日米で金融政策決定会合が開催される。日米ともに政策変更はないと想定されるが、中銀トップがどのような発言をするのか確認したいと考える向きも多く、買い一巡後は様子見ムードが広がり、上値が重くなる場面もありそうだ。上値のめどは心理的な節目の38000円や25日線(38041円)などが挙げられる。[予想レンジ]上限38000円-下限37200円 <SK> 2025/03/18 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行、窓埋めに向けた動きに *08:25JST 買い先行、窓埋めに向けた動きに [本日の想定レンジ]17日の米NYダウは674.62ドル高の41488.19、ナスダック総合指数は451.08pt高の17754.09、シカゴ日経225先物は大阪日中比500円高の37360円。本日は米国株の上昇を映して買いが先行して始まることが想定される。前週末は売り先行で始まったものの、早々に切り返し、戻りを試す展開となった。ローソク足は上ヒゲと下ヒゲが短い大陽線を形成した。また、5日移動平均線(36896円)が上向きに転じたほか、日々線が節目の37000円を上回って終了したことで反転局面入りが期待されるところだ。大陽線が形成されると、今までの相場から新しい相場に移行した可能性が高いと見るシグナルとされ、戻り局面が期待され、7日の急落で空いたマドの上限である37580円を早期に突破できるのかが注目される。ただ、今週は18日から日米で金融政策決定会合が開かれるだけに、結果を見極めたいと様子見姿勢を強める投資家も多いとみられ、戻りが鈍ければ上値の重さが意識される場面もありそうだ。上値のめどは3月6日の安値(37580円)、心理的な節目の38000円、下値のめどは5日線や大陽線の半値水準である36900円前後、心理的な節目の36500円などが挙げられる。[予想レンジ]上限37600円-下限36800円 <SK> 2025/03/17 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行、トランプ関税の先行き不透明感強く軟調か *08:25JST 売り先行、トランプ関税の先行き不透明感強く軟調か [本日の想定レンジ]13日の米NYダウは537.36ドル安の40813.57、ナスダック総合指数は345.44pt安の17303.01、シカゴ日経225先物は大阪日中比50円安の36700円。本日は、米国株安などを映して売りが先行して始まりそうだ。前日は、米国のインフレ再燃懸念が和らいだことから買いが先行し、一時5日移動平均線(36863円)を上回る場面もあったものの、トランプ政権による高関税政策に対する不透明感から失速し、小反落した。ローソク足は陰線を形成した。ただ、高値と安値は切り上がり、直近11日の安値(35793円)を底に反転基調を維持する形となった。目先は7日の下落で空けたマドの上限(37580円)を埋め戻せるのかが注目される。一方、トランプ米大統領が欧州のアルコール製品に大幅関税を課すと表明し、貿易摩擦拡大への警戒が高まるなど先行き不透明要因が多く、休日を前に持ち高を一方向に傾けづらく、買い見送りムードが強まることが想定される。上値のめどは節目の37000円や5日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限36800円-下限36300円 <SK> 2025/03/14 08:25 日経225・本日の想定レンジ 買い先行、5日線を突破しマド埋めの動きにつながるか *08:25JST 買い先行、5日線を突破しマド埋めの動きにつながるか [本日の想定レンジ]12日の米NYダウは82.55ドル安の41350.93、ナスダック総合指数は212.35pt高の17648.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比315円高の37105円。本日は、米ハイテク株高を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は、トランプ政権による高関税政策による景況感の悪化への懸念と値ごろ感や目先底打ちへの期待などという強弱感が対立するなか、小動きとなり、小幅に反発した。ローソク足は小陽線を形成。上ヒゲは5日移動平均線(37046円)に届かず、下ヒゲは36819円と昨年9月に形成したダブルボトムのネックラインである36900円近辺でとどまり、売り買いが拮抗する展開となった。本日は米ハイテク株を映して自律反発の展開が想定されるが、前日のローソク足が小陽線を形成したことで、相場に方向感がなく、見送り姿勢が強くなりそうだ。また、25日線(38259円)や75日線(38825円)は下落基調にあるだけに先安不安感は解消されていないようだ。早期に7日の下落で空けたマドを埋める動きになるのか注目される。上値のめどは節目の37000円や5日線などが挙げられる。[予想レンジ]上限37300円-下限36800円 <SK> 2025/03/13 08:25 日経225・本日の想定レンジ 売り先行、トランプ政権の高関税政策を嫌気か *08:25JST 売り先行、トランプ政権の高関税政策を嫌気か [本日の想定レンジ]11日の米NYダウは478.23ドル安の41433.48、ナスダック総合指数は32.22pt安の17436.10、シカゴ日経225先物は大阪日中比235円安の36525円。本日は、トランプ政権による高関税政策への警戒感から下落した前日の米国市場の流れが波及し、売りが先行して始まりそうだ。前日は10日の終値(37028円)を大きく下振れて始まった後は下値模索の展開となり、一時約半年ぶりに節目の36000円台を割り込んだ。ただ、売りが一巡した前場中盤以降は戻り歩調に転じ高値引けとなった。ローソク足は下ヒゲの長い陽の大引け坊主を形成した。このローソク足を形成すると、目先は買い姿勢の強さが持続されることが多い。ただ、トランプ米大統領は11日、カナダから輸入される鉄鋼とアルミニウムへの追加関税を2倍の50%に引き上げると表明しており、貿易摩擦激化への警戒感が相場の重荷となりそうだ。一方、米国とウクライナの両政府は11日、ロシアによる侵略を受けるウクライナが米国の提示した30日間の停戦案を受け入れることで合意したと表明。地政学リスクに対する懸念が和らぎ、投資家心理を上向させ、相場を下支えする要因につながるかもしれない。しかし、依然として5日線(37166円)や25日線(38327円)、75日線(38843円)は下落基調をたどっているだけに、下値不安は拭えていないようだ。上値のめどは節目の37000円や5日線、下値のめどは昨年9月9日の安値(35247円)、節目の35000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限36900円-下限36500円 <SK> 2025/03/12 08:25

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