注目トピックス 日本株ニュース一覧
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続落、東エレクが1銘柄で約93円分押し下げ
29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり18銘柄、値下がり206銘柄、変わらず1銘柄となった。日経平均は大幅に3日続落。741.82円安の29442.14円(出来高概算7億4613万株)で前場の取引を終えている。28日の米国市場でのNYダウは569.38ドル安(-1.63%)と大幅反落。9月消費者信頼感指数が予想外に悪化したことに加え、イエレン財務長官が政府機関閉鎖などのリスクを警告したことで投資家心理が悪化。米長期金利が6月中旬以来となる水準まで上昇したこともあり、ハイテク株を中心に売られ、景気敏感株もエネルギーや金融以外は大きく売られた。急ピッチでの金利上昇が嫌気されたナスダック総合指数は2.82%安、米フィラデルフィア半導体(SOX指数)は3.80%安と特に下げがきつかった。本日の日経平均は、ほぼ全面安となった米国市場の流れを引き継いだほか、9月末の配当権利落ちで180円程の下げも加わり、572.04円安の29611.92円とギャップダウンでスタート。寄り付き直後は29600円前後でのもみ合いが続いていたが、前場中頃からは下げ幅を拡げはじめ、前引け近くには一時825.70円安の29358.26円まで下げる場面があった。個別では、米ハイテク株安の急落を背景に東エレク<8035>、アドバンテス<6857>などの半導体関連株のほか、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>などの値がさ株を中心に急落しており、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、ファナック<6954>など主力株も軒並み大幅に下落している。米長期金利が上昇している中ではあるが、三菱UFJ<8306>などの大手金融株も大幅安に。そのほか、政府が保有する株式の第3次売却を年内実施する方針と伝わった日本郵政<6178>、第1四半期が大幅減益決算となったハニーズHD<2792>などが大幅安となり、今期の成長鈍化見通しや減配計画が嫌気されたヒマラヤ<7514>は下落率2桁台の急落で、公募増資の実施を発表したヒューリック<3003>と共に値下がり率上位に並んだ。一方、9月末での緊急事態宣言の全面解除が決まり、10月からの行動制限緩和の期待を背景に、エイチ・アイ・エス<9603>やエアトリ<6191>などの旅行関連が大幅高、ANA<9202>などの大手空運株も上昇し、JR東<9020>などの陸運大手、OLC<4661>などのレジャー関連も堅調。前日までの急落が目立っていた海運大手については、日本郵船<9101>が底堅く、川崎汽船<9107>は大幅な上昇となっている。セクターでは精密機器、電気機器、保険業などが下落率上位となっている一方、空運業、海運業の2業種のみが上昇となっている。東証1部の値下がり銘柄は全体の87%、対して値上がり銘柄は9%となっている。値上がり寄与トップは日揮HD<1963>となり1銘柄で日経平均を約1円押し上げた。同2位はJR東海<9022>となり、川崎汽船<9107>、JR東<9020>、クラレ<3405>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約93円押し下げた。同2位はダイキン<6367>となり、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 29442.14(-741.82)値上がり銘柄数 18(寄与度+3.90)値下がり銘柄数 206(寄与度-745.72)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<1963> 日揮HD 1086 32 +1.15<9022> JR東海 17325 150 +0.54<9107> 川崎船 6830 140 +0.50<9020> JR東日本 7449 84 +0.30<3405> クラレ 1085 8 +0.29<7013> IHI 2813 73 +0.26<5801> 古河電 2509 48 +0.17<9101> 郵船 9470 40 +0.14<4004> 昭電工 2738 40 +0.14<9202> ANA 2872 32 +0.12<8253> クレセゾン 1485 3 +0.11<9021> JR西日本 5413 14 +0.05<8303> 新生銀 1880 13 +0.05<9501> 東電力HD 344 5 +0.02<7211> 三菱自 301 5 +0.02<7003> 三井E&S 516 4 +0.01<7012> 川重 2603 3 +0.01<5202> 板硝子 581 1 +0.00○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 51240 -2600 -93.63<6367> ダイキン 24330 -1085 -39.07<6857> アドバンテ 10290 -530 -38.17<6098> リクルートHD 6780 -294 -31.76<9984> ソフトバンクG 6647 -135 -29.17<4063> 信越化 19370 -675 -24.31<6954> ファナック 24715 -615 -22.15<4543> テルモ 5238 -145 -20.89<6758> ソニーG 12355 -565 -20.35<2413> エムスリー 8020 -194 -16.77<9433> KDDI 3732 -74 -15.99<6762> TDK 4090 -125 -13.32<6971> 京セラ 6935 -177 -12.75<6976> 太陽誘電 6730 -350 -12.60<7733> オリンパス 2372.5 -86 -12.39<9983> ファーストリテ 78330 -340 -12.24<9735> セコム 8049 -334 -12.03<4519> 中外薬 4092 -101 -10.91<4568> 第一三共 2931.5 -92.5 -9.99<7832> バンナムHD 8367 -275 -9.90
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2021/09/29 12:32
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/29(1)】ふくおかFG、東京センチュリーとリース事業で資本業務提携へ
■ふくおかFG<8354>、東京センチュリー<8439>とリース事業に関する資本業務提携に向けた基本合意書を締結■仕込み代行サービス提供のシコメルフードテック、総額1.5億円の資金調達を実施■アステナHD<8095>傘下のイワキ、住建情報センターからヘルスケア事業を譲り受け■NTTドコモ・ベンチャーズ、ビッグデータを高速に処理するデータベース開発の米TileDB社に出資■酪農・畜産向けIoTソリューション提供のファームノートHD、総額14.4億円の資金調達を実施■台湾発のSaaSスタートアップのKdan Mobile Software、シリーズBで約17億円の資金調達を実施 日本市場へ本格参入■動画制作サービス「VideoWorks」運営のCrevo、総額約5億円の資金調達を実施■金融庁、福井銀行<8362>が子会社化する福邦銀行が提出した資金交付制度に係る「実施計画」を認定 第1号案件■オーケー、関西スーパーマーケット<9919>に対し質問状を送付■トヨタ自動車<7203>子会社のウーブン・プラネットHD、自動車向けオペレーティングシステム開発の米Renovo Motorsを買収■中部電力<9502>、ベトナムの再生可能エネルギー事業会社ビテクスコパワー社に出資■SOMPOホールディングス<8630>グループ、インシュアテック企業の豪Cover Geniusに出資■部屋探しプラットフォーム「カナリー」運営のBluAge、シリーズBで総額約12億円の資金調達を実施■福邦銀行、公的資金60億円全額を返済■フィデアHD<8713>傘下の北都銀行、公的資金100億円のうち50億円を返済■ニーズウェル<3992>、建設業界・建機業界向けシステム開発・MVNO事業の零壱製作を買収■新生銀行<8303>、SBIホールディングス<8473>による対質問回答報告書について「内容その他関連情報を併せて評価・検討を行った上で意見を表明」■SBIホールディングス<8473>、新生銀行<8303>の質問に対する対質問回答報告書を提出【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
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2021/09/29 12:08
注目トピックス 日本株
ハニーズHD---大幅続落、第1四半期の大幅減益決算をネガティブ視
ハニーズHD<2792>は大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は4.6億円で前年同期比35.6%減益となっている。据え置きの上半期計画21億円、前年同期比10.9%減、通期計画45億円、前期比19.5%増に対して低進捗となっており、ネガティブに捉える動きが優勢に。8月に入ってから、新型コロナまん延による大型商業施設の入場制限など、前年以上に人流抑制が求められて客数に影響したこと、中旬の気温低下と天候不順などが響いたようだ。
<ST>
2021/09/29 11:14
注目トピックス 日本株
ヒューリック---大幅安、公募増資実施による希薄化や需給懸念が優勢に
ヒューリック<3003>は大幅安。8480万5000株の公募増資、並びに、919万5000株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。増加する株式数は最大で、発行済み株式数の13.9%に当たる。株式価値の希薄化や目先の需給懸念が強まる状況になっているもよう。調達資金は、開発・建替事業のための投資資金に充当するほか、CP償還や短期借入金の返済資金に充てるもよう。
<ST>
2021/09/29 11:00
注目トピックス 日本株
日本郵政---大幅反落、政府が第3次売却を年内に実施方針と伝わる
日本郵政<6178>は大幅反落。政府では保有する同社株式の第3次売却を年内に実施する方向で調整に入ったと一部で報じられている。政府保有が義務付けられている3分の1を除く全株を処分する方針で、売出規模は約9500億円となるもよう。政府保有株の売出は既定路線であり、同社では株式売出に合わせ自社株買いを実施して、放出株式の一定程度を吸収する計画とされているが、市場の先行き不透明感が強まる中で需給面への警戒感は強いもよう。
<ST>
2021/09/29 10:45
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(10時台)~レオクラン、住石HDなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月29日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<1656>* IS米国債7-10ETF 202754 29284.6 592.36% 0.11%<7681>* レオクラン 24500 5000 390% 12.58%<2630> 米MXSSPP500ヘッジ有 9444 2053.2 359.96% -1.74%<7981> タカラスタン 348600 91080 282.74% 2.61%<4687> TDCソフト 120600 38600 212.44% -6.66%<1514>* 住石HD 3149800 1028880 206.14% -2.04%<1473> DIAMトピ 76950 25676 199.7% -1.28%<7514> ヒマラヤ 324700 112520 188.57% -17.15%<2792> ハニーズHD 382100 134900 183.25% -5.83%<4801> セントラルSP 98800 38440 157.02% -1.88%<3003> ヒューリック 2222500 902240 146.33% -9.07%<2193>* COOK 1139900 561240 103.1% 4.04%<7522> ワタミ 496200 251300 97.45% 4.97%<4809> パラカ 93500 50840 83.91% -5.96%<4918>* アイビー 84400 47760 76.72% 5.68%<9270> バリュエンスH 41500 23840 74.08% 2.89%<3627>* JNSHD 499500 298880 67.12% 0.68%<3232> 三交GHD 733400 439120 67.02% 0.57%<2385> 総医研 192800 116300 65.78% -2.5%<2625> iFETPX 42167 26341.2 60.08% -1.59%<6547> グリーンズ 299900 189020 58.66% 0.82%<7694> M−いつも 34100 21960 55.28% -5.23%<2742>* ハローズ 40600 26200 54.96% -5.88%<7596> 魚力 48700 32380 50.4% -5.38%<7421> カッパ・クリエ 519800 347720 49.49% -2.16%<4833>* サクセスH 82100 55600 47.66% 3.4%<4718> 早稲アカ 192200 130660 47.1% -1.13%<1436>* フィット 88400 60340 46.5% 18.65%<1447>* ITbookHD 525700 361920 45.25% 1.85%<3464> プロパティA 34000 23540 44.44% 3.59%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<FA>
2021/09/29 10:44
注目トピックス 日本株
東エレク---大幅続落、米半導体関連株の大幅安に連れ安へ
東エレク<8035>は大幅続落。前日の米国株市場は大幅に下落、なかでも長期金利の上昇を受けてグロース株の下げがきつく、SOX指数は3.8%の下落となっている。米大型半導体関連株の下落に連れ安する形で、国内でも同社やアドバンテストなど主力の半導体関連が軟調な動き。米長期金利はFOMC後の上昇トレンドが継続、10年債利回りは1.53%まで上昇し、3カ月ぶりの高水準となっている。
<ST>
2021/09/29 10:29
注目トピックス 日本株
【IPO】セーフィー<4375>---初値は3350円(公開価格2430円)
セーフィー<4375>の初値は公開価格を37.9%上回る3350円となった。初値形成時の出来高は190万8600株だった。
<HK>
2021/09/29 10:14
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/09/28(2)】カヤック、ゲームのオンライン家庭教師サービス運営のゲムトレを子会社化
■カヤック<3904>、ゲームのオンライン家庭教師サービス運営のゲムトレを子会社化■那須電機鉄工<5922>、子会社2社を合併■横浜冷凍<2874>、ノルウェー子会社でトラウト・サーモン養殖業運営のHofseth Aqua社の持株会社の保有株50%全てを譲渡■M&Aコンサルティングのファイブ・アンド・ミライアソシエイツ、「M&Aの窓口」展開のエキスパート・リンクと戦略的資本業務提携■チャーム・ケア・コーポレーション<6062>、大阪府で有料老人ホームを運営するライクを買収■自宅とホテルをアプリで切替えられる「あたらしい暮らし」提供のNOT A HOTEL、プレシリーズAで総額8.5億円の資金調達を実施【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
<FA>
2021/09/29 10:08
注目トピックス 日本株
郵船---下げ渋る、本日配当権利落ちも押し目買い意欲は強く
郵船<9101>は売り先行後、下げ渋る展開。今週に入ってからは権利落ち後の株価下落を先取りする形で、高値から2日間で一時20%の急落となっていたが、中間期末の配当権利落ち日となっている本日はあく抜け感も優勢に。依然としてPER水準や配当利回り水準には割安感が強く、年度末にかけては再度の上方修正や増配期待も残ることで、押し目買いの意欲も強い状況のようだ。
<ST>
2021/09/29 10:05
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【IPO】プロジェクトカンパニー<9246>---初値は3500円(公開価格2650円)
プロジェクトカンパニー<9246>の初値は公開価格を32.1%上回る3500円となった。初値形成時の出来高は72万7700株だった。
<HK>
2021/09/29 10:04
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出来高変化率ランキング(9時台)~DIAMトピ、タカラスタンなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月29日 9:36 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<2630* 米MXSS&P500ヘッジ有 9357 2053.2 355.73% -1.39> 新生銀 5178300 691580 648.76% 12.3%<1473* DIAMトピ 76510 25676 197.98% -1.28> アドウェイズ 1164800 206740 463.41% 5.21%<7981* タカラスタン 260900 91080 186.45% +3.30> オンリー 147900 45260 226.78% -0.13%<4801* セントラルSP 92600 38440 140.89% -1.88> 日理化 1371100 432200 217.24% 6%<4687* TDCソフト 68300 38600 76.94% -3.82> エイチーム 342400 118820 188.17% 5.02%<3003* ヒューリック 1494100 902240 65.60% -8.55> シルバーライフ 115400 41840 175.81% -10.89%<3232* 三交GHD 695700 439120 58.43% +1.32> カラダノート 210200 82400 155.1% 3.58%<9270* バリュエンスH 37700 23840 58.14% +3.39> フリービット 282700 111740 153% 9.53%<2792* ハニーズHD 212900 134900 57.82% -4.53> ブレインズ 250100 101220 147.09% -3.13%<4809* パラカ 79300 50840 55.98% -6.12> 住石HD 774100 369180 109.68% 2.22%<2625* iFETPX 40302 26341.2 53.00% -1.15> ギグワークス 381000 182400 108.88% -11.57%<7514* ヒマラヤ 155800 112520 38.46% -16.68> 神島化 155000 75880 104.27% 9.02%<4718* 早稲アカ 178500 130660 36.61% -2.46> 黒谷 130100 64080 103.03% -4.02%<2385* 総医研 158200 116300 36.03% -2.22> イーグランド 66000 34200 92.98% 5.03%<7421* カッパ・クリエ 466500 347720 34.16% -1.15> 大真空 213800 111100 92.44% 11.53%<6547* グリーンズ 249900 189020 32.21% +1.03> 金連動 17180 9152 87.72% -0.7%<7596* 魚力 42300 32380 30.64% -3.83> 上場NSQA 103280 55362 86.55% -0.82%<8160* 木曽路 252000 196120 28.49% -2.94> イトクロ 300300 174460 72.13% -11.21%<4839* WOWOW 87400 68060 28.42% -2.49> 上場米国 101010 59480 69.82% -0.93%<9633* テアトル 72400 56760 27.55% -0.85> オハラ 332600 209000 59.14% 8.97%<9994* やまや 59400 50220 18.28% -1.67> 広済堂 2124400 1436500 47.89% 10.68%<8041* OUGHD 20900 17740 17.81% -0.27> HEROZ 69200 49060 41.05% -4.94%<9046* 神電鉄 52500 44740 17.34% -0.99> セルソース 104300 75360 38.4% 11.05%<3464* プロパティA 27100 23540 15.12% +4.53> 鳥貴族 227800 167640 35.89% 7.46%<7694* いつも 24800 21960 12.93% -4.85> エネクス 269700 209200 28.92% 1.95%<7625* ダイニング 302100 276420 9.29% +5.71> GTS 302600 237040 27.66% 5.65%<7522* ワタミ 273100 251300 8.67% +5.75> One東証REIT 3230 2554 26.47% -0.64%<3178* チムニー 114000 107320 6.22% +1.67> アセンテック 135000 107140 26% -8.48%<9052* 山陽電 94700 91480 3.52% -2.80> ヤマウラ 155600 123800 25.69% 0.75%<3176* 三洋貿易 45100 43920 2.69% -3.18> SPDR500 11734 9454.4 24.11% -0.81%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2021/09/29 09:53
注目トピックス 日本株
【IPO】プロジェクトカンパニー<9246>---買い気配、本日マザーズ市場に新規上場
本日、プロジェクトカンパニー<9246>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である2650円に買いが約118万株、売りが約28万株、差し引きでは約90万株となっている。
<HK>
2021/09/29 09:02
注目トピックス 日本株
【IPO】セーフィー<4375>---買い気配、本日マザーズ市場に新規上場
本日、セーフィー<4375>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である2430円に買いが約149万株、売りが約89万株、差し引きでは約60万株となっている。
<HK>
2021/09/29 09:01
注目トピックス 日本株
タカラスタン、NRI◆今日のフィスコ注目銘柄◆
タカラスタン<7981>2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は116億円から140億円に上方修正した。住宅市場においては、コロナ禍における新しい生活様式の浸透に伴うリフォームニーズの拡大により、リフォーム需要は前年を上回る水準で推移。売上高が想定以上に伸びたほか、経費については働き方改革による削減の効果を上げていることから、各利益についても予想を上回る見通しとなった。NRI<4307>9月17日につけた4630円を高値に足元で調整を見せているものの、上昇する25日線が支持線として意識されており、リバウンドを試す展開に期待。一目均衡表では雲を上回っての推移を続けており、転換線は割り込んだものの、基準線が支持線として意識されよう。遅行スパンは上方シグナルを継続させている。
<FA>
2021/09/29 08:53
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~トヨタなど全般軟調、シカゴは大阪比400円安の29520円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>、富士通<6702>、エーザイ<4523>、オムロン<6645>、TDK<6762>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル111.53円換算)で全般軟調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比400円安の29520円。米国株式市場は大幅下落。ダウ平均は569.38ドル安の34299.99ドル、ナスダックは423.29ポイント安の14546.68で取引を終了した。財務長官が連邦債務が10月18日に上限に達する公算大だと指摘したため、政府機関閉鎖などのリスクが警戒され、寄り付き後、下落。9月消費者信頼感指数が予想外に悪化し、回復低迷懸念が浮上したほか、イエレン長官が上院銀行委員会証言で、債務上限が引き上げられなければ金融危機やリセッションに直面する可能性を警告したため、売りが加速した。金利の上昇で、ハイテク株も売られた。28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円64銭まで上昇後、111円22銭へ反落し、111円56銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期の資産購入策縮小観測に加えて、米国の債務不履行懸念などから債券が売られ、金利上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。その後、米9月リッチモンド連銀製造業指数や9月消費者信頼感指数が予想外に8月から悪化したため、ドルは伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.1701ドルまで上昇後、1.1668ドルまで反落して1.1683ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「ECBは一過性の供給ショックに過剰反応すべきではない」と緩和策の解除に慎重な姿勢を見せたため、ユーロ売りが優勢となった。NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:75.29 ↓0.16)。■ADR上昇率上位銘柄(28日)<8309> 三井トラスト 3.69ドル 4115円 (80円) +1.98%<5201> AGC 10.72ドル 5978円 (88円) +1.49%<2802> 味の素 29.45ドル 3285円 (11円) +0.34%<8267> イオン 26.73ドル 2981円 (8.5円) +0.29%<1812> 鹿島 13.39ドル 1493円 (4円) +0.27%■ADR下落率上位銘柄(28日)<7202> いすゞ 12.94ドル 1443円 (-67円) -4.44%<7731> ニコン 11.25ドル 1255円 (-48円) -3.68%<6471> 日精工 13.43ドル 749円 (-27円) -3.48%<8252> 丸井 37.48ドル 2090円 (-72円) -3.33%<8002> 丸紅 81.59ドル 910円 (-30.9円) -3.28%■その他ADR銘柄(28日)<1925> 大和ハウス 33.96ドル 3788円 (-84円)<1928> 積水ハウス 21.52ドル 2400円 (-19円)<2503> キリン 18.65ドル 2080円 (-15円)<2802> 味の素 29.45ドル 3285円 (11円)<3402> 東レ 13.1ドル 731円 (-16.7円)<3407> 旭化成 22.03ドル 1229円 (-27円)<4523> エーザイ 77.63ドル 8658円 (-119円)<4901> 富士フイルム 86.59ドル 9657円 (-109円)<4911> 資生堂 67.48ドル 7526円 (-76円)<5108> ブリヂストン 23.98ドル 5349円 (-74円)<5201> AGC 10.72ドル 5978円 (88円)<6301> コマツ 24.42ドル 2724円 (-45.5円)<6503> 三菱電 27.87ドル 1554円 (-35.5円)<6586> マキタ 57.26ドル 6386円 (-64円)<6645> オムロン 101.5ドル 11320円 (-100円)<6702> 富士通 36.79ドル 20516円 (-164円)<6723> ルネサス 6.22ドル 1387円 (-34円)<6758> ソニーG 113.49ドル 12658円 (-262円)<6762> TDK 110.5ドル 12324円 (-316円)<6902> デンソー 34.22ドル 7633円 (-118円)<6954> ファナック 22.21ドル 24771円 (-559円)<6976> 太陽電 249.25ドル 6950円 (-130円)<6988> 日東電 36.24ドル 8084円 (-176円)<7201> 日産自 10.2ドル 569円 (-3.8円)<7202> いすゞ 12.94ドル 1443円 (-67円)<7203> トヨタ 184.85ドル 10308円 (-77円)<7267> ホンダ 31.2ドル 3480円 (-75円)<7270> SUBARU 9.28ドル 2070円 (-65.5円)<7733> オリンパス 21.79ドル 2430円 (-28.5円)<7741> HOYA 162.5ドル 18124円 (-191円)<7751> キヤノン 24.77ドル 2763円 (-37円)<7974> 任天堂 58.17ドル 51902円 (-1528円)<8001> 伊藤忠 59.06ドル 3293円 (-94円)<8002> 丸紅 81.59ドル 910円 (-30.9円)<8031> 三井物 440.26ドル 2455円 (-57.5円)<8053> 住友商 14.18ドル 1581円 (-50円)<8267> イオン 26.73ドル 2981円 (8.5円)<8306> 三菱UFJ 6.11ドル 681円 (-7.7円)<8309> 三井トラスト 3.69ドル 4115円 (80円)<8316> 三井住友 7.3ドル 4071円 (-114円)<8411> みずほFG 3ドル 1673円 (4円)<8591> オリックス 96.26ドル 2147円 (-48.5円)<8604> 野村HD 5.14ドル 573円 (-10.5円)<8766> 東京海上HD 53.86ドル 6007円 (-147円)<8802> 菱地所 15.83ドル 1766円 (-44円)<9202> ANA 5.06ドル 2819円 (-21円)<9432> NTT 28.04ドル 3127円 (-81円)<9735> セコム 18.65ドル 8320円 (-63円)<9983> ファーストリテイ 69.53ドル 77547円 (-1123円)<9984> ソフトバンクG 29.8ドル 6647円 (-135円)
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2021/09/29 07:43
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 ベネフィット・ワン、ニッチツ、日本郵船など
銘柄名<コード>28日終値⇒前日比日本郵船<9101> 9430 -840権利落ち後の下落リスク意識で手仕舞い売り優勢。ベネフィット・ワン<2412> 5360 -490高値圏にある中小型の一角では利食い売りが優勢に。ジェイリース<7187> 2055 -174高値圏で利食い売りが優勢となる形に。NSユナイテッド海運<9110> 4595 -395大手海運株に連れ安する展開。商船三井<9104> 8580 -650権利落ち後の株価動向に警戒で。乾汽船<9308> 2470 -200海運株安受けて利食い売り。しまむら<8227> 10230 -48027日発表の決算受けた出尽くし感が優勢に。島津製作所<7701> 5010 -270機関投資家のリバランスか、寄り付きからマド空けて下落。ニッチツ<7021> 2770 +500目立った材料ないが連日の急伸。ニッセイ<6271> 1086 +57第1四半期決算時に続く業績上方修正を発表。理経<8226> 222 +17TECHSOFTとの販売代理店契約を締結。Jトラスト<8508> 529 +48値動きの軽さをはやして短期資金の値幅取りの動きが続く。玉井商船<9127> 2567 -390海運株が連日の下落で利食い売り波及。さいか屋<8254> 401 -44井筒屋の下落に連動安。アイ・テック<9964> 1423 +249月28日朝の「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると公表。クラウドワークス<3900> 1745 -21即戦力のIT人材のダイレクト型マッチングプラットフォーム「CODEAL」を展開している企業を子会社化すると発表。3Dマトリクス<7777> 287 -4吸収性局所止血材「ピュアスタット」の適正使用指針公表。Birdman<7063> 1675 -265東証が28日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化へ。Appier Group<4180> 1566 -117海外売り出しについて発表し需給悪化懸念。FRONTEO<2158> 1712 -118人工知能を活用した応接記録モニタリングシステムの提供で横浜銀行と協業。カイオム・バイオサイエンス<4583> 235 +3中国で特許査定を受領と発表。キッズウェル・バイオ<4584> 605 -30眼科治療領域のバイオ後続品について国内で医薬品製造販売承認を取得。ニューテック<6734> 1477 +11上期予想の下方修正発表を嫌気。太洋物産<9941> 1257 +67短期資金の関心向かう。
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2021/09/29 07:32
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part1 ぴあ、エーザイ、川崎汽船など
銘柄名<コード>28日終値⇒前日比SHIFT<3697> 26530 -1350特段の売り材料ないが、高値圏にある銘柄は総じて利食い売りの流れに。ウエストHD<1407> 5220 -200環境省は土砂災害の危険性のある場所での太陽光発電施設の新設を抑制する方向で検討との報道で、前日から売り続く。神戸物産<3038> 3715 -55直近、さえない月次動向やみずほ証券による投資判断格下げがあったばかり。あさひ<3333> 1333 -896-8月期の大幅減益をネガティブ視。ジューテック<3157> 1264 +138上半期業績予想を大幅に上方修正。新日本理化<4406> 439 +41特に材料なく、水素関連の低位株として物色へ。ダントーHD<5337> 384 -14特に材料ないが、折に触れて急動意しやすい銘柄で。ブラス<2424> 836 +73アフターコロナ関連の一角として物色へ。JNS<3627> 586 +69業績予想の上方修正が買いインパクトにつながる。ぴあ<4337> 3940 +265イベント制限緩和への期待感などが優勢にも。宮越HD<6620> 1319 +50深センプロジェクトで日建設計と業務委託契約。パンパシHD<7532> 2119 +69小売セクターの出遅れとしてリバウンドの動き。日揮HD<1963> 1054 +47原油相場の上昇なども刺激に。オリエントコーポレーション<8585> 164 +7目立った材料もないが買い戻しなど優勢の展開か。日本金銭機械<6418> 756 +45世界的な経済活動回復期待でカジノ関連として物色。INPEX<1605> 893 +36原油価格が上昇し約3年ぶりの高値水準に。エーザイ<4523> 8777 +222「レカネマブ」の生物製剤ライセンスの段階的申請を開始と。オンワードHD<8016> 364 +7経済活動再開による需要回復期待が続く。マツダ<7261> 1003 +28米長期金利上昇による円安期待で。グリーンズ<6547> 485 -100上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に。川崎汽船<9107> 6690 -1130大手海運株安の流れに押される。ギフティ<4449> 3720 -39027日にかけて連日大幅高の反動で利食い売り。廣済堂<7868> 1649 -118高値圏で過熱警戒感からの利食い売り優勢。井筒屋<8260> 354 -30高値警戒感から利食い売りが優勢の形に。国際紙パルプ商事<9274> 382 -34連日の株価上昇の反動で利食い売りが優勢となる。
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2021/09/29 07:15
注目トピックス 日本株
神戸物産---8月度個別業績を発表、売上高は前年同期比11.5%増の300.83億円
神戸物産<3038>は24日、8月度の個別業績を発表。売上高は前年同期比11.5%増の300.83億円、売上総利益は同14.4%増の28.06億円、営業利益は同6.8%増の17.15億円、経常利益は同6.8%増の18.36億円となった。8月度の業務スーパーの出店状況については、新規出店が4店舗あったことで店舗数は937店舗となり、前年同期比で71店舗増加した。また、引き続きテレビ番組をはじめとする各種メディアやSNSなどの影響も大きく、これらの要因により売上高が増加した。新規出店のうち直営店でオープンした「天下茶屋駅前店」は、欠品検知カメラやタブレット付きカートなど、AI(人工知能)を活用した次世代型スーパーの実験店舗と位置付けられている。この取り組みで、顧客満足度の向上や店舗運営の効率化を図り、将来的には全国の業務スーパー加盟店に導入し、さらなる事業拡大を目指している。商品出荷実績については、8月中旬から下旬にかけての長雨の影響で小売り各社が苦戦する中、直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比2.9%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は前年同期比11.1%増、全国全店への商品出荷実績は前年同期比11.1%増となり、堅調に推移している。商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍果物や、天候不順による青果の高騰を受けて価格の安定している冷凍野菜が売上に大きく貢献したほか、SNSなどで特に人気の冷凍デザート類も好調に推移した。
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2021/09/28 18:31
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:バードマンは大幅に反落、カイオムが大幅に反発
<9244> デジタリフト 2207 -公開価格(1570円)を34.4%上回る2110円で初値を付けた。会社設立は12年11月27日。デジタル広告配信に関連するトレーディングデスク事業を展開する。21年9月期の営業利益予想は前期比57.9%増の1.75億円。広告運用の設計や動的な変更を行う「アジャイル広告運用」に加え、コンサルティングサービスの「CdMO」が堅調に推移するほか、広告自動運用パッケージの「LIFT+」で取扱社数などが増え、増益に寄与すると見込む。第3四半期累計の実績は1.52億円。<4374> ロボペイ 3380 -公開価格(1860円)の2.0倍となる3725円で初値を付けた。会社設立は00年10月23日。インターネット決済代行サービスのほか、請求関連業務の自動化・効率化クラウドサービス(請求管理ロボ)を提供する。21年12月期の営業利益予想は前期比74.0%増の1.50億円。ネット決済代行のペイメント事業が新規顧客や取扱高増加で伸びるほか、請求管理ロボのフィナンシャルクラウド事業も堅調に推移する見通し。第2四半期累計の実績は1.08億円。<7063> バードマン 1675 -265大幅に反落。東証が28日から信用取引に関する規制措置を強化したことが嫌気され、売りが先行している。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が70%以上(うち現金40%以上)に引き上げられた。日証金も貸借取引銘柄別増担保金の徴収措置を強化した。Birdman株は業績修正などを背景に17日に年初来高値(3150円)を記録するなど短期間に急騰しており、高値警戒感が広がっていたことも売りの要因となっているようだ。<3900> クラウドW 1745 -21朝高後、後場にマイナス転換。IT人材マッチングサービスを運営するコデアル(東京都千代田区)の全株式を取得して子会社化すると発表している。取得株数は12万3000株、取得価額は非開示。譲渡実行日は10月1日の予定。コデアルはダイレクト型マッチングプラットフォーム「CODEAL」を展開しており、登録ユーザー数は1万5000人を超える。子会社化で同社の顧客やワーカーアセットを獲得し、新たに月額課金型のサービスモデルを拡大させる。<7777> 3Dマトリクス 287 -4朝高後、後場にマイナス転換。日本消化器内視鏡学会から吸収性局所止血材「ピュアスタット」の適正使用指針が公表されたことを明らかにしている。適正使用指針は、保険償還予定または保険償還後の医療機器について医療従事者に対して適正使用を周知する目的で公表される。今回はピュアスタットの保険償還に先立って公表された。また、8月27日に発行した新株予約権のうち9550個(発行総数の14.7%)の大量行使があったと発表している。<4583> カイオム 235 +3大幅に反発。開発を進めているがん治療用候補抗体CBA-1535について、中国で特許査定通知を受領したと発表している。現在、欧州などで特許出願中で、既に日本、英国、米国で特許が成立している。CBA-1535は、複数の抗原に対する特異性を持つ多重特異性抗体Tribodyの技術を用いて創製されたがん治療用候補抗体。適応疾患として悪性中皮腫や小細胞肺がん、非小細胞肺がんなどが想定されているという。
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2021/09/28 15:43
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(7):投資フェーズのため目先の配当はないものの、将来的には株主還元の可能性も
■株主還元策ポート<7047>は2018年の上場以来、配当を実施していない。当面は積極的に事業に投資するほか、M&Aなども計画していることから、利益を還元せず内部留保することは適切な方針と評価する。ただ、2022年3月期第1四半期で各利益が黒字となるなど収益性が向上するなか、中長期的には利益のさらなる積み上げが予想されることから、将来的には株主還元が実施される可能性も高いと弊社では予想している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:07
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(6):M&A戦略では強みを生かして中長期的な成長を目指す
■中長期の成長戦略1. 広告宣伝費の見通し一般的に成長企業に対しては、売上の伸びもさることながら、それを支える販促費も注目される。ポート<7047>の広告宣伝費はそれぞれの領域で特徴があり、留意する必要がある。就職領域は、コンテンツ投資が奏効して広告宣伝費率が低くなってきており、利益計上しやすい。カードローン領域は、「今すぐ借りたい」というニーズの刈り取りに向けた広告がより重要となるため、広告宣伝費率を低水準とすることは難しいものの、全体では、2022年3月期第1四半期の46.1%に対し通期では40%を目指す。リフォーム領域は、コンテンツ投資、コンテンツマーケティング、書籍出版などを通じてオーガニックに売上を獲得できるベースが構築されるにつれて、広告宣伝費率も低減される流れを目指している。このように、それぞれの領域で広告宣伝の方針や資金の投じ方に差があるものの、ウェブマーケティング領域での経験・ノウハウの豊富さから説得力がある。これに伴って、同社が重要視する収益性(利益計上)についても、より期待は高まると弊社は考えている。2. M&A戦略同社は業績拡大に向けた施策として、新規領域への参入及びM&Aを掲げている。対象領域は主に「マッチング」「クロスセル」「サプライチェーン」の3領域を想定しており、シナジー創造に向けたシナリオは各領域で多岐にわたる。M&Aは事業会社やメディアを対象とするが、このうちメディアを対象としたM&Aについては、明確な参入基準を当てはめ、選別を図っている。基準としては「普遍性が高い」「ユーザーの経験頻度が少ない」「選択肢が多い(顧客が多い)」「会員型モデル」「成果報酬型マッチングモデル」を挙げている。上記の基準は同社の強みである「メディア運営効率化」を最大限生かすことを想定して練られており、それゆえ事前のビジネス・デューデリジェンスの段階で成功確度を高く分析でき、結果としてM&Aに伴うリスクは低くなる。このような方針は、中長期的な成長において大きな強みになると弊社では評価している。ちなみに、負債の活用と組み合わせることで同社の収益性、成長性はより高まる。既述のとおり、同社は負債を活用しているものの、財務の安全性が懸念される段階ではない。また、積極的な投資を継続しながら利益計上できるまでに収益性が高まったことにより、キャッシュインフローを信用材料とした負債の活用も選択肢に入ってきている。成功確度の高いM&Aと、積極的な負債活用を組み合わせたLBO(レバレッジド・バイアウト)を進めることで、収益の伸びはもちろん、高水準なROEを維持するといった資本効率性も高まり、結果的に同社の成長はさらに加速することが予想される。3. ガバナンス体制の強化同社は「株主価値の最大化」を使命と捉え、その達成手段としてフリーキャッシュフローの最大化を掲げている。一例を挙げると、2021年1月に、取締役や従業員に向けて有償ストック・オプションを発行することを決議した。注目すべきは行使可能となる条件で、2023年3月期に、中期経営計画で掲げた連結売上収益100億円、EBITDA20億円の達成が条件となる。また、取締役に対しては、時価総額600億円という高い目標が行使条件として付されている。トップマネジメントを筆頭に組織全体で株主利益へのコミットメントが期待できる点も、大きな好材料であると弊社では見ている。また、既述のとおりチェンジと資本業務提携を締結したことで、第三者割当増資によって新株式を26万9,100株(発行済株式総数に対する割合:2.3%)発行し、2021年7月に約2億円を調達した。人的リソースの拡充、広告宣伝費、システム開発費用に充当する資金を得たほか、事業面でも関係性の強い大株主が増えたことで、ガバナンス体制はより強化されたと評価できる。また、チェンジの代表取締役兼執行役員社長の福留大士氏が経営アドバイザーとして着任し、経営チームとの定期的なディスカッションにより知見やノウハウを吸収している。さらに、財務やIRで知見の豊富な辻本拓氏を執行役員として迎え入れた。両名ともに時価総額などの点で同社よりも規模の大きな企業で専門経験を積んだ人材である。こうした外部の人的リソースを積極的に活用する姿勢も、評価に値する。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:06
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(5):積極的な業務提携により送客先拡充の進捗は良好(2)
■ポート<7047>の今後の見通し4. カードローン領域2022年3月期の売上収益は2,323~2,500百万円(前期比33.3%増~43.4%増)を見込んでいる。カードローン領域でも、他社との提携を通じた送客先の拡充が進んでいる。一例を挙げると、個人事業主や中小企業向けに在庫流動化支援を展開するオークファン<3674>と業務提携した。オークファンのサービスを利用する個人事業主や中小企業向けにファイナンス情報を提供すべく、メディアを共同運営していく。また、アイフル<8515>グループのアイフルビジネスファイナンス(株)とも業務提携した。具体的な取り組みとしては、「オウンドメディア開発」「相互送客」の2点が挙げられる。「オウンドメディア開発」では、同社のメディア運営ノウハウを生かし、アイフルビジネスファイナンスのオウンドメディアの開発・運営を行う。まずは事業者向けのビジネスローンにおけるデジタルマーケティングを同社が担い、申込件数の最大化に向けて支援する。「相互送客」では、同社子会社のドアーズと相互送客を実施し、資金面での需要と供給をマッチさせるほか、アイフルビジネスファイナンスの顧客のうち建設関係事業者に「外壁塗装の窓口」の利用を促進する。カードローン領域では、自社メディアの運営に加え、大規模メディアや顧客企業のアライアンスメディアとの提携数を増やし、流入チャネルを増やすことで総送客数を最大化させることが重要となる。オークファンやアイフルビジネスファイナンスといった大手企業との連携が新たに始まったことから流入チャネルは大幅に増え、カードローン領域の送客数はさらに加速すると弊社では予想している。5. 新規・その他領域フリーランス支援サービスを主軸に、2022年3月期通期の売上収益は700~825百万円(前期比12.6%減~3.0%増)を見込んでいる。そのほか、オンライン診療関連サービスでも取り組みを進めており、(一社)テレメディーズとの協業や、オムロン ヘルスケア(株)との連携を推進している。オンライン診療は研究開発フェーズであるものの、高血圧のオンライン診療パッケージでのBtoB販促活動に興味を示す企業が多いようだ。市場の成長性も相まって、同社の次なる収益柱として期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:05
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(4):積極的な業務提携により送客先拡充の進捗は良好(1)
■今後の見通し1. 2022年3月期連結業績の見通しポート<7047>の2022年3月期の連結業績見通しについては、売上収益が7,000~7,500百万円(前期比48.8%増~59.4%増)、調整後EBITDAが1,500~2,000百万円(同61.5%増~115.3%増)、EBITDAが500~900百万円(同164.7%増~376.5%増)、営業利益が400~700百万円、税引前利益が400~700百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が300~500百万円とする期初計画を据え置いている。なお、新規事業やM&Aは織り込んでおらず、主要3領域でのオーガニック成長で売上収益7,000百万円を超える水準での着地を計画している。同社では、事業成長に向けた重要指標として「送客先の獲得」に注力する。2021年3月期までに行ったコンテンツ投資及びシステム投資を通じて、主要3領域ともにユーザーは計画を上回る水準で獲得できているものの、送客ボリュームに対して送客枠が不足しているためである。このため、受け皿となる送客先を獲得することで2022年3月期業績の達成を目指す。具体的には、主要3領域で積極的に業務提携を進めており、進捗は良好だ。送客先というボトルネックが解消されることで、2022年3月期の通期業績はもちろん、2023年3月期以降の成長ポテンシャルも高まると弊社では予想している。2. 就職領域2022年3月期の売上収益は2,516~2,572百万円(前期比71.0%増~74.8%増)を見込んでいる。人材会社のイベントや求人企業の説明会などへの送客については会員を十分獲得できているため、送客では、送客予算獲得と予算消化率※アップが重点ポイントとなり、人材紹介では、紹介先の拡充や組織規模の拡大が重要な戦術となる。※同社では消化率を「獲得した企業の予算枠に対して、送客(予算消化)できた割合」としている。紹介先の拡充に向けて同社では、他社との提携を加速させている。2022年3月期の提携として一例を挙げると、全国約4,000社の中堅、中小規模の人材紹介会社とのネットワークを保有するキャリアバンク<4834>のほか、子会社のトラストバンクとともに地方創生・DX事業を推進するチェンジと提携した。キャリアバンクとの業務提携契約締結によって、キャリアバンクが保有する全国の人材紹介会社への送客を目指す。また、チェンジとの資本業務提携契約締結によって、地方自治体・地方企業が開催する雇用支援イベントなどへの送客支援を目指す。加えて、首都圏では一般化しているインターネットを活用した集客支援を地方でも実施することにより、地方自治体・地方企業の雇用DXを推進していく。このように、同社の課題対応力はトップラインの成長ポテンシャル拡大に直結していることから、さらなる成長への強みになると弊社では見ている。組織規模の拡大に向けては、マッチング担当者の補強を進めている。2022年3月期第1四半期にはマッチング担当者を21名増員(2021年3月期末比で倍増)するなど、順調に進捗しており、2022年3月期第2四半期以降もさらなる戦力化を目指す。なお、人員強化により変動費率が高めの構造となっているものの、足元の成長ペースを踏まえると当面は利益の拡大が滞る懸念はないと弊社では推測している。直近では、営業活動の進捗は良好なため、送客予算が大幅に伸長している。これにより、予算消化率は一時的に低下しているものの、送客効率をさらに改善することにより、予算消化率も高めていく方針だ。3. リフォーム領域2022年3月期の売上収益は1,446~1,621百万円(前期比43.0%増~60.3%増※)、成約契約数は同41%~56%増を目標としている。売上収益は、会員を顧客(加盟店)に紹介した際に発生する送客売上と施工完了後の成約売上に分解される。売上総和を高めるうえで重要なのは送客売上であり、そのためには1会員あたりに紹介できる施工会社数の増加(送客先加盟店の獲得)が重要ポイントとなる。※年間売上対比による数値。送客先の拡充に向けて、リフォーム領域で施工業を運営する一人親方(個人事業主)向けに労災保険を提供する一人親方労災保険組合と提携したほか、子会社のドアーズが総合生活トラブル解決サービスを展開するジャパンベストレスキューシステム(以下、JBR)<2453>や、不動産関連事業を手掛ける(株)ヤマダホームズと提携した。一人親方労災保険組合との提携によって、「外壁塗装の窓口」加盟店数の増加を見込んでいる。JBRとの提携によっては、双方の得意領域を生かした相互送客が可能となる。また、ドアーズはインターネットによる集客がメインであるため、ユーザーの年齢層は50~60代が中心となっているが、紙媒体のマーケティングノウハウを有しているJBRからのユーザー送客により、さらに上の世代も含めた幅広いユーザー層の拡大も見込める。さらに、ヤマダホームズとの提携により、対応可能なエリアがさらに広がり、ユーザー1人あたりの紹介社数が増えることで、送客数増加、及び成約率の向上が見込める。リフォーム領域は、他の領域と比較しても送客先不足がトップラインの伸びを抑えている要因となっている。これに対し、業務提携により送客先の増加や相互送客推進により、課題の解決確度は高くなると弊社では考えている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:04
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(3):就職領域及びカードローン領域のオーガニック成長が顕著
■業績動向1. 2022年3月期第1四半期連結業績の概要ポート<7047>の2022年3月期第1四半期の連結業績は、売上収益が1,422百万円(前年同期比87.1%増)、調整後EBITDA※1が261百万円(同177.7%増)、EBITDA※2が75百万円(同473.6%増)、営業利益が26百万円(前年同期は20百万円の損失)、税引前利益が16百万円(同35百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が2百万円(同35百万円の損失)となった。売上収益は四半期ベースで過去最高を更新したことに加え、戦略的な大規模投資を実行しながらも、各利益は黒字転換し、収益性の改善が見られた。なお、利益面については、第1四半期に実行した戦略的投資に対し、第2四半期以降は新卒の戦力化や広告宣伝費率の改善と通年の季節性として第3四半期、第4四半期に売上が伸長することも含め、売上伸長に対して費用比率低下による利益拡大を見込んでいる。※1 調整後EBITDA=EBITDA+アカウント投資+コンテンツ投資+システム投資。同社は投資資産化の特性が強く、投資額は期によって増減があることから、投資額の影響を除いて平準化された収益として調整後EBITDAを設定し、重要指標としている。※2 EBITDA=営業利益+減価償却費就職領域及びカードローン領域では、人員強化などの社内施策が奏効し各KPIが伸長した結果、売上収益も成長した。就職領域のKPIを見ると、積極的な営業により送客予算が前年同期比104%増、マッチング担当の組織拡大により人材紹介数は同37%増となった。この結果、就職領域の売上収益は同63.9%増と好調に推移した。また、カードローン領域は前期第4四半期に行った広告宣伝費の戦略的な投下効果もあり、顧客の予算シェアを順調に獲得できた結果、送客数は同86%増となり、売上収益は同97.3%増となった。なお、両領域ともに成長率も通期目標達成の水準を満たしていることから、足元は良好な事業展開が進んでいることが伺える。一方、リフォーム領域は、ユーザーからの問い合わせ数は増加傾向にあるものの、送客先の枠の不足により、売上収益は同1.6%増※となった。ただし、送客先の枠の不足に対して、施工業を手掛ける個人事業主に労災保険を提供する(一社)一人親方労災保険組合と業務提携するなど、積極的に改善を進めた。※2020年8月から連結化のため参考値。利益面では、事業拡大に向けて人件費、広告宣伝費、外注費を戦略的に投下したものの、増収が寄与し、各利益で黒字転換した。なお、営業費用については例年、第1四半期は10億円未満で推移していたものの、2022年3月期第1四半期は10億円半ばに増加している。例年と比較すると、広告宣伝費、人件費、外注費が増加している。広告宣伝費はM&Aによるドアーズ分の加算、人件費は新卒を含めた人員強化、外注費はコンテンツ投資、システム投資、リフォーム領域の業務委託費増加などが影響している。ただし、計画水準での運用であることに注意したい。また、2022年3月期第2四半期以降は、新卒の戦力化や広告宣伝費率の改善などにより、売上伸長に対して費用比率低下による利益拡大を見込んでいる。各領域の業績については、以下のとおり。(1) 就職領域売上収益は400百万円(前年同期比63.9%増)、事業利益は158百万円(同75.6%増)となった。会員シェア率70%の基盤を生かし、さらに送客先の拡充や人員拡充が進んだ結果、順調に推移した。就職領域は下期偏重(特に第4四半期)であるものの、第1四半期から堅調に成長している。(2) リフォーム領域売上収益は252百万円(前年同期比1.6%増※)、事業利益は22百万円※となった。ユーザーからの問い合わせ数は増加傾向にあるものの、送客先の枠の不足により軟調に推移した。※2020年8月から連結化のため、売上収益の前年同期比は参考値、事業利益の前年同期比較はない。(3) カードローン領域売上収益は590百万円(前年同期比97.3%増)、事業利益は109百万円(同122.4%増)となった。業界シェアを拡大し、大きく成長した。また、アライアンスメディアが好調に推移したことにより、事業利益率は改善傾向となっている。(4) その他・新規領域売上収益は180百万円(前年同期比16.7%減)、事業利益は17百万円(同74.2%減)となった。フリーランス支援サービスは順調に推移したものの、新規メディアが軟調に推移した。短期的な財務懸念はなく、資本増強によりレバレッジ活用可能な体制へ2. 財務状況と経営指標2022年3月期第1四半期末の資産合計は前期末比254百万円減少の6,501百万円となった。流動資産は225百万円減少し、3,555百万円となった。主な要因は、現金及び現金同等物が90百万円、営業債権及びその他の債権が160百万円減少したことによる。非流動資産は29百万円減少し、2,946百万円となった。主な要因は、使用権資産が26百万円減少したことによる。一方で、流動負債が256百万円減少したことにより、負債合計は同257百万円減の4,475百万円となった。資本合計は、同3百万円増の2,025百万円となった。経営指標を見ると、流動比率が前期末比12.7ポイント上昇の192.5%であることから、短期的な財務懸念はないと弊社では見ている。また、親会社所有者帰属持分比率は同1.3ポイント上昇の31.2%となった。同社は、M&Aに関するリリース内でも積極的な負債活用を掲げていることから、現状の資本構成は方針に沿った展開であると言える。これに加え、チェンジとの資本業務提携に基づき2021年7月に約2億円を調達したことにより、さらに負債を活用しやすくなったと弊社では見ている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:03
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ポート Research Memo(2):ストック型のコンテンツマーケティングモデルが強み
■会社概要1. 会社概要ポート<7047>はインターネットメディアを複数運営している。メディアのジャンルは多岐にわたるが、「就職領域」「リフォーム領域」「カードローン領域」の3つの領域を主力としつつ、新規領域として自治体向けや医療系などのメディアも開発・育成している。現 代表取締役社長の春日博文(かすがひろふみ)氏は大学在籍中から企業の採用を支援しており、2011年4月、大学卒業と同時に同社(旧 (株)ソーシャルリクルーティング)を設立した。その後、資金調達や新メディアの開発・運用、業績拡大を経て、2018年12月に東京証券取引所マザーズ市場及び福岡証券取引所Q-Boardに上場した。同社は「世界中に、アタリマエとシアワセを。」をミッションとして掲げ、幅広い分野での社会問題の解決を目指している。具体的には、社会課題領域を前提として、あらゆるサービスに対して、ユーザー側の問題を「非日常領域」、サプライヤー側の問題を「デジタル化遅延領域」とそれぞれ捉えている。「非日常領域」とは、ユーザー側で知識や経験の蓄積が不十分なためにサプライヤー側との情報格差が大きくなり、ユーザーだけでは意思決定が難しい領域のことである。同社の主力領域でいえば、「就職領域」「リフォーム領域」「カードローン領域」が該当する。これらは、一般個人では知識・経験が乏しいために情報収集の仕方や価格の目安、業者の選び方などがわからず、意思決定が困難な領域である。一方で「デジタル化遅延領域」とは、デジタル化が進んでいないためにサービスのマーケティングから契約手続きまでの一連の流れが非効率となっている領域のことである。同社はこの「非日常領域」「デジタル化遅延領域」の重なる部分を重点アプローチ領域と捉え、マッチングDXをコンセプトにユーザーとサプライヤーの効率的なマッチングを提供している。2. 事業概要同社は、インターネットメディアの運営を通じてユーザーとサプライヤーのマッチングサービスを提供している。送客手数料を収入源とし、「就職領域」「リフォーム領域」「カードローン領域」の3つのサービス領域からなる。事業全般に共通する強みとして、「ストック型のコンテンツマーケティングモデルである」ことが挙げられる。同社は流行に左右されづらいコンテンツ(就活におけるマナー解説記事など)に厳選してビジネスを展開しているため、長期間にわたってコンテンツが陳腐化せず、積み上げにより資産化したコンテンツをもとに安定したアクセスを獲得している。また、ユーザーを会員化することで行動データを蓄積・分析し、それを効率的に活用することで送客時に高単価な成果報酬を得ることができている。主要3領域の概要については、以下のとおり。(1) 就職領域就職領域では、就職活動生向けに役立つ情報を提供するメディアを運営している。具体的には、就活ノウハウを提供する「キャリアパーク!」、企業の口コミを提供する「就活会議」、就活生と企業のマッチングを支援する「キャリアパーク!就職エージェント」などがある。特徴としては、就職活動におけるあらゆる段階(情報収集やイベント参加、入社試験など)で必要とされる情報を、複数メディアを網羅して提供している点が挙げられる。同社は、メディアを通じて人材会社や求人企業にユーザーを送客することで手数料を受け取る。KPIは、送客予算、人材紹介数、マッチング担当者数、会員数などである。(2) リフォーム領域リフォーム領域では、住宅の外壁塗装に関する情報を専門メディア「外壁塗装の窓口」にて提供している。運営主体は、同社が2020年7月末に買収した(株)ドアーズである。「外壁塗装の窓口」では住所や延床面積、予算などからユーザーに合った外壁塗装業者を探すことができる。充実した情報をもとにユーザーを集め、施工業者とマッチングさせることで、同社は送客手数料を得る。KPIは、ユーザーの問い合わせ数、送客数、成約契約数、施工業者の累計加盟店数などである。(3) カードローン領域カードローン領域では、専門家監修の記事や口コミなど、カードローン利用における役立つ情報を運営メディア「マネット(カードローン)」にて提供している。そのほか、エキサイト(株)や大手消費者金融が運営しているメディアも共同運営(同社は記事執筆)している。お金に関する悩みを抱えたユーザーが各メディアにて情報収集し、大手消費者金融機関など各事業者に申し込むことで、同社は送客手数料を受け取る。KPIは送客数などである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:02
注目トピックス 日本株
ポート Research Memo(1):第1四半期は売上収益・利益指標ともに会社計画を上回り、収益性の改善が進む
■要約ポート<7047>はインターネットメディアを複数運営している。メディアのジャンルは多岐にわたるが、「就職領域」「リフォーム領域」「カードローン領域」の3つの領域を主力としつつ、新規領域として自治体向けや医療系などのメディアも開発・育成している。1. 業績動向2022年3月期第1四半期の連結業績は、売上収益が1,422百万円(前年同期比87.1%増)、営業利益が26百万円(前年同期は20百万円の損失)、税引前利益が16百万円(同35百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益が2百万円(同35百万円の損失)となった※。売上収益は四半期ベースで過去最高を更新したことに加え、戦略的な大規模投資を実行しながらも、各利益は黒字転換し、収益性の改善が見られた。就職領域及びカードローン領域では、人員強化などの社内施策が奏効し各KPIが伸長した結果、売上収益も成長した。利益面では、事業拡大に向けて人件費、広告宣伝費、外注費を戦略的に投下したものの、増収が寄与し、各利益で黒字転換した。なお、第1四半期に実行した戦略的投資に対し、第2四半期以降は新卒の戦力化や広告宣伝費率の改善などにより、売上伸長に対して費用比率低下による利益拡大を見込んでいる。※2022年3月期第1四半期よりIFRSへ移行していること、前年同期は非連結であることから、前年同期比は参考値。2. 今後の見通し2022年3月期の連結業績見通しについては、第1四半期業績は売上、利益とも会社四半期計画を上回り、通年での売上収益が7,000~7,500百万円(前期比48.8%増~59.4%増)、EBITDAが500~900百万円(同164.7%増~376.5%増)、営業利益が400~700百万円、税引前利益が400~700百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が300~500百万円とする期初計画を据え置いている。新規事業やM&Aは織り込んでおらず、主要3領域でのオーガニック成長で売上収益7,000百万円を超える水準での着地を計画している。同社では、事業成長に向けた重要指標として「送客先の獲得」に注力する。2021年3月期までに行ったコンテンツ投資及びシステム投資を通じて、主要3領域ともにユーザーは計画を上回る水準で獲得できているものの、送客ボリュームに対して送客枠が不足しているためである。このため、受け皿となる送客先を獲得することで2022年3月期業績の達成を目指す。具体的には、主要3領域で積極的に業務提携を進めており、進捗は良好だ。送客先というボトルネックが解消されることで、2022年3月期の通期業績はもちろん、2023年3月期以降の成長ポテンシャルも高まると弊社では予想している。3. 中長期の成長戦略同社は業績拡大に向けた施策として、新規領域への参入及びM&Aを掲げている。対象領域は主に「マッチング」「クロスセル」「サプライチェーン」の3領域を想定しており、シナジー創造に向けたシナリオは各領域で多岐にわたる。M&Aは事業会社やメディアを対象とするが、このうちメディアを対象としたM&Aについては、明確な参入基準を当てはめ、選別を図っている。この参入基準は同社の強みである「メディア運営効率化」を最大限生かすことを想定して練られており、それゆえ事前のビジネス・デューデリジェンスの段階で成功確度を高く分析でき、結果としてM&Aに伴うリスクは低くなる。このような方針は、中長期的な成長において大きな強みになると弊社では評価している。また、同社ではガバナンス体制の強化にも取り組んでいる。一例を挙げると、就職領域でチェンジ<3962>と資本業務提携を締結しており、第三者割当増資によって新株式を26万9,100株発行し、2021年7月に約2億円を調達した。人的リソースの拡充、広告宣伝費、システム開発費用に充当する資金を得たほか、事業面でも関係性の強い大株主が増えたことで、ガバナンス体制はより強化されたと評価できる。また、チェンジの代表取締役兼執行役員社長の福留大士氏が経営アドバイザーとして着任し、経営チームとの定期的なディスカッションにより知見やノウハウを吸収している。さらに、財務やIRで知見の豊富な辻本拓氏を執行役員として迎え入れた。両名ともに時価総額などの点で同社よりも規模の大きな企業で専門経験を積んだ人材である。こうした外部の人的リソースを積極的に活用する姿勢も、評価に値する。■Key Points・ 2022年3月期第1四半期は戦略的な大規模投資を実行しながらも、四半期ベースで過去最高売上を更新、各利益も黒字転換するなど順調に進捗・2022年3月期第1四半期に実行した戦略的投資に対し、第2四半期以降は新卒の戦力化や広告宣伝費率の改善などにより、通期での利益拡大を見込む・業務提携やM&A戦略により中長期の成長を目指すほか、外部人材登用などによりガバナンス体制の強化を推進(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
<YM>
2021/09/28 15:01
注目トピックス 日本株
宮越HD---急伸、深センプロジェクトで日建設計と業務委託契約
宮越HD<6620>は急伸。中国子会社が深センで推進している「ワールドイノベーションセンター」プロジェクトについて、日建設計との間でコンサルティング業務委託契約書を締結すると発表している。現地当局から開発推進体制を整えるよう要請されたことで、中国各地で豊富な都市開発プロジェクトの実績を持つとされる日建設計に業務委託を行うようだ。深センプロジェクトの進捗確認を材料視する動きとなっている。
<YN>
2021/09/28 14:40
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~住石HD、都競馬などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月28日 14:26 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<5337> ダントーHD 2064100 147040 1303.77% 1.54%<7320> 日本リビング保証 204500 27680 638.80% 8.42%<9052> 山陽電 248700 42380 486.83% -2.78%<9887> 松屋フーズHD 133400 25640 420.28% -0.54%<4337> ぴあ 159500 30820 417.52% 6.67%<6625> JALCOHD 2247000 471420 376.65% -1.67%<3232> 三交GHD 1043700 239320 336.11% -5.21%<4406> 日理化 22553900 5291360 326.24% -4.27%<7412> アトム 3046700 731240 316.65% -0.25%<2418> ツカダGHD 943600 241220 291.18% -3.22%<9828> 元気寿司 156900 41600 277.16% -0.93%<2378> ルネサンス 602900 170340 253.94% -0.16%<3333> あさひ 489800 141400 246.39% -6.75%<4718> 早稲アカ 255900 77380 230.71% -1.11%<2342> トランス 700700 211920 230.64% 4.57%<8508> Jトラスト 3203700 1000000 220.37% 11.23%<1431> Lib Work 225400 7098000.00% 2.1755%<2335> キューブシス 136800 44580 206.86% -3.05%<3178> チムニー 196400 66460 195.52% -0.49%<6699> ダイヤHD 264700 92580 185.91% -2.98%<8160> 木曽路 348200 124160 180.44% -1.29%<8798> アドバンスク 291100 103900 180.17% -1.27%<4075> ブレインズ 223900 81040 176.28% 7.51%<1514>* 住石HD 1785600 664900 168.55% 5.04%<4839> WOWOW 118500 44380 167.01% -1.31%<7777> 3Dマトリクス 5359100 2117880 153.04% -1.72%<7421> カッパ・クリエ 599200 237360 152.44% -0.57%<1367> TPXダブル 64391 25514.4 152.37% -0.85%<9672>* 都競馬 234600 93560 150.75% 3.17%<6620> 宮越HD 1134300 458360 147.47% 4.18%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2021/09/28 14:38
注目トピックス 日本株
しまむら---急落、前日発表の決算受けて出尽くし感優勢に
しまむら<8227>は急落。前日の引け間際に発表された決算内容を反映する動きとなっている。上半期営業利益は253億円で前年同期比58.6%増益、従来計画の197億円を上振れる着地に。ただ、市場コンセンサスは若干の下振れに。一方、通期計画は従来の386億円から457億円、前期比20.1%増にまで上方修正。市場予想も15億円程度上振れている。ただ、想定の範囲内ではあり、前日にかけ連日の上昇となっていたことで、出尽くし感が先行する状況へ。
<YN>
2021/09/28 14:24