注目トピックス 日本株
ジーニー---1Qは2ケタ増収、マーケティングSaaS事業の売上高・利益は順調に推移
配信日時:2025/08/15 20:51
配信元:FISCO
*20:51JST ジーニー---1Qは2ケタ増収、マーケティングSaaS事業の売上高・利益は順調に推移
ジーニー<6562>は12日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比35.1%増の30.61億円、売上総利益が同35.7%増の23.62億円、営業利益が同59.1%減の3.33億円、税引前利益が同69.1%減の2.31億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同77.7%減の1.50億円となった。
広告プラットフォーム事業の売上収益は、前年同期比11.2%減の12.58億円、セグメント利益は同11.1%減の5.38億円となった。祖業のサプライサイドビジネスはエンタープライズ顧客の開拓により業績を拡大し、デマンドサイドビジネス、特にデジタルOOHを含むブランディング領域においても事業を展開している。また、海外拠点では「GENIEE SSP」「GENIEE DSP」およびインターネットメディアのディスプレイ広告収益向上サービスを提供する完全子会社のZelto, Inc.を展開している。2025年3月頃よりCPMが個別事象に起因してやや下落していたが、当第1四半期においては、当該事象の解消に注力し、1社あたりの単価は着実に回復傾向にある。
デジタルPR事業の売上収益は7.03億円、セグメント利益は1.03億円となった。2024年7月に連結子会社となったソーシャルワイヤーが運営するニュースワイヤー、インフルエンサーPR、クリッピング、リスクチェックの各事業を包括している。ニュースワイヤー事業では、プレスリリース配信代行サービス「@Press」や「NEWSCAST」を展開しており、インフルエンサーPR事業においては、広告代理店やクライアントからの依頼を受け、SNSインフルエンサーによる商品PRサービス「Find Model」を提供している。クリッピング事業では、メディアから必要な記事を精査・選別し報告する「@クリッピング」を、リスクチェック事業では、WEBニュースや新聞記事を活用し、取引先の反社会的勢力との関係性や不祥事情報を確認する「RISKEYES」を展開している。インフルエンサーPR事業は、多岐にわたる業種で進展しており、広告運用案件を中心に持続的に高単価を維持している。加えて、オウンドメディアの運営に注力していることから、引き合いや問い合わせも堅調に推移している。また、リスクチェック事業も、展示会やセミナーの開催を積極的に行い、顧客数の増加が継続している。
マーケティングSaaS事業の売上収益は同29.9%増の11.16億円、セグメント利益は同1,038.6%増の2.87億円となった、「GENIEE Marketing Cloud」のプロダクトとして、CRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「GENIEE SFA/CRM」、マーケティングオートメーション「GENIEE MA」、チャット接客ツール「GENIEE CHAT」、サイト内検索「GENIEE SEARCH」、広告効果測定「GENIEE ANALYTICS」などのサービスを展開している。アカウント数が順調に推移し、特に「GENIEE SFA/CRM」、「GENIEE CHAT」および「GENIEE ANALYTICS」のMRR(Monthly Recurring Revenue)が増加している。さらに、「GENIEE SFA/CRM」と「GENIEE CHAT」では自社開発の強みを活かし、開発にかかる初期売上も増加している。
2026年3月通期の連結業績予想については、売上収益が前期比35.1%増の153.00億円、売上総利益が同34.0%増の118.00億円、営業利益が同9.1%増の27.50億円、税引前利益が同14.7%増の26.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同0.3%増の19.60億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
広告プラットフォーム事業の売上収益は、前年同期比11.2%減の12.58億円、セグメント利益は同11.1%減の5.38億円となった。祖業のサプライサイドビジネスはエンタープライズ顧客の開拓により業績を拡大し、デマンドサイドビジネス、特にデジタルOOHを含むブランディング領域においても事業を展開している。また、海外拠点では「GENIEE SSP」「GENIEE DSP」およびインターネットメディアのディスプレイ広告収益向上サービスを提供する完全子会社のZelto, Inc.を展開している。2025年3月頃よりCPMが個別事象に起因してやや下落していたが、当第1四半期においては、当該事象の解消に注力し、1社あたりの単価は着実に回復傾向にある。
デジタルPR事業の売上収益は7.03億円、セグメント利益は1.03億円となった。2024年7月に連結子会社となったソーシャルワイヤーが運営するニュースワイヤー、インフルエンサーPR、クリッピング、リスクチェックの各事業を包括している。ニュースワイヤー事業では、プレスリリース配信代行サービス「@Press」や「NEWSCAST」を展開しており、インフルエンサーPR事業においては、広告代理店やクライアントからの依頼を受け、SNSインフルエンサーによる商品PRサービス「Find Model」を提供している。クリッピング事業では、メディアから必要な記事を精査・選別し報告する「@クリッピング」を、リスクチェック事業では、WEBニュースや新聞記事を活用し、取引先の反社会的勢力との関係性や不祥事情報を確認する「RISKEYES」を展開している。インフルエンサーPR事業は、多岐にわたる業種で進展しており、広告運用案件を中心に持続的に高単価を維持している。加えて、オウンドメディアの運営に注力していることから、引き合いや問い合わせも堅調に推移している。また、リスクチェック事業も、展示会やセミナーの開催を積極的に行い、顧客数の増加が継続している。
マーケティングSaaS事業の売上収益は同29.9%増の11.16億円、セグメント利益は同1,038.6%増の2.87億円となった、「GENIEE Marketing Cloud」のプロダクトとして、CRM(顧客管理)/SFA(営業管理)システム「GENIEE SFA/CRM」、マーケティングオートメーション「GENIEE MA」、チャット接客ツール「GENIEE CHAT」、サイト内検索「GENIEE SEARCH」、広告効果測定「GENIEE ANALYTICS」などのサービスを展開している。アカウント数が順調に推移し、特に「GENIEE SFA/CRM」、「GENIEE CHAT」および「GENIEE ANALYTICS」のMRR(Monthly Recurring Revenue)が増加している。さらに、「GENIEE SFA/CRM」と「GENIEE CHAT」では自社開発の強みを活かし、開発にかかる初期売上も増加している。
2026年3月通期の連結業績予想については、売上収益が前期比35.1%増の153.00億円、売上総利益が同34.0%増の118.00億円、営業利益が同9.1%増の27.50億円、税引前利益が同14.7%増の26.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同0.3%増の19.60億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況