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ネクスグループ---2Q大幅な増収、Web3領域への進出やM&Aによる収益力の強化を推進
配信日時:2025/07/16 10:23
配信元:FISCO
*10:23JST ネクスグループ---2Q大幅な増収、Web3領域への進出やM&Aによる収益力の強化を推進
ネクスグループ<6634>は14日、2025年11月期第2四半期(24年12月-25年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比166.8%増の12.96億円、営業損失が0.65億円(前年同期は1.96億円の損失)、経常損失が0.54億円(同1.95億円の損失)、子会社化したZEDホールディングスのれんを考慮し、減損損失11.60億円を特別損失として計上したことで親会社株主に帰属する中間純損失が12.34億円(同2.03億円の損失)となった。
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前年同期比253.5%増の2.90億円、営業損失は0.10億円(前年同期は0.07億円の利益)となった。実業之日本デジタルは、電子書店及び電子取次が主な取引先となっており、「Kindle Unlimited」への掲載作品を拡充した結果、新規読者層の獲得が進展している。加えて、公共電子図書館に続き、大学電子図書館への提供も本格化している。スケブでは、提供するサービス「Skeb」の総登録者数が361万人を突破した。また、オフラインイベント「VRC大交流会」を「超メタフェス~VRC大交流会~」として2025年5月10日に開催した。なお、実日デジタル及びスケブの営業損益は黒字を維持しているが、のれんの償却を考慮すると営業損益はマイナスとなっている。
IoT関連事業の売上高は同49.1%減の1.74億円、営業利益は同82.3%増の0.39億円となった。ネクスは、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。エッジAIコンピュータ「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。ヒートマップ解析、侵入検知といった屋内利用から、産業・インフラ・農業分野などにおける屋外ソリューションにまで利用範囲が拡大しており、防水・防塵機能、FANレス化による耐久性の向上に加え、電源ユニットやLANケーブルを使って電力を供給するPoE機能や多様な外部インターフェースへの柔軟なカスタマイズが可能な、防水・防塵ボックスの受付を開始した。データ通信端末に関しては、5Gデータ端末「UNX-05G」を販売しており、新たに防水・防塵規格に準拠し、雨天時や粉塵環境でも安心して利用できる専用防水ケースの企画を開始した。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」を維持しつつ、通信速度をLTEのCat.4レベルに抑えたAI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。この端末は、2025年8月以降に評価用サンプルを提供開始し、2025年11月以降に販売を開始する予定。テレマティクスに関しては、OBDII型データ収集ユニット「GX700NC」が、トラックドライバーの時間外労働上限規制などの法的規制強化や車両管理業務の効率化、ドライバーの減少や高齢化など、市場を取り巻く社会環境の影響を受け、需要が増加傾向にあるクラウド型車両管理及び動態管理システムにおいて市場を確保している。農業ICT事業(NCXXFARM)では、6次産業化事業と、特許農法による化学的土壌マネジメント+ICTシステムによるデジタル管理のパッケージ販売を行うフランチャイズ事業の事業化を推進している。
ソリューション事業の売上高は7.79億円、営業利益は0.39億円となった。ケーエスピーは各種パッケージやSPツールの企画、制作を行っており、当中間連結会計期間も、新規販売先及び新規取り扱い商品が順調に増えてきている。ネクスソフトは、システムエンジニアリングサービス事業(SES事業)として、顧客システム開発の支援やエンジニア派遣を行っている。当中間連結会計期間では、SES事業において参画中のプロジェクト取引の安定した継続があった一方で、一部プロジェクト終了に伴うエンジニアの人員調整並びに中途採用活動が想定よりも緩やかに推移したことから、稼働率は92%となった。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は0.04億円(前年同期は0.00億円)、営業利益は0.02億円(同0.86億円の損失)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。また、2025年2月3日に取得したZEDホールディングスの株式取得に要する資金調達のため、保有する暗号資産の一部を売却している。Zaifは、現在、預り残高を活用した安定収益源の創出、コスト最適化、新規暗号資産の上場の3つの施策を中心に事業を推進している。預り残高を活用した安定収益源の創出について、Zaifは長期保有を志向するユーザーを多く抱えていることから、ユーザー志向に合致するサービスを順次提供してきた。具体的にはステーキングによる報酬を暗号資産ではなく日本円で受け取ることのできるサービスを、国内取引所としては2社目として2025年6月より開始した。チューリンガムは、ブロックチェーンゲームにおけるトークン経済圏の構築を行っている。2025年3月には、Web3分野の最先端技術を探求する「Turingum Labs」において、Web3とBTCFi、秘匿化技術、AIの各領域への集中投資体制を構築したことを発表した。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
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メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前年同期比253.5%増の2.90億円、営業損失は0.10億円(前年同期は0.07億円の利益)となった。実業之日本デジタルは、電子書店及び電子取次が主な取引先となっており、「Kindle Unlimited」への掲載作品を拡充した結果、新規読者層の獲得が進展している。加えて、公共電子図書館に続き、大学電子図書館への提供も本格化している。スケブでは、提供するサービス「Skeb」の総登録者数が361万人を突破した。また、オフラインイベント「VRC大交流会」を「超メタフェス~VRC大交流会~」として2025年5月10日に開催した。なお、実日デジタル及びスケブの営業損益は黒字を維持しているが、のれんの償却を考慮すると営業損益はマイナスとなっている。
IoT関連事業の売上高は同49.1%減の1.74億円、営業利益は同82.3%増の0.39億円となった。ネクスは、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。エッジAIコンピュータ「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。ヒートマップ解析、侵入検知といった屋内利用から、産業・インフラ・農業分野などにおける屋外ソリューションにまで利用範囲が拡大しており、防水・防塵機能、FANレス化による耐久性の向上に加え、電源ユニットやLANケーブルを使って電力を供給するPoE機能や多様な外部インターフェースへの柔軟なカスタマイズが可能な、防水・防塵ボックスの受付を開始した。データ通信端末に関しては、5Gデータ端末「UNX-05G」を販売しており、新たに防水・防塵規格に準拠し、雨天時や粉塵環境でも安心して利用できる専用防水ケースの企画を開始した。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」を維持しつつ、通信速度をLTEのCat.4レベルに抑えたAI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。この端末は、2025年8月以降に評価用サンプルを提供開始し、2025年11月以降に販売を開始する予定。テレマティクスに関しては、OBDII型データ収集ユニット「GX700NC」が、トラックドライバーの時間外労働上限規制などの法的規制強化や車両管理業務の効率化、ドライバーの減少や高齢化など、市場を取り巻く社会環境の影響を受け、需要が増加傾向にあるクラウド型車両管理及び動態管理システムにおいて市場を確保している。農業ICT事業(NCXXFARM)では、6次産業化事業と、特許農法による化学的土壌マネジメント+ICTシステムによるデジタル管理のパッケージ販売を行うフランチャイズ事業の事業化を推進している。
ソリューション事業の売上高は7.79億円、営業利益は0.39億円となった。ケーエスピーは各種パッケージやSPツールの企画、制作を行っており、当中間連結会計期間も、新規販売先及び新規取り扱い商品が順調に増えてきている。ネクスソフトは、システムエンジニアリングサービス事業(SES事業)として、顧客システム開発の支援やエンジニア派遣を行っている。当中間連結会計期間では、SES事業において参画中のプロジェクト取引の安定した継続があった一方で、一部プロジェクト終了に伴うエンジニアの人員調整並びに中途採用活動が想定よりも緩やかに推移したことから、稼働率は92%となった。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は0.04億円(前年同期は0.00億円)、営業利益は0.02億円(同0.86億円の損失)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。また、2025年2月3日に取得したZEDホールディングスの株式取得に要する資金調達のため、保有する暗号資産の一部を売却している。Zaifは、現在、預り残高を活用した安定収益源の創出、コスト最適化、新規暗号資産の上場の3つの施策を中心に事業を推進している。預り残高を活用した安定収益源の創出について、Zaifは長期保有を志向するユーザーを多く抱えていることから、ユーザー志向に合致するサービスを順次提供してきた。具体的にはステーキングによる報酬を暗号資産ではなく日本円で受け取ることのできるサービスを、国内取引所としては2社目として2025年6月より開始した。チューリンガムは、ブロックチェーンゲームにおけるトークン経済圏の構築を行っている。2025年3月には、Web3分野の最先端技術を探求する「Turingum Labs」において、Web3とBTCFi、秘匿化技術、AIの各領域への集中投資体制を構築したことを発表した。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円とする期初計画を据え置いている。
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