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トリプルアイズ---3Qも2ケタ増収、AIソリューション事業の売上高が順調に推移
配信日時:2025/07/16 20:09
配信元:FISCO
*20:09JST トリプルアイズ---3Qも2ケタ増収、AIソリューション事業の売上高が順調に推移
トリプルアイズ<5026>は15日、2025年8月期第3四半期(24年9月-25年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比40.2%増の42.53億円、EBITDAが同48.7%増の2.58億円、営業損失が0.21億円(前年同期は0.19億円の利益)、経常利益が同54.9%増の0.76億円となった。また、株式会社ゼロフィールドにおいて、GPUサーバー事業における令和7年度税制改正により、GPUを用いた暗号資産マイニングマシンの販売が低迷したことに伴い、当該GPUマシンの販売を終了し、棚卸資産評価損278百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.28億円(同0.42億円の利益)となった。
AIソリューション事業の売上高は前年同期比68.0%増の34.43億円、セグメント利益は同10.2%減の0.34億円、EBITDAは1.07億円となった。AIインテグレーションに関しては、商流改善や単価上昇による社員平均粗利額の増加、BP粗利率が改善した。また、資本業務提携したゲームカード・ジョイコホールディングス社より、DX/AI案件開発/保守業務を受注し、業務提携が進行中となっている。さらに、AI導入を要件定義からサポートする月額制のAI開発サービス「AIラボ」が、安定的に受注を拡大しており、建設・製造・飲食業界を中心に拡がっている。AIプロダクトに関しては、顔認証ログインアルコールチェックサービスAIZE Breathの大手物流会社への導入が開始し、ユーザー企業が拡大している。また、AI顔認証ログインクラウド型勤怠打刻サービス「きんろくfor LINE WORKS」の販売を開始し、アプリディレクトリ登録が完了したことで、一層の販売拡大に努めている。エンジニアリングに関しては、トヨタグループとの取引は高稼働率を維持しているが、米国の関税強化の影響について注視をしつつも、高稼働率を維持し、単価は向上しているが、5月に臨時賞与0.32億円を支給し、また、人数減が当初の想定を上回ったため、当第3四半期以降利益水準が低下している。同社と共同で自動車設計業務効率化のためのAIソフト開発のプロジェクトチームを組成し、複数の設計効率化ソフトを試作開発中としている。グループ全体として顧客層の拡大や多様なキャリアの提示によるエンジニア採用力の強化等、事業上のシナジー効果による更なる成長が見込まれる。販管費は、「AIインテグレーション」において当第3四半期で新卒入社による社員増及び「エンジニアリング」における臨時賞与の影響で、対第2四半期との比較で約0.26億円増加した。
GPUサーバー事業の売上高は同19.2%減の8.18億円、セグメント利益は同289.2%増の0.41億円、EBITDAは1.50億円となった。GPUサーバーである「GPU Server for AI」及びデータセンターに関する研究開発を拡大しており、データセンターではコンテナ型データセンターの販売に向けて、AI企業や計算力販売会社との提携に向けて、研究開発の実施や実証実験の準備を進めており、販売強化に向け、専用LPを公開した。機密データをローカルで処理し管理するシステムや同社従来のクラウドプラットフォームを活用することにより柔軟性の高いハイブリッドクラウドシステムも提供している。同社のAIシステムとゼロフィールドのGPUサーバーを併用することで、さらに競争優位性のあるサービスを実現していくとしている。また、暗号資産トレジャリー事業の支援を開始した。当第3四半期においては、節税ニーズの需要拡大により3月に大きく営業利益を計上したことから、営業利益は0.52億円改善したものの、当第3四半期累計期間では営業損失で着地している。一方で、第2四半期連結会計期間に保険解約返戻金0.56億円を計上したこと、また、当第3四半期は暗号資産相場が堅調に推移したことから、当第3四半期累計期間の経常損益は黒字転換した。
2025年8月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比28.1%増(前回予想比5.7%減)の56.50億円、営業損失が0.83億円(同1.95億円減)、経常利益が同93.3%減(同0.95億円減)の0.03億円、親会社株主に帰属する当期純損失は3.75億円(同4.06億円減)としている。
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AIソリューション事業の売上高は前年同期比68.0%増の34.43億円、セグメント利益は同10.2%減の0.34億円、EBITDAは1.07億円となった。AIインテグレーションに関しては、商流改善や単価上昇による社員平均粗利額の増加、BP粗利率が改善した。また、資本業務提携したゲームカード・ジョイコホールディングス社より、DX/AI案件開発/保守業務を受注し、業務提携が進行中となっている。さらに、AI導入を要件定義からサポートする月額制のAI開発サービス「AIラボ」が、安定的に受注を拡大しており、建設・製造・飲食業界を中心に拡がっている。AIプロダクトに関しては、顔認証ログインアルコールチェックサービスAIZE Breathの大手物流会社への導入が開始し、ユーザー企業が拡大している。また、AI顔認証ログインクラウド型勤怠打刻サービス「きんろくfor LINE WORKS」の販売を開始し、アプリディレクトリ登録が完了したことで、一層の販売拡大に努めている。エンジニアリングに関しては、トヨタグループとの取引は高稼働率を維持しているが、米国の関税強化の影響について注視をしつつも、高稼働率を維持し、単価は向上しているが、5月に臨時賞与0.32億円を支給し、また、人数減が当初の想定を上回ったため、当第3四半期以降利益水準が低下している。同社と共同で自動車設計業務効率化のためのAIソフト開発のプロジェクトチームを組成し、複数の設計効率化ソフトを試作開発中としている。グループ全体として顧客層の拡大や多様なキャリアの提示によるエンジニア採用力の強化等、事業上のシナジー効果による更なる成長が見込まれる。販管費は、「AIインテグレーション」において当第3四半期で新卒入社による社員増及び「エンジニアリング」における臨時賞与の影響で、対第2四半期との比較で約0.26億円増加した。
GPUサーバー事業の売上高は同19.2%減の8.18億円、セグメント利益は同289.2%増の0.41億円、EBITDAは1.50億円となった。GPUサーバーである「GPU Server for AI」及びデータセンターに関する研究開発を拡大しており、データセンターではコンテナ型データセンターの販売に向けて、AI企業や計算力販売会社との提携に向けて、研究開発の実施や実証実験の準備を進めており、販売強化に向け、専用LPを公開した。機密データをローカルで処理し管理するシステムや同社従来のクラウドプラットフォームを活用することにより柔軟性の高いハイブリッドクラウドシステムも提供している。同社のAIシステムとゼロフィールドのGPUサーバーを併用することで、さらに競争優位性のあるサービスを実現していくとしている。また、暗号資産トレジャリー事業の支援を開始した。当第3四半期においては、節税ニーズの需要拡大により3月に大きく営業利益を計上したことから、営業利益は0.52億円改善したものの、当第3四半期累計期間では営業損失で着地している。一方で、第2四半期連結会計期間に保険解約返戻金0.56億円を計上したこと、また、当第3四半期は暗号資産相場が堅調に推移したことから、当第3四半期累計期間の経常損益は黒字転換した。
2025年8月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高が前期比28.1%増(前回予想比5.7%減)の56.50億円、営業損失が0.83億円(同1.95億円減)、経常利益が同93.3%減(同0.95億円減)の0.03億円、親会社株主に帰属する当期純損失は3.75億円(同4.06億円減)としている。
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