注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日ぶり反発、東エレクが1銘柄で約100円分押し上げ
配信日時:2025/06/24 12:40
配信元:FISCO
*12:40JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日ぶり反発、東エレクが1銘柄で約100円分押し上げ
24日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり165銘柄、値下がり57銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は大幅反発。415.03円高の38769.12円(出来高概算7億8773万株)で前場の取引を終えている。
前日の米国株式市場は堅調に推移。軍のイラン核開発施設攻撃を受けた中東情勢の悪化懸念が広がったが、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長が7月の利下げを支持する可能性を示唆すると早期利下げ期待に相場は上昇に転じた。同時に中東各国が一時的な空域閉鎖を発表、イランは報復攻撃を開始したとの報道で、警戒感が強まり、再び大きく売られた。しかし、カタールがミサイルを迎撃、犠牲者はいないことを発表すると限定的な報復攻撃にとどまるとの情勢鎮静化への期待に買い戻しが加速。終盤にかけて上げ幅を拡大した。
米国市場を横目に、24日の日経平均は425.09円高の38779.18円と4日ぶり反発して取引を開始。その後上値の重い値動きとなったが、プラス圏で推移した。トランプ米大統領は23日、イスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿し、イランは攻撃停止示唆したことから中東の地政学リスクが後退。投資家心理を上向かせた。また、原油価格が急落し、企業のエネルギーコスト増加懸念も後退。そのほか、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価支援要因となった。
個別では、アドバンテ<6857>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株のほか、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、川崎重工業<7012>、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>、日立<6501>などが上昇した。ほか、受注回復織り込み国内証券が格上げを行ったレーザーテック<6920>が急騰、インフォマート<2492>、セレス<3696>、壱番屋<7630>などが値上がり率上位となった。
一方、三菱重工業<7011>やIHI<7013>など一部の防衛関連、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>などの原油関連は軟調に推移。また、キオクシアホールディングス<285A>、サンリオ<8136>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、三井E&S<7003>などが下落した。ほか、シティインデックスイレブンスの保有比率がゼロとなった大平洋金属<5541>が大幅安、大幸薬品<4574>、アドバンスクリエイト<8798>、富士石油<5017>などが値下がり率上位となった。
業種別では、空運業、非鉄金属、その他製品などが値上がり率上位、鉱業、石油・石炭製品、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約100円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは住友不<8830>となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。同2位はソシオネクスト<6526>となり、NTTデータG<9613>、富士フイルム<4901>、INPEX<1605>、テルモ<4543>、メルカリ<4385>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 38769.12(+415.03)
値上がり銘柄数 165(寄与度+446.66)
値下がり銘柄数 57(寄与度-31.63)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 24710 1005 100.29
<9984> ソフトバンクG 9384 405 80.83
<9983> ファーストリテ 46700 340 27.14
<6920> レーザーテック 18140 1940 25.81
<6098> リクルートHD 7946 133 13.27
<6758> ソニーG 3606 76 12.64
<5803> フジクラ 7002 289 9.61
<6857> アドバンテ 9745 35 9.31
<6146> ディスコ 37330 1220 8.12
<7735> SCREEN 11170 555 7.38
<7974> 任天堂 12875 205 6.82
<9433> KDDI 2432.5 17 6.79
<4063> 信越化 4409 39 6.49
<4704> トレンドマイクロ 10000 171 5.69
<6762> TDK 1569 11 5.49
<4568> 第一三共 3354 54 5.39
<4503> アステラス製薬 1385 26.5 4.41
<7453> 良品計画 6839 124 4.12
<6954> ファナック 3735 23 3.83
<9766> コナミG 22135 115 3.83
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8830> 住友不動産 5693 -93 -3.09
<6526> ソシオネクスト 2685 -93 -3.09
<9613> NTTデータG 3995 -15 -2.49
<4901> 富士フイルム 3042 -22 -2.20
<1605> INPEX 2027.5 -121.5 -1.62
<4543> テルモ 2669 -6 -1.60
<4385> メルカリ 2695.5 -44.5 -1.48
<9107> 川崎汽船 2000.5 -38.5 -1.15
<7267> ホンダ 1400.5 -5.5 -1.10
<8267> イオン 4424 -29 -0.96
<9735> セコム 5337 -13 -0.86
<5019> 出光興産 869.3 -12.7 -0.84
<3099> 三越伊勢丹HD 2198 -23.5 -0.78
<8802> 三菱地所 2755.5 -23.5 -0.78
<9104> 商船三井 4721 -77 -0.77
<9101> 日本郵船 5016 -69 -0.69
<3086> Jフロント 1970 -32.5 -0.54
<1803> 清水建設 1577.5 -16 -0.53
<5020> ENEOSHD 705 -16 -0.53
<1963> 日揮HD 1219.5 -15.5 -0.52
<CS>
日経平均は大幅反発。415.03円高の38769.12円(出来高概算7億8773万株)で前場の取引を終えている。
前日の米国株式市場は堅調に推移。軍のイラン核開発施設攻撃を受けた中東情勢の悪化懸念が広がったが、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長が7月の利下げを支持する可能性を示唆すると早期利下げ期待に相場は上昇に転じた。同時に中東各国が一時的な空域閉鎖を発表、イランは報復攻撃を開始したとの報道で、警戒感が強まり、再び大きく売られた。しかし、カタールがミサイルを迎撃、犠牲者はいないことを発表すると限定的な報復攻撃にとどまるとの情勢鎮静化への期待に買い戻しが加速。終盤にかけて上げ幅を拡大した。
米国市場を横目に、24日の日経平均は425.09円高の38779.18円と4日ぶり反発して取引を開始。その後上値の重い値動きとなったが、プラス圏で推移した。トランプ米大統領は23日、イスラエルとイランが「完全な停戦で合意した」と自身のSNSに投稿し、イランは攻撃停止示唆したことから中東の地政学リスクが後退。投資家心理を上向かせた。また、原油価格が急落し、企業のエネルギーコスト増加懸念も後退。そのほか、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価支援要因となった。
個別では、アドバンテ<6857>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株のほか、日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの空運株が堅調に推移。また、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、フジクラ<5803>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、川崎重工業<7012>、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>、日立<6501>などが上昇した。ほか、受注回復織り込み国内証券が格上げを行ったレーザーテック<6920>が急騰、インフォマート<2492>、セレス<3696>、壱番屋<7630>などが値上がり率上位となった。
一方、三菱重工業<7011>やIHI<7013>など一部の防衛関連、INPEX<1605>や石油資源開発<1662>などの原油関連は軟調に推移。また、キオクシアホールディングス<285A>、サンリオ<8136>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、三井E&S<7003>などが下落した。ほか、シティインデックスイレブンスの保有比率がゼロとなった大平洋金属<5541>が大幅安、大幸薬品<4574>、アドバンスクリエイト<8798>、富士石油<5017>などが値下がり率上位となった。
業種別では、空運業、非鉄金属、その他製品などが値上がり率上位、鉱業、石油・石炭製品、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約100円押し上げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは住友不<8830>となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。同2位はソシオネクスト<6526>となり、NTTデータG<9613>、富士フイルム<4901>、INPEX<1605>、テルモ<4543>、メルカリ<4385>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 38769.12(+415.03)
値上がり銘柄数 165(寄与度+446.66)
値下がり銘柄数 57(寄与度-31.63)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 24710 1005 100.29
<9984> ソフトバンクG 9384 405 80.83
<9983> ファーストリテ 46700 340 27.14
<6920> レーザーテック 18140 1940 25.81
<6098> リクルートHD 7946 133 13.27
<6758> ソニーG 3606 76 12.64
<5803> フジクラ 7002 289 9.61
<6857> アドバンテ 9745 35 9.31
<6146> ディスコ 37330 1220 8.12
<7735> SCREEN 11170 555 7.38
<7974> 任天堂 12875 205 6.82
<9433> KDDI 2432.5 17 6.79
<4063> 信越化 4409 39 6.49
<4704> トレンドマイクロ 10000 171 5.69
<6762> TDK 1569 11 5.49
<4568> 第一三共 3354 54 5.39
<4503> アステラス製薬 1385 26.5 4.41
<7453> 良品計画 6839 124 4.12
<6954> ファナック 3735 23 3.83
<9766> コナミG 22135 115 3.83
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8830> 住友不動産 5693 -93 -3.09
<6526> ソシオネクスト 2685 -93 -3.09
<9613> NTTデータG 3995 -15 -2.49
<4901> 富士フイルム 3042 -22 -2.20
<1605> INPEX 2027.5 -121.5 -1.62
<4543> テルモ 2669 -6 -1.60
<4385> メルカリ 2695.5 -44.5 -1.48
<9107> 川崎汽船 2000.5 -38.5 -1.15
<7267> ホンダ 1400.5 -5.5 -1.10
<8267> イオン 4424 -29 -0.96
<9735> セコム 5337 -13 -0.86
<5019> 出光興産 869.3 -12.7 -0.84
<3099> 三越伊勢丹HD 2198 -23.5 -0.78
<8802> 三菱地所 2755.5 -23.5 -0.78
<9104> 商船三井 4721 -77 -0.77
<9101> 日本郵船 5016 -69 -0.69
<3086> Jフロント 1970 -32.5 -0.54
<1803> 清水建設 1577.5 -16 -0.53
<5020> ENEOSHD 705 -16 -0.53
<1963> 日揮HD 1219.5 -15.5 -0.52
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