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CSSHD Research Memo(4):自己資本比率は45.0%で、財務の健全性は高い
配信日時:2025/06/12 17:34
配信元:FISCO
*17:34JST CSSHD Research Memo(4):自己資本比率は45.0%で、財務の健全性は高い
■CSSホールディングス<2304>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2025年9月期中間期末の財務状況は、資産合計は前期末比508百万円増加の6,440百万円となった。流動資産が597百万円の増加となった。主な要因は、現金及び預金349百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産271百万円の増加によるものである。固定資産については88百万円の減少となった。主な要因は、投資有価証券18百万円の減少、繰延税金資産72百万円の減少によるものである。
負債合計は前期末比288百万円増加し、3,545百万円となった。流動負債は289百万円の増加であった。主な要因は、短期借入金380百万円の増加、支払手形及び買掛金160百万円の増加、未払消費税等112百万円の減少、その他流動負債121百万円の減少によるものである。固定負債については0百万円の減少となった。主な要因は、リース債務3百万円の減少、繰延税金負債3百万円の増加によるものである。純資産合計は同220百万円増加し、2,895百万円となった。主な要因は、親会社株主に帰属する中間純利益302百万円の計上により利益剰余金が増加した一方で、剰余金の配当として102百万円を支出したことによるものである。
以上の結果、借入金及びリース債務の合計は前期末比372百万円増加の851百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含めて短期借入金で事業運営ができている。安全性の指標である自己資本比率は45.0%の高水準を維持し、2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の33.7%を上回る。また、同社が属するサービス業平均の6.2%を大きく上回っている。DEレシオも0.29倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、財務の健全性は高いと弊社では評価する。収益性の指標では、2024年9月期のROAは10.8%、ROEは17.1%に上昇している。2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%、9.5%や、サービス業平均の0.7%、6.7%を上回り、収益性も十分に高いと評価する。
2025年9月期中間期における現金及び現金同等物は、前期末より349百万円増加し、1,256百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益が530百万円となり、売上債権の増加271百万円、仕入債務の増加160百万円等により、得られた資金は133百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出33百万円、無形固定資産の取得による支出14百万円等により、使用した資金は55百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の380百万円の増加、配当金の支払101百万円等により、得られた資金は270百万円となった。
以上から、企業が自由に使える現金の流れを示す指標であるフリー・キャッシュ・フローは78百万円となった。同社が安定して利益をあげ、余裕のある資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
3. 財務状況と経営指標
2025年9月期中間期末の財務状況は、資産合計は前期末比508百万円増加の6,440百万円となった。流動資産が597百万円の増加となった。主な要因は、現金及び預金349百万円の増加、受取手形、売掛金及び契約資産271百万円の増加によるものである。固定資産については88百万円の減少となった。主な要因は、投資有価証券18百万円の減少、繰延税金資産72百万円の減少によるものである。
負債合計は前期末比288百万円増加し、3,545百万円となった。流動負債は289百万円の増加であった。主な要因は、短期借入金380百万円の増加、支払手形及び買掛金160百万円の増加、未払消費税等112百万円の減少、その他流動負債121百万円の減少によるものである。固定負債については0百万円の減少となった。主な要因は、リース債務3百万円の減少、繰延税金負債3百万円の増加によるものである。純資産合計は同220百万円増加し、2,895百万円となった。主な要因は、親会社株主に帰属する中間純利益302百万円の計上により利益剰余金が増加した一方で、剰余金の配当として102百万円を支出したことによるものである。
以上の結果、借入金及びリース債務の合計は前期末比372百万円増加の851百万円となった。長期借入金はなく、同社は子会社を含めて短期借入金で事業運営ができている。安全性の指標である自己資本比率は45.0%の高水準を維持し、2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の33.7%を上回る。また、同社が属するサービス業平均の6.2%を大きく上回っている。DEレシオも0.29倍と、有利子負債は自己資本を大きく下回っており、財務の健全性は高いと弊社では評価する。収益性の指標では、2024年9月期のROAは10.8%、ROEは17.1%に上昇している。2024年3月期のプライム・スタンダード・グロース市場に上場する全産業平均の4.5%、9.5%や、サービス業平均の0.7%、6.7%を上回り、収益性も十分に高いと評価する。
2025年9月期中間期における現金及び現金同等物は、前期末より349百万円増加し、1,256百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益が530百万円となり、売上債権の増加271百万円、仕入債務の増加160百万円等により、得られた資金は133百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出33百万円、無形固定資産の取得による支出14百万円等により、使用した資金は55百万円となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の380百万円の増加、配当金の支払101百万円等により、得られた資金は270百万円となった。
以上から、企業が自由に使える現金の流れを示す指標であるフリー・キャッシュ・フローは78百万円となった。同社が安定して利益をあげ、余裕のある資金を保有していることを示している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
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