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ウイングアーク Research Memo(2):各ソリューションが堅調で会社計画を超過達成し、過去最高を更新
配信日時:2025/05/19 13:02
配信元:FISCO
*13:02JST ウイングアーク Research Memo(2):各ソリューションが堅調で会社計画を超過達成し、過去最高を更新
■ウイングアーク1st<4432>の業績動向
● 2025年2月期の業績概要
2025年2月期の連結業績は、売上収益で前期比11.5%増の28,708百万円、営業利益で同12.4%増の8,216百万円、EBITDAで同12.2%増の9,650百万円となり、2024年4月に発表した期初時点での会社計画(売上収益27,600百万円、営業利益8,000百万円、EBITDA9,470百万円)、2025年1月の第3四半期決算発表時に上方修正された会社計画(売上収益28,500百万円、営業利益8,100百万円、EBITDA9,560百万円)を上回り、過去最高を更新した。帳票・文書管理ソリューションとデータエンパワーメントソリューションがともに堅調に推移した。
帳票・文書管理ソリューションの売上収益は前期比13.7%増の18,761百万円となった。企業の基幹業務に必須である請求書や納品書等の帳票類の設計・運用を行うソフトウェア及びサービスである「SVF」及び企業間取引の電子化を実現する「invoiceAgent」が主な構成要素となっている。「SVF」は、大企業や官公庁を中心とした基幹システムへの大型投資が継続したことにより売上収益は同8.1%増の15,288百万円となった。うち、クラウドサービスは、様々な帳票需要を取り込み、同18.8%増の933百万円となった。「invoiceAgent」は、前年の大型案件の反動によりライセンス/サービスが落ち込んだものの、保守については、契約を順調に積み上げたことから、売上収益は同8.5%増の2,273百万円となった。
データエンパワーメントソリューションの売上収益は前期比7.4%増の9,946百万円となった。企業が保有するデータを統合・処理・分析・可視化することにより、業務の効率化や生産性の向上を実現する「Dr.Sum」「MotionBoard」が主な構成要素となっている。「Dr.Sum」は、データ活用の幅広い需要を取り込んだことから同10.9%増の3,398百万円となった。特に「Dr.Sum Cloud」は大企業を中心に販売が好調に推移し、売上収益は同47.5%増の478百万円と大きく成長した。「MotionBoard」は、前期の大型案件の反動があったものの、クラウドサービスの契約社数を積み上げた結果、売上収益は同2.9%増の3,760百万円となった。なお、クラウドサービスは、契約社数が1,072社(前期は927社)となり、売上収益は同15.3%増の1,744百万円と拡大した。
同社グループは、IFRSにより規定された財務指標以外に、EBITDAを開示している。以前は調整後EBITDAを開示していたが、一時的な費用調整項目がなくなったことから現在のEBITDAとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 井上 康)
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● 2025年2月期の業績概要
2025年2月期の連結業績は、売上収益で前期比11.5%増の28,708百万円、営業利益で同12.4%増の8,216百万円、EBITDAで同12.2%増の9,650百万円となり、2024年4月に発表した期初時点での会社計画(売上収益27,600百万円、営業利益8,000百万円、EBITDA9,470百万円)、2025年1月の第3四半期決算発表時に上方修正された会社計画(売上収益28,500百万円、営業利益8,100百万円、EBITDA9,560百万円)を上回り、過去最高を更新した。帳票・文書管理ソリューションとデータエンパワーメントソリューションがともに堅調に推移した。
帳票・文書管理ソリューションの売上収益は前期比13.7%増の18,761百万円となった。企業の基幹業務に必須である請求書や納品書等の帳票類の設計・運用を行うソフトウェア及びサービスである「SVF」及び企業間取引の電子化を実現する「invoiceAgent」が主な構成要素となっている。「SVF」は、大企業や官公庁を中心とした基幹システムへの大型投資が継続したことにより売上収益は同8.1%増の15,288百万円となった。うち、クラウドサービスは、様々な帳票需要を取り込み、同18.8%増の933百万円となった。「invoiceAgent」は、前年の大型案件の反動によりライセンス/サービスが落ち込んだものの、保守については、契約を順調に積み上げたことから、売上収益は同8.5%増の2,273百万円となった。
データエンパワーメントソリューションの売上収益は前期比7.4%増の9,946百万円となった。企業が保有するデータを統合・処理・分析・可視化することにより、業務の効率化や生産性の向上を実現する「Dr.Sum」「MotionBoard」が主な構成要素となっている。「Dr.Sum」は、データ活用の幅広い需要を取り込んだことから同10.9%増の3,398百万円となった。特に「Dr.Sum Cloud」は大企業を中心に販売が好調に推移し、売上収益は同47.5%増の478百万円と大きく成長した。「MotionBoard」は、前期の大型案件の反動があったものの、クラウドサービスの契約社数を積み上げた結果、売上収益は同2.9%増の3,760百万円となった。なお、クラウドサービスは、契約社数が1,072社(前期は927社)となり、売上収益は同15.3%増の1,744百万円と拡大した。
同社グループは、IFRSにより規定された財務指標以外に、EBITDAを開示している。以前は調整後EBITDAを開示していたが、一時的な費用調整項目がなくなったことから現在のEBITDAとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 井上 康)
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