注目トピックス 日本株
フルサト・マルカホールディングス---1Qは増収、主力の機械・工具セグメントは増収増益に
配信日時:2025/05/16 18:52
配信元:FISCO
*18:52JST フルサト・マルカホールディングス---1Qは増収、主力の機械・工具セグメントは増収増益に
フルサト・マルカホールディングス<7128>は12日、2025年12月期第1半期(25年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.2%増の412.34億円、営業利益が同7.1%減の8.82億円、経常利益が同1.9%減の11.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.7%減の5.67億円となった。
機械・工具セグメントは売上高277.41億円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益5.63億円(同2.1%増)となった。国内直需において一部の自動車メーカーの好調に支えられたことに加えて、建機、農機等の非自動車分野における設備投資が活発であったこと等により、売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。国内卸において主な最終需要先である中小企業における設備投資意欲が先行きの不透明感から低調であったことなどが影響し、売上高は前年同期に比べ2桁の減少となった。海外では、北米事業は昨年後半からの米国景気の持ち直しにより受注の回復が見られ、売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。中でも複数の日系自動車メーカーの設備受注が売上増に貢献した。中国事業は景気の後退による値引き合戦で日系自動車メーカーは苦戦を強いられたことなどが影響し、売上は減少が続いている。東南アジア事業は全体では前年同期に比べ売上高は2桁の増加となった。インドネシアとタイにおいては二輪や農機、食品等の設備案件や修理サービス等により売上高は前年同期に比べ増加し、マレーシアでは主要自動車メーカーの日本における認証不正問題が影響し、現地でのプロジェクトが停止したこと等により売上高は減少した。
建設資材セグメントは売上高98.60億円(前年同期比4.3%減)、セグメント利益1.83億円(同39.3%減)となった。鉄構資材分野は、前四半期に続いて資材価格の高騰、人手不足、建設業の働き方改革等の影響により鉄骨建築需要は低迷し、設備機械などの販売に一定の成果は出たものの、売上高は前年同期に比べ2桁の減少となった。配管資材分野は、半導体・電子部品関連向けが小規模ながら堅調に推移した結果、売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。住宅設備分野は、新設住宅着工戸数は足元でようやく反転したものの過去2年間マイナス状態が続いており、リフォーム需要も微減となった。施工付き案件への注力や高付加価値商品の販売などにより売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。
建設機械セグメントは売上高26.53億円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益0.97億円(同18.1%増)となった。建設機械国内出荷統計におけるクローラークレーンの出荷数が前年同期比横ばいであったのに対して、同セグメントにおける実績はそれを上回る形で堅調に推移した。基礎機械についても昨年の好調であった受注を反映し売上増となった。中古車の販売や高所作業車レンタルも寄与し売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。
IoTソリューションセグメントは売上高9.79億円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益1.01億円(同5.3%増)となった。物理セキュリティの市場では、データセンター等への需要が堅調に推移した。同セグメントにおいては、大手警備会社との連携によるカメラ等の機器販売分野が好調に推移し、アクセスコントロールの導入を中心とするシステム構築分野では外資系向けの大型案件の受注が売上に貢献した。ストック型ビジネスのサービス分野は微増、IoT(ソリューション)分野では自動搬送機への問い合わせが増加傾向にある。売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.1%増の1,700.00億円、営業利益が同16.6%増の45.00億円、経常利益が同9.4%増の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.5%減の33.00億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
機械・工具セグメントは売上高277.41億円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益5.63億円(同2.1%増)となった。国内直需において一部の自動車メーカーの好調に支えられたことに加えて、建機、農機等の非自動車分野における設備投資が活発であったこと等により、売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。国内卸において主な最終需要先である中小企業における設備投資意欲が先行きの不透明感から低調であったことなどが影響し、売上高は前年同期に比べ2桁の減少となった。海外では、北米事業は昨年後半からの米国景気の持ち直しにより受注の回復が見られ、売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。中でも複数の日系自動車メーカーの設備受注が売上増に貢献した。中国事業は景気の後退による値引き合戦で日系自動車メーカーは苦戦を強いられたことなどが影響し、売上は減少が続いている。東南アジア事業は全体では前年同期に比べ売上高は2桁の増加となった。インドネシアとタイにおいては二輪や農機、食品等の設備案件や修理サービス等により売上高は前年同期に比べ増加し、マレーシアでは主要自動車メーカーの日本における認証不正問題が影響し、現地でのプロジェクトが停止したこと等により売上高は減少した。
建設資材セグメントは売上高98.60億円(前年同期比4.3%減)、セグメント利益1.83億円(同39.3%減)となった。鉄構資材分野は、前四半期に続いて資材価格の高騰、人手不足、建設業の働き方改革等の影響により鉄骨建築需要は低迷し、設備機械などの販売に一定の成果は出たものの、売上高は前年同期に比べ2桁の減少となった。配管資材分野は、半導体・電子部品関連向けが小規模ながら堅調に推移した結果、売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。住宅設備分野は、新設住宅着工戸数は足元でようやく反転したものの過去2年間マイナス状態が続いており、リフォーム需要も微減となった。施工付き案件への注力や高付加価値商品の販売などにより売上高は前年同期に比べ2桁の増加となった。
建設機械セグメントは売上高26.53億円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益0.97億円(同18.1%増)となった。建設機械国内出荷統計におけるクローラークレーンの出荷数が前年同期比横ばいであったのに対して、同セグメントにおける実績はそれを上回る形で堅調に推移した。基礎機械についても昨年の好調であった受注を反映し売上増となった。中古車の販売や高所作業車レンタルも寄与し売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。
IoTソリューションセグメントは売上高9.79億円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益1.01億円(同5.3%増)となった。物理セキュリティの市場では、データセンター等への需要が堅調に推移した。同セグメントにおいては、大手警備会社との連携によるカメラ等の機器販売分野が好調に推移し、アクセスコントロールの導入を中心とするシステム構築分野では外資系向けの大型案件の受注が売上に貢献した。ストック型ビジネスのサービス分野は微増、IoT(ソリューション)分野では自動搬送機への問い合わせが増加傾向にある。売上高は前年同期に比べ1桁の増加となった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.1%増の1,700.00億円、営業利益が同16.6%増の45.00億円、経常利益が同9.4%増の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.5%減の33.00億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況