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クラボウ---25年3月期は2ケタ増益、期末配当の増配を発表
配信日時:2025/05/15 18:03
配信元:FISCO
*18:03JST クラボウ---25年3月期は2ケタ増益、期末配当の増配を発表
クラボウ<3106>は14日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.4%減の1,506.60億円、営業利益が同12.3%増の103.11億円、経常利益が同15.6%増の117.84億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.8%増の90.14億円となった。
繊維事業の売上高は485億円(前年同期比5.0%減)、営業利益は0.7億円(前年同期は2.5億円の損失)となった。糸は、原料改質技術を活用した高機能製品「NaTech(ネイテック)」の販売が順調に推移し、タイ子会社でもデニム向けの販売が順調で、増収となった。テキスタイルは、中東向け素材は堅調であったが、カジュアル衣料向け素材の受注が減少し、減収となった。繊維製品は、暑熱環境下におけるリスク低減の管理システム「Smartfit(スマートフィット)」は販売が増加したが、カジュアル衣料の受注が減少し、減収となった。
化成品事業の売上高は660億円(前年同期比7.6%増)、営業利益は50.3億円(同26.9%増)となった。軟質ウレタンは、自動車内装材向けの受注が、中国子会社では低調であったが、国内及びブラジル子会社は順調に推移し、原料価格や労務費の価格転嫁も進めた結果、増収となった。機能樹脂製品は、半導体製造装置向け高機能樹脂製品や太陽電池向け機能フィルムの受注が堅調で、増収となった。住宅用建材は、断熱材の販売が低調に推移したが、集合住宅向けプレキャストコンクリート製品の受注が増加し、増収となった。不織布は、自動車フィルター向けの販売が回復した。
環境メカトロニクス事業の売上高は219億円(前年同期比14.1%減)、営業利益は33.4億円(同6.5%減)となった。エレクトロニクスは、子会社のウェハー洗浄装置の販売台数は減少したが、半導体業界向け液体成分濃度計が好調に推移し、また膜厚計なども順調で、増収となった。エンジニアリングは、半導体業界向け薬液供給装置は低調に推移したが、排ガス処理設備などが順調で、また子会社でも医薬品製造業界向け設備の工事が順調に進捗し、増収となった。バイオメディカルは、撹拌脱泡装置などが堅調で、増収となった。
食品・サービス事業の売上高は104億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は7.2億円(同13.0%増)となった。食品は、成型スープの販売は減少したが、即席麺具材などが好調で、増収となった。ホテル関連は、好調な国内旅行やインバウンド需要の影響により、増収となった。
不動産賃貸の売上高は37億円(前年同期比1.8%減)、営業利益は22.4億円(同 3.8%減)となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%減の1,440.00億円、営業利益が同22.4%減の80.00億円、経常利益が同19.4%減の95.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の95.00億円を見込んでいる。
また、同日、2025年3月期の期末配当金について、前回予想から30.00円増額の120.00円とすることを発表した。これにより、2022年3月期の1株当たり配当金は、年間で180.00円(前期比80.00円増配)となる。
<AK>
繊維事業の売上高は485億円(前年同期比5.0%減)、営業利益は0.7億円(前年同期は2.5億円の損失)となった。糸は、原料改質技術を活用した高機能製品「NaTech(ネイテック)」の販売が順調に推移し、タイ子会社でもデニム向けの販売が順調で、増収となった。テキスタイルは、中東向け素材は堅調であったが、カジュアル衣料向け素材の受注が減少し、減収となった。繊維製品は、暑熱環境下におけるリスク低減の管理システム「Smartfit(スマートフィット)」は販売が増加したが、カジュアル衣料の受注が減少し、減収となった。
化成品事業の売上高は660億円(前年同期比7.6%増)、営業利益は50.3億円(同26.9%増)となった。軟質ウレタンは、自動車内装材向けの受注が、中国子会社では低調であったが、国内及びブラジル子会社は順調に推移し、原料価格や労務費の価格転嫁も進めた結果、増収となった。機能樹脂製品は、半導体製造装置向け高機能樹脂製品や太陽電池向け機能フィルムの受注が堅調で、増収となった。住宅用建材は、断熱材の販売が低調に推移したが、集合住宅向けプレキャストコンクリート製品の受注が増加し、増収となった。不織布は、自動車フィルター向けの販売が回復した。
環境メカトロニクス事業の売上高は219億円(前年同期比14.1%減)、営業利益は33.4億円(同6.5%減)となった。エレクトロニクスは、子会社のウェハー洗浄装置の販売台数は減少したが、半導体業界向け液体成分濃度計が好調に推移し、また膜厚計なども順調で、増収となった。エンジニアリングは、半導体業界向け薬液供給装置は低調に推移したが、排ガス処理設備などが順調で、また子会社でも医薬品製造業界向け設備の工事が順調に進捗し、増収となった。バイオメディカルは、撹拌脱泡装置などが堅調で、増収となった。
食品・サービス事業の売上高は104億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は7.2億円(同13.0%増)となった。食品は、成型スープの販売は減少したが、即席麺具材などが好調で、増収となった。ホテル関連は、好調な国内旅行やインバウンド需要の影響により、増収となった。
不動産賃貸の売上高は37億円(前年同期比1.8%減)、営業利益は22.4億円(同 3.8%減)となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%減の1,440.00億円、営業利益が同22.4%減の80.00億円、経常利益が同19.4%減の95.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.4%増の95.00億円を見込んでいる。
また、同日、2025年3月期の期末配当金について、前回予想から30.00円増額の120.00円とすることを発表した。これにより、2022年3月期の1株当たり配当金は、年間で180.00円(前期比80.00円増配)となる。
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