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ウェーブロックHD---25年3月期増収増益、アドバンストテクノロジー事業が売上高・利益ともに増加
配信日時:2025/05/12 15:37
配信元:FISCO
*15:37JST ウェーブロックHD---25年3月期増収増益、アドバンストテクノロジー事業が売上高・利益ともに増加
ウェーブロックホールディングス<7940>は9日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比8.5%増の255.66億円、営業利益は同4.6%増の4.05億円、経常利益は同3.1%増の6.97億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.1%増の5.20億円となった。
マテリアルソリューション事業の売上高は前期比10.0%増の195.22億円、また、原材料価格やユーティリティコストの高騰を受けて、販売価格への転嫁に注力したことや、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努めたものの、セグメント利益は同10.6%減の9.10億円となった。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、仮設資材用ターポリン、衣料および被覆資材等の販売が堅調であったこと、また、原材料価格およびユーティリティコスト上昇分等について前年度より引き続き、販売価格に転嫁したことにより好調に推移した。パッケージングソリューション分野においては、原材料価格およびユーティリティコストの上昇分の販売価格への転嫁を引き続き行った。また、生産体制を強化し生産性を向上させた結果、販売数量が増加した。アグリソリューション分野においては、猛暑の影響により遮光網等が堅調に推移し、また、土壌改良材等についても好調に推移した。リビングソリューション分野においては、ホームセンターやサッシメーカー向け防虫網の販売は低調だったものの、園芸用品については堅調に推移した。
アドバンストテクノロジー事業の売上高は同4.3%増の60.94億円、また、成型加工品の量産化に伴う垂直立ち上げ等の影響により、一時的に収率が低下したものの、品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努め、セグメント利益は同191.4%増の1.21億円となった。デコレーション&ディスプレー分野において、高透明多層フィルムは、車両内装ディスプレー、加飾パーツ、HUD(ヘッドアップディスプレー)カバーおよびEV充電スタンドカバー等に採用されたものの、車両量産開始時期が遅れたことや、既存採用車種の一部でモデルエンドになったこと等の影響により販売が落ち込んだ。一方、金属調加飾フィルムは、前期苦戦した中国市場において、大手EVメーカーをはじめとした複数車種のエンブレムに採用されたことや、インド市場における新規車載エンブレム用途が好調に推移した。また、成形加工品販売においては、北米向けで採用が内定していた複数の車載エンブレムの案件が量産に移行したことや、生産停止していた国内自動車メーカーの生産が復調したこと等により、堅調に推移した。
2026年3月期通期については、売上高が前期比3.7%増の265.00億円、営業利益が同109.6%増の8.50億円、経常利益が同21.9%増の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.4%増の5.80億円を見込んでいる。
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マテリアルソリューション事業の売上高は前期比10.0%増の195.22億円、また、原材料価格やユーティリティコストの高騰を受けて、販売価格への転嫁に注力したことや、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努めたものの、セグメント利益は同10.6%減の9.10億円となった。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、仮設資材用ターポリン、衣料および被覆資材等の販売が堅調であったこと、また、原材料価格およびユーティリティコスト上昇分等について前年度より引き続き、販売価格に転嫁したことにより好調に推移した。パッケージングソリューション分野においては、原材料価格およびユーティリティコストの上昇分の販売価格への転嫁を引き続き行った。また、生産体制を強化し生産性を向上させた結果、販売数量が増加した。アグリソリューション分野においては、猛暑の影響により遮光網等が堅調に推移し、また、土壌改良材等についても好調に推移した。リビングソリューション分野においては、ホームセンターやサッシメーカー向け防虫網の販売は低調だったものの、園芸用品については堅調に推移した。
アドバンストテクノロジー事業の売上高は同4.3%増の60.94億円、また、成型加工品の量産化に伴う垂直立ち上げ等の影響により、一時的に収率が低下したものの、品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努め、セグメント利益は同191.4%増の1.21億円となった。デコレーション&ディスプレー分野において、高透明多層フィルムは、車両内装ディスプレー、加飾パーツ、HUD(ヘッドアップディスプレー)カバーおよびEV充電スタンドカバー等に採用されたものの、車両量産開始時期が遅れたことや、既存採用車種の一部でモデルエンドになったこと等の影響により販売が落ち込んだ。一方、金属調加飾フィルムは、前期苦戦した中国市場において、大手EVメーカーをはじめとした複数車種のエンブレムに採用されたことや、インド市場における新規車載エンブレム用途が好調に推移した。また、成形加工品販売においては、北米向けで採用が内定していた複数の車載エンブレムの案件が量産に移行したことや、生産停止していた国内自動車メーカーの生産が復調したこと等により、堅調に推移した。
2026年3月期通期については、売上高が前期比3.7%増の265.00億円、営業利益が同109.6%増の8.50億円、経常利益が同21.9%増の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.4%増の5.80億円を見込んでいる。
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