注目トピックス 経済総合

日米の注目経済指標:日米金融政策は現状維持の見込み

配信日時:2025/04/26 13:58 配信元:FISCO
*13:58JST 日米の注目経済指標:日米金融政策は現状維持の見込み 4月28日-5月9日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

■4月30日(水)午後9時30分発表予定
○(米)1-3月期国内総生産-予想は前期比年率+0.4%
参考指標となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算によると前期比-2.2%。米国の関税措置発動前のデータだが、貿易収支の悪化などが米国経済を圧迫したようだ。ただ、個人消費は特に悪化していないため、成長率はプラスとなる可能性がある。

■5月1日(木)決定会合の終了時刻は未定
○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持
日本銀行の植田総裁は経済・物価見通しが実現していけば利上げを行う考えを変えていないが、米国の関税政策による影響に対して強い警戒感を表明しており、今回の会合でも政策金利の据え置きが決まる可能性が高い。

■5月2日(金)午後9時30分発表予定
○(米)4月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+13.0万人、失業率は4.2%
サービス部門における雇用者数は伸び悩んでおり、製造業の雇用拡大は当面期待できないことから、非農業部門雇用者数は3月実績を下回る可能性が高い。

○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合■5月7日(水)日本時間8日午前3時結果判明
・予想は金融政策の現状維持
直近公表の地区連銀経済報告によると、全米の大部分で物価が上昇し、経済活動と雇用は前回報告から変化がなかった。ただ、国際貿易政策を巡る不確実性が広がりつつあるため、今回の会合でも政策金利の現状維持が決まる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月29日(火):(米)4月CB消費者信頼感指数
・4月30日(水):(米)3月コアPCE価格指数
・5月1日(木):(米)4月ISM製造業景況指数
・5月2日(金):(欧)4月ユーロ圏消費者物価指数
・5月5日(月):(米)4月ISM非製造業景況指数
・5月6日(火):(米)3月貿易収支
・5月8日(木):(英)英中央銀行政策金利発表
・5月9日(金):(中)4月貿易収支


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