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午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利1.495%に低下

配信日時:2025/03/13 11:38 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日に20年債入札を無難に通過した安心感に加え、貿易戦争が激化すれば世界景気の減速につながるとの見方が相場を押し上げた。  トランプ米政権は12日、すべての国からの鉄鋼・アルミニウム製品に25%の追加関税をかけた。これに対して欧州連合(EU)とカナダが同日に報復関税を発表したことで、貿易摩擦への警戒感から投資家心理はリスクオフに傾きやすく、相対的に安全資産とされる債券の買いにつながった。関税政策が米インフレ圧力を高めるとの思惑から前日の米長期金利は上昇したが、この日の時間外取引では小幅に低下したことも国内債の支援材料となった。  午前11時の先物6月限の終値は、前日比15銭高の138円14銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.025%低下の1.495%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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