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米外為市場サマリー:米インフレ圧力が意識され一時149円19銭まで上伸

配信日時:2025/03/13 07:54 配信元:MINKABU
 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円25銭前後と前日と比べて50銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円40銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前月比の上昇率が0.2%と、1月の0.5%から鈍化した。また、エネルギーと食品を除くコア指数も0.2%(前月は0.4%)となった。ただ、トランプ関税の影響で先行きはインフレ圧力が高まるとの見方が多く、米長期金利が上昇するとともにドル買いが流入し、ドル円相場は一時149円19銭まで上伸した。とはいえ、欧州連合(EU)とカナダが米国に対する報復関税を発表したことから貿易戦争や米景気悪化が懸念され、ドルは買い一巡後に上値が重くなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0888ドル前後と前日に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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