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米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け一時148円10銭台に上伸

配信日時:2025/03/12 07:55 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円78銭前後と前日と比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=161円36銭前後と同1円80銭強のユーロ高・円安だった。  ドル円相場は前日に一時146円50銭台と約5カ月ぶりの水準まで下押した反動からドル買い・円売りが先行。この日に米労働省が発表した1月の雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が774万件と前月から23万2000件増えたことが分かると148円11銭まで上伸する場面があった。その後はトランプ米大統領による関税政策の不透明感を背景に米主要株価指数が下落したことが影響するかたちで147円00銭台に伸び悩んだが、トランプ米大統領がカナダから輸入する鉄鋼・アルミニウム製品を巡り、追加関税を50%に引き上げる措置を中止することを示唆すると147円90銭台に持ち直した。一方、ドイツ緑の党が国防費などの増強案を巡って週内の合意を示唆したことなどを手掛かりに、ユーロが対ドルや対円で買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0919ドル前後と前日に比べて0.0085ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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