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三洋化成工業---3Qは2ケタ増益、プラスチック・繊維産業関連分野は売上・利益ともに順調に推移
配信日時:2025/02/06 15:00
配信元:FISCO
*15:00JST 三洋化成工業---3Qは2ケタ増益、プラスチック・繊維産業関連分野は売上・利益ともに順調に推移
三洋化成工業<4471>は5日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.0%減の1,111.08億円、営業利益が同62.9%増の68.72億円、経常利益が同24.8%増の85.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.1%増の36.40億円となった。
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比26.6%減の259.40億円、営業利益は2.09億円(前年同期は11.11億円の損失)となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールの市況が国内外ともに回復し、売上高は堅調に推移した。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂事業からの撤退に伴い売上高は大幅に減少した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は同3.1%減の375.36億円、営業利益は同44.4%増の30.92億円となった。石油産業関連分野は、潤滑油添加剤の需要回復により売上高は好調に推移した。輸送機産業関連分野は、自動車生産台数が横ばいの中、海外安価品の流入により、自動車シートなどに使用されるポリウレタンフォーム用原料が低調となったことに加え、海外向け自動車内装表皮材用ウレタンビーズも減少したため、売上高は低調となった。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は同6.5%増の204.32億円、営業利益は同19.0%増の22.56億円となった。プラスチック産業関連分野は、永久帯電防止剤の需要回復により売り上げを伸ばし、塗料コーティング用薬剤・添加剤も堅調に推移したため、売上高は好調に推移した。繊維産業関連分野は、合成皮革用薬剤が低調に推移したものの、タイヤコード糸等の製造時に使用される油剤が需要回復に伴い大幅に増加、風力発電用風車向けの炭素繊維用薬剤も復調し、売上高は順調に推移した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は同7.2%減の158.88億円、営業利益は同26.3%増の20.86億円となった。情報産業関連分野は、トナーバインダーの需要が回復傾向にある一方で、重合トナー用材料が中国における生産事業からの撤退等により低調となり、売上高は大きく減少した。電気電子産業関連分野は、アルミ電解コンデンサ用電解液が横ばいだったが、先端半導体向け関連材料が堅調に推移し、売上高は増加した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は同3.9%減の113.11億円、営業利益は同92.8%減の0.40億円となった。環境産業関連分野は、高分子凝集剤用のカチオンモノマーが市況低迷により低調だった。住設産業関連分野は、セメント用薬剤が低調でしたが、家具・断熱剤などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が復調したため、売上高は横ばいとなった。
2025年3月期通期については、売上高が前期比9.1%減の1,450.00億円、営業利益が同84.2%増の90.00億円、経常利益が同22.1%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が40.00億円とする9月27日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比26.6%減の259.40億円、営業利益は2.09億円(前年同期は11.11億円の損失)となった。生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールの市況が国内外ともに回復し、売上高は堅調に推移した。健康産業関連分野は、高吸水性樹脂事業からの撤退に伴い売上高は大幅に減少した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は同3.1%減の375.36億円、営業利益は同44.4%増の30.92億円となった。石油産業関連分野は、潤滑油添加剤の需要回復により売上高は好調に推移した。輸送機産業関連分野は、自動車生産台数が横ばいの中、海外安価品の流入により、自動車シートなどに使用されるポリウレタンフォーム用原料が低調となったことに加え、海外向け自動車内装表皮材用ウレタンビーズも減少したため、売上高は低調となった。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は同6.5%増の204.32億円、営業利益は同19.0%増の22.56億円となった。プラスチック産業関連分野は、永久帯電防止剤の需要回復により売り上げを伸ばし、塗料コーティング用薬剤・添加剤も堅調に推移したため、売上高は好調に推移した。繊維産業関連分野は、合成皮革用薬剤が低調に推移したものの、タイヤコード糸等の製造時に使用される油剤が需要回復に伴い大幅に増加、風力発電用風車向けの炭素繊維用薬剤も復調し、売上高は順調に推移した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は同7.2%減の158.88億円、営業利益は同26.3%増の20.86億円となった。情報産業関連分野は、トナーバインダーの需要が回復傾向にある一方で、重合トナー用材料が中国における生産事業からの撤退等により低調となり、売上高は大きく減少した。電気電子産業関連分野は、アルミ電解コンデンサ用電解液が横ばいだったが、先端半導体向け関連材料が堅調に推移し、売上高は増加した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は同3.9%減の113.11億円、営業利益は同92.8%減の0.40億円となった。環境産業関連分野は、高分子凝集剤用のカチオンモノマーが市況低迷により低調だった。住設産業関連分野は、セメント用薬剤が低調でしたが、家具・断熱剤などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が復調したため、売上高は横ばいとなった。
2025年3月期通期については、売上高が前期比9.1%減の1,450.00億円、営業利益が同84.2%増の90.00億円、経常利益が同22.1%増の100.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が40.00億円とする9月27日に上方修正した連結業績予想を据え置いている。
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