本日の注目個別銘柄
エンプラス、住友ファーマ、ソシオネクストなど
配信日時:2025/02/03 15:57
配信元:FISCO
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本日の注目個別銘柄
アドバンクリエ、FDK、ディスコなど
<6501> 日立 4343 +107大幅続伸。トランプ大統領が掲げる自国第一主義と関税の壁を物ともしない企業の筆頭として、一部オンライン記事で紹介されている。同社では10年代から地産地消を進め、サプライチェーンをできる限り世界の各地域内で完結させる仕組みを整えてきたとされている。特に日立エナジーでは、米国製品の生産に必要なサプライチェーンを米国内に構築、主要構成品である変圧器も、ほとんど現地生産されているようだ。<4005> 住友化 367.4 +2.4続伸。代表取締役のインタビュー報道が伝わった。子会社の住友ファーマが黒字体質となったことで、パートナーの選択肢が増えたとコメント。同社では現在、収益改善に向け、住友ファーマの位置づけを含めグループ全体の構造改革に取り組んでおり、損失を抱えたままでは、想定より低い価値で譲ることもあり得ると考えていたもよう。収益黒字化により、医薬事業を伸ばせる相手と提携する可能性が高まったと捉えているようだ。<6298> ワイエイシイ 839 +35大幅続伸。子会社のワイエイシイバイオは、合弁会社設立を予定しているライナス社と、合弁設立までの間の暫定的な取り組みとして、日本国内における毛髪を用いた自閉症解析サービスの提供に関する契約を締結したと発表している。また、筑波大学とも、毛髪を用いた小児発達障害の診断方法に関する臨床応用技術の開発に関して基本合意に達したとしている。同子会社への事業展開に対する期待が高まる状況に。<8035> 東エレク 27850 +80伸び悩み。主力の半導体関連株は総じて、本日は上値の重い動きとなっている。前日には台湾TSMCが決算を発表、4-6月期業績が市場予想を上回ったほか、7-9月期の売上高見通しもコンセンサスを上振れ、通期売上高見通しも上方修正している。それに伴い、米SOX指数も上昇する流れに。ただ、国内では前日に決算を発表したディスコが10%超の下落となっており、半導体関連銘柄はそれに引きずられる動きとなっている。<4194> ビジョナル 11060 +165買い先行で一時は575円高まで。SBI証券では投資判断を「買い」、目標株価14450円で新規カバレッジ。他社が容易に真似できない「社内版ビズリーチby HRMOS」のローンチでHRMOS事業の収益改善が進むこと、企業の人材に関する課題を社内外から支援する新たな体制を構築し転職支援業界における優位性が一段と強固なものになることなどを評価。26年7月期、27年7月期も2割超の営業増益が続くと予想。<6955> FDK 432 +80ストップ高。水素貯蔵タンク用の新材料として、高容量AB2型水素吸蔵合金を開発したと発表。7月よりサンプル提供を開始、10月以降の量産出荷を予定している。水素貯蔵量の体積効率が液体水素の約2倍、高圧水素ガスの約7倍となるほか、重量当たりの水素貯蔵量も大幅向上のもよう。現在電池用途で主流となっている製品での問題を解消でき、水素ステーション向け燃料電池など、幅広い水素貯蔵タンクに対応可能となる。<8798> アドバンクリエ 328 +80ストップ高。第三者割当増資を発表、SBIHD、ライフネット生命、FWD生命などが引き受け先に。普通株948万株、A種種類株3718万6700株発行、発行価格はそれぞれ150円。手取概算額は66.7億円で債務償還や投資資金に充当。SBIが20.02%の筆頭株主となり、優先株がすべて行使された場合はライフネットが29.07%の筆頭株主に。希薄化は最大203%となるが、事業基盤の安定化をプラス視。<386A> みのや 2523 -本日スタンダード市場に新規上場、公開価格1540円に対して、買い気配値を切り上げる動きとなった。菓子専門店「おかしのまちおか」をチェーン展開している。IPO空白期間が長かった中での上場で、公開規模も最近のIPO案件の中では軽量感が強い。上場後はファンド保有株もなくなるために、良好な需給環境も想定されている。相対的に初値が伸び悩む傾向があるスタンダード上場銘柄ではあるが、初値買い妙味は強まった。<5331> ノリタケ 4220 +310大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、ストラテジックキャピタルが5.10%を保有する大株主になっていることが明らかになっている。保有目的は、純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこととしている。ストラテジックキャピタルは国内のアクティビストファンドであり、株主価値向上に向けてのプレッシャーが今後は強まっていくとの見方になっている。<6146> ディスコ 42840 -4130大幅反落。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は345億円で前年同期比3.3%増となったが、すでに業績修正を発表済み。一方、7-9月期の見通しは332億円で同22.1%減益を見込む。コンセンサスを100億円強下回る水準であり、ネガティブなインパクトにつながった。毎回ガイダンスは保守的であり、今回も為替前提含め同様の傾向とみられているが、高値圏にある株価の利食い売り材料にはつながったようだ。
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2025/07/18 16:15
本日の注目個別銘柄
unbanked、フェローテク、三井E&Sなど
<6330> 洋エンジ 1119 +75大幅続伸。政府は深海調査を推進するため、無人探査機などを搭載する調査母船を新造すると報じられている。レアアースなど海洋資源の開発のため、効率的な調査を進めることが目的。海底からレアアース泥を回収するシステムの技術開発などに携わっている同社などにも関心が向かう展開のようだ。また、内閣府が公募した「自律型無人探査機利用実証事業」に採択とも本日は伝わっている。<3402> 東レ 980 -17.6大幅続落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価も1270円から970円に引き下げた。中期計画は着実に実行中で、25年3月期は主に機能化成品事業において収益が改善がされたが、26年3月期は関税や航空機事故の影響により不透明になっていると分析。26年3月期営業利益は従来1800億円を予想していたが、会社計画並みの1500億円に減額。<3697> SHIFT 1626 +66.5大幅続伸。SMBC日興証券では9月の日経平均定期銘柄入れ替えを予想しているが、新規採用候補として同社を取り上げた。今回はセクターバランス調整を基に入れ替えが行われると想定しており、銘柄数が唯一不足している消費セクターの中で、同社が最も流動性順位が高いとみているようだ。日経平均銘柄入れ替えは9月末にリバランスが行われるが、同社が採用された場合、約8日分の買いインパクトになるとも試算している。<6890> フェローテク 3720 +430急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に、目標株価も2600円から5000円に引き上げた。日米中各地域の装置メーカーからの需要が旺盛であるほか、DOE導入、グループ資産売却及び株主還元強化で、バリュエーション切り上がりに期待と。なお、中小型の半導体製造装置関連に関して、生成AI関連向けをけん引役とする銘柄群の業績向上確度は高いと。<8746> unbanked 348 +65一時ストップ高。関連会社のクラウドバンク社を簡易株式交付により子会社化すると発表している。クラウドバンクグループは、融資型クラウドファンディング事業、並びに、投資・コンサルティング事業を手掛けている。25年3月期の営業利益水準は、同社の187百万円に対して2351百万円の実績を上げている。統合シナジーも含めて、同社の業績水準が一気に膨らむとの期待が先行しているようだ。<8377> ほくほく 3121 +148.5大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1410円から3690円に引き上げた。金利上昇の好環境に加え、株主還元拡大などの経営陣の意欲的な姿勢を評価。金利上昇は地銀セクター全体にプラスだが、預金を多く抱える同社ではその効果がとりわけ大きいとみる。また、今後は優先株一括償還による優先株還元負担の減少、資本基盤の改善で、普通株主への還元拡大が進むと想定のもよう。<6920> レーザーテック 17260 -865大幅続落。前日に蘭ASMLが決算発表を行なっている。4-6月期の受注高は55億ユーロで、前年同期比0.5%減、前四半期比41%増となっている。市場予想の48億ユーロを上回ったが、コメントでは26年の成長に関して現時点でまだ確定できていないと弱いトーンであったようだ。本格的な受注回復には時間がかかるとの見方が強まり、関連銘柄とされる同社にはネガティブな反応が先行。<3382> 7&iHD 2007.5 -202.5大幅反落。カナダのクシュタールが同社に対する買収提案を撤回すると発表している。「セブン&アイによる建設的な協議が欠如」していることを理由としているようだ。クシュタールではこれまで、1株あたり18.19ドル(約2700円)での買収提案を行っていた。買収プレミアムの後退をネガティブ視する動きが優勢に。同社では、北米コンビニ子会社の新規上場などを通じ、単独での再成長を目指す方針としている。<7003> 三井E&S 2928 +305急伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も1600円から3400円にまで引き上げた。舶用エンジン、港湾クレーンの堅調な受注により収益性改善が継続すると評価、構造的な需要増の享受、設備投資や生産効率改善による収益性改善が継続することで、今期会社計画、中計目標の利益目標は上回るとしている。26年3月期営業利益は253億円を予想、200億円程度の市場予想大幅上振れを想定。<3673> ブロドリーフ 782 +60大幅続伸。前日に上半期業績予想を上方修正した。営業利益は従来予想の5.5億円から7.6億円に引き上げた。前年同期は0.4億円の赤字だった。第1四半期決算時に続く上方修正に。パッケージソフトからクラウドソフトへの切り替えが計画通りに進捗するなか、PCの買い替え需要が想定を上回ったほか、非自動車向けパッケージソフトの販売が好調に推移した。なお、下期へのコスト後ずれもあるとし、通期予想は据え置いた。
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2025/07/17 16:11
本日の注目個別銘柄
ヨシムラフード、テラスカイ、JCRファーマなど
<6572> オープンG 385 +34大幅反発。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は2.2億円で前年同期比30.8%増となり、据え置きの上半期計画2.1億円を超過する状況となった。BizRobo!、RoboRoboともに導入企業が順調に増加し、インテリジェントオートメーション事業が増収増益。アドオートメーションも、一部案件の事業整理により減収となったが、手数料率の改善やコストコントロール強化で増益となっている。<6543> 日宣 877 +150ストップ高比例配分。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は1.5億円で前年同期比29.7%増となり、据え置きの上半期計画1.6億円、同3.9%増をほぼ達成する状況となっている。業績の上振れが意識される展開とみられる。また、株主優待を新設することも発表。2月末、8月末において、300株以上を半年以上継続保有している株主が対象、クオカードを5000円分ずつ贈呈するようだ。<7422> 東邦レマック 466 +80ストップ高比例配分。資産運用および将来のデジタル金融領域への対応力強化を目的として、年間10億円を上限とする暗号資産の購入枠を設定したと発表している。財務基盤の安定化と将来の成長領域への対応を見据え、段階的に取得・保有する方針としている。足元では、保有企業も含めた暗号資産関連企業に短期資金の関心が高まりやすく、短期的な値幅取り妙味が強まる状況となっているもよう。<2337> いちご 373 -36大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.7億円で前年同期比17.8%減となっている。ほぼコンセンサス線上ではあるものの、据え置きの通期計画は195億円で前期比19.6%増であり、低進捗をネガティブ視する動きが先行している。ストック収益は順調であるものの、物件売却のタイミングが主な減益要因とみられる。なお、不動産取得についても順調推移のもよう。<2930> 北の達人 144 -8大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.4億円で前年同期比38.3%減となった。業績予想比では2.0%の上振れとなったもようで、ほぼ計画通りの進捗と。新規顧客獲得人数は着実に増加と計画を上回る推移のもよう。3-4か月後の利益回収につながる広告宣伝費は前年同期比で減少も、計画比では小幅上振れ。全般的にサプライズは乏しく、直近で期待感が先行していた分、その分の反動が優勢となったようだ。<3915> テラスカイ 2234 -376急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は3.2億円で前年同期比6.4%増となったが、据え置きの通期計画は18.3億円で前期比26.3%増であり、想定よりも進捗率は低いとの見方が優勢に。ソリューション事業の売上高は2ケタ増となったものの、利益率が低下したことで同事業の利益水準は横ばいにとどまっている。量子コンピュータ関連の研究開発を行う企業やタイ法人の事業の立ち上がりは遅れているもよう。<2884> ヨシムラフード 871 -179急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.0億円で前年同期比37.8%減となっている。通期予想レンジ30-40億円は据え置いているものの、想定以上に進捗率が低いとの見方が優勢となっている。シンガポールの景気減速の影響で海外事業が落ち込んだほか、国内事業も、ホタテ関連事業において帳簿価額を引き下げた棚卸資産の販売がなくなったことによる反動減、ホタテの仕入価格上昇などにより減益となっている。<2585> ライフドリンクC 2185 +248急伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1800円から2600円に引き上げている。大型M&Aも発表するなど具体的な成長のパイプラインは豊富に揃っており、中期的な利益成長を織り込む形で、今後は最高値更新へ評価は高まっていくと考えているもよう。現行の中計目標は大きく超過する見込みであり、新たな中計などが示されれば株価カタリストにつながるともみている。<4552> JCRファーマ 686 +83急伸。アルツハイマー病の新たな治療薬の開発に向け、米アキュメン・ファーマシューティカルズとライセンス契約を締結したと発表している。同社の独自技術である「J―ブレイン・カーゴ」をアキュメン社が活用。契約一時金をアキュメン社から受け取ることになるほか、製品の開発や販売に応じて支払う開発・販売マイルストン収入が合計で最大5億5500万ドル見込まれるようだ。<9602> 東宝 9191 +904急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は193億円で前年同期比21.3%減となり、演劇事業における一過性費用の増加などがあったものの、市場予想を小幅に上回った。会社側でも第1四半期は計画を上振れとし、通期計画は夏興行を経て見直す可能性があるとしている。通期営業利益計画は据え置きだが、純利益は保有有価証券の売却益を計上したことで、従来の375億円から435億円、前期比0.3%増に引き上げ。
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2025/07/16 15:46
本日の注目個別銘柄
DDグループ、クリレスHD、Gunosyなど
<6312> フロイント 916 +150ストップ高比例配分。MBOの実施を発表している。代表取締役である伏島氏が100%を保有している株式会社友が、全株式取得を目指してTOBを実施する。TOB価格は1085円で前日終値比41.6%のプレミアムとなっており、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。なお、TOB期間は7月15日から8月27日までとされている。<7505> 扶桑電通 2720 +500ストップ高比例配分。前日に25年9月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の18.7億円から26億円、前期比39.4%増に引き上げ。自治体向けビジネスや電力および民需向けパソコン・ソフトウエア販売が好調に推移のもよう。上半期決算発表時に続く大幅な上方修正となる形。また、年間配当金も従来計画97円から128円に引き上げ。こちらも上半期決算時に続く大幅な増配となっている。<7420> 佐鳥電機 1768 +97大幅続伸。前日に25年5月期の決算を発表している。営業利益は39.9億円で前期比16.0%減となり、従来予想の43億円を下回る着地に。一方、26年5月期は43億円で同7.7%増と回復に転じる見通し。年間配当金も前期比4円増の90円を計画している。増益・増配見通しに対して買い安心感が先行する形になっている。なお、中期計画の数値目標を下方修正しているが、27年5月期営業利益は48億円としている。<3608> TSI HD 1212 +97大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は15.1億円で前年同期比48.7%増となり、据え置きの上半期計画10億円を超過する状況となっている。売上高は苦戦するものの、構造改革施策の効果によって、粗利益率や販管費率などの改善がみられているもよう。また、発行済み株式数の6.45%に当たる450万株、60億円を上限とする自社株買いの実施を発表。取得期間は7月23日から12月31日まで。<4443> Sansan 1899 -71大幅続落。前日に25年5月期決算を発表、調整後営業利益は35.6億円で前期比2.1倍の水準となった。ただ、3-5月期の調整後営業利益は9.2億円で前四半期の18.1億円から水準が低下、市場予想も14億円レベルであったとみられ、想定を下振れたとの見方が優勢に。広告宣伝費の増加などが市場予想下振れの主因と。26年5月期調整後営業利益は68.5-86.4億円のレンジ予想、中央値はコンセンサス水準と。<7599> IDOM 998 -118急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は39億円で前年同期比12.3%減となっている。据え置きの上半期計画は119億円で同18.0%増であり、想定外の2ケタ減益となる形に。小売台数は過去最高水準を記録しているが、中古車相場の下落に伴って、卸売販売の粗利が低下しているようだ。また、店舗数の増加に伴って販管費も増加へ。会社計画比でも粗利の下振れに伴い、営業利益も下振れる着地であったもよう。<6047> Gunosy 770 +100ストップ高。前日に25年5月期の決算を発表、営業利益は5.8億円で前期比8.1倍となり、従来計画の6.8億円は下回る着地になった。M&A関連費用の計上が要因となる。一方、26年5月期は7.8億円で同35.5%増と連続増益の見通しに。また、発行済み株式数の1.04%に当たる25万株、1.1億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。取得期間は7月15日から8月31日までとしている。<3922> PRTIMES 2870 +500ストップ高比例配分。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は8.8億円で前年同期比82.3%の大幅増益となっている。据え置きの上半期計画14.7億円、同53.6%増に対する進捗率は60%の水準に。プレスリリース件数が2ケタ増と好調、四半期として過去最高の水準に。また、Jootoの有料利用企業社数、Tayoriの有料アカウント数も順調に増加、利用単価もそれぞれ2ケタの上昇となっている。<3387> クリレスHD 1576 +189大幅反発。前日に第1四半期決算を発表。営業益は30.5億円で前年同期比10.7%増となり、据え置きの通期計画96億円に対して順調なスタートに。また8月末を基準として、1:2の株式分割を実施するとも発表。これまで100株以上保有株主に優待券2000円分を株主優待として贈呈していたが、分割後の200株保有株は3000円分の優待となる。また、株式分割後に100株以上の株主には1500円分の優待券も。<3073> DDグループ 1696 +253急伸。MBOの実施を発表している。国内投資ファンドであるポラリス・キャピタル系のPCGVI-1が全株取得を目指してTOBを実施する。TOB価格は1700円で前日終値に対して17.8%のプレミアムとなっており、同価格にサヤ寄せを目指す動きが先行している。TOB期間は7月15日から8月27日まで。松村社長は5%をファンドに再出資して、経営への関与を続けていく。
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2025/07/15 16:08
本日の注目個別銘柄
エストラスト、ジェイテックコーポレーション、JINSHDなど
<3280> エストラスト 1201 +196急騰。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は13.6億円で前年同期比6.2倍と大幅増益になり、据え置きの通期計画20億円、前期比0.1%増に対して非常に高い進捗率となっている。業績の上振れ期待が先行する状況になっているもよう。分譲マンションの引き渡し戸数が大幅に増加しており、通期計画に対する契約進捗率は80.9%となっているようだ。<9837> モリト 1490 +106大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は15.7億円で前年同期比5.9%増となり、第1四半期営業減益から増益に転じる形となっている。年間配当金も従来計画の67円から69円、前期比6円増に引き上げている。Ms.IDの新規連結効果による売上増に加えて、オーガニック事業の売上総利益率改善も進んだもよう。ここまで株価は上値の重い状況が続いていたため、ポジティブな反応が優勢に。<1419> タマホーム 3640 +210大幅続伸。先週末に25年5月期の決算を発表している。営業利益は41.1億円で前期比67.3%減となり、7月2日の業績修正に沿った形に。一方、26年5月期は93億円で同2.3倍と急回復の見通し。1月に修正した中計目標値に沿った水準であるものの、安心感が先行する状況となっているもよう。また、年間配当金は前期比1円増の196円を計画、配当性向が高水準にある中での増配計画にも評価が先行しているようだ。<4343> イオンファン 3100 +180大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は12.2億円で前年同期比2.5倍となっている。通期予想の73億円、前期比68.0%増は据え置いているが、順調な滑り出しとポジティブに捉えられている。プライズ部門が牽引する形で国内事業が大幅増益となったほか、不採算店舗の整理や経費削減が奏功して、中国事業の収益水準も大きく改善する形になっている。<4577> ダイト 1140 +104急伸。先週末に25年5月期の決算を発表、営業利益は26.2億円で前期比32.7%減となり、第3四半期決算時に下方修正した水準24.5億円はやや上回る着地に。一方、26年5月期は30億円で同14.5%増と増益に転じる見通し。また、株主優待制度の導入も発表。11月末、5月末において、半年以上継続保有する100株以上の株主に対して、健康食品を割引で購入できる優待権利を贈呈する。<6323> ローツェ 1924 -50大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は84.4億円で前年同期比3.5%減となっている。新規子会社の費用増などが減益要因となっているもようだが、据え置きの上半期計画153億円、同10.6%減と比較すると順調な進捗とも捉えられる。一方、半導体関連装置の受注高は223億円で前四半期比15%の減少となっており、ネガティブな反応へとつながっているとみられる。<3087> ドトル日レス 2480 -98大幅続落。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は27.9億円で前年同期比6.5%減となり、据え置きの通期予想106億円、前期比10.4%増に対して、想定外の減益スタートになる形。原材料費上昇が顕著となって粗利益率が低下し、管理コストなども想定をやや上回っているもよう。順調な月次動向が続いていた中、減益決算にネガティブなインパクトが先行のようだ。<3046> JINSHD 7930 -930急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は88.9億円で前年同期比75.7%増となり、据え置きの通期計画108億円に対しても順調な進捗となった。ただ、3-5月期は50.6億円で前年同期比49.7%増と、同倍増となった上半期からは増益率が鈍化、好決算へのサプライズは限定的。上半期決算発表後に株価は水準訂正を果たしていたこともあって、短期的な出尽くし感が意識されたようだ。<3446> ジェイテックコーポレーション 1081 -205急落。先週末に25年6月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の3.7億円から1.2億円と、一転大幅減益予想にまで引き下げた。オプティカル事業における超高精度品の製造において、想定を上回る工数を要したことでの製造遅延、ユーザーの計画変更による受注時期の遅れなどが要因となったほか、ライフサイエンス・機器開発事業も計画を下振れ。第3四半期までの状況から見ても想定外の大幅下方修正となる形に。<7453> 良品計画 6920 -59続落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は594億円で前年同期比39.9%増、3-5月期は233億円で同26.8%増となり、市場予想を25億円ほど上回った。海外市場が想定を上振れたとみられる。通期予想は従来の670億円から700億円に上方修正。新通期計画はコンセンサスやや未達だが、第3四半期までの状況から一段の上振れが期待できるとの見方が広がったものの、次第に利食い売りが優勢に。
<ST>
2025/07/14 16:00
本日の注目個別銘柄
三光合成、UNEXT、OSGなど
<3863> 日本紙 1127 +66大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1180円から1470円に引き上げた。下半期から板紙の値上げが進むと判断していること、直近のパルプ安も家庭紙の収益性改善につながることから業績予想を増額修正した。26年3月期営業益は従来の345億円から370億円に引き上げ、会社計画の340億円を上回るとみている。また、事業ポートフォリオの転換が進んでいることも評価と。<7649> スギHD 3639 +270大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は110億円で前年同期比27.9%増となり、市場予想を10億円強上振れている。つれて、通期予想は従来の480億円から490億円、前期比15.1%増に上方修正している。第1四半期の上振れ分のみを反映したとみられ、一段の上振れも想定できる状況に。ヘルスケアやフードなど物販粗利益率が想定以上に改善し、経費の削減なども進んでいるもよう。<6432> 竹内製作 4865 +215大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は110億円で前年同期比1.1%減となり、通期予想は従来の420億円から336億円に下方修正した。ただ、もともと関税の影響などを織り込んでおらず、下方修正時値は想定線。通期の下方修正値は市場コンセンサスを20億円程度上振れてもいる。未定としていいた年間配当金も前期比横ばいの200円としており、過度な警戒感の後退につながったようだ。<6136> OSG 1915 +159.5大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は94.8億円、前年同期比2.9%減となり、従来計画101億円を下振れたものの、市場想定は小幅に上振れた。第1四半期の同5.3%減に対して、3-5月期は減収率が高まったものの、同1.1%減と減益率は低下した。費用コントロールが奏効しているとの評価にも。なお、通期予想は210億円を据え置いたが、コンセンサスは200億円程度の水準である。<8237> 松屋 1069 +55大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は4.9億円で前年同期比57.1%の大幅減益となっている。据え置きの通期計画40億円、前期比10.8%減に対しても低進捗と受けとめられる。ただ、月次の売上動向などから、銀座本店の大幅な売上減少傾向は明らかになっており、短期的な業績悪化は想定線とも捉えられているもよう。土地の含み益などが株価の下支え要因でもあり、目先のアク抜け感が先行する状況に。<4676> フジHD 3630 +227大幅反発。前日に提出された変更報告書によると、株式会社レノの共同保有における保有比率が、これまでの15.06%から16.32%に上昇した。7月3日に市場外取引で0.9%の株式を取得したもよう。前日は、買収防衛策の導入が伝わって一時株価は下落したものの、「有事導入型」と呼ばれる防衛策であり、同社でも株主総会で意思を確認することを表明しているなど、発動の可否は株主の判断に委ねられるものに。<7888> 三光合成 776 +100ストップ高。前日に25年5月期の決算を発表している。営業利益は56.6億円で前期比36.9%増となり、従来予想の48億円を大幅に上回っている。生産工程の改善、各種経費の削減、値上げ効果などが上振れの要因となっているもよう。期末配当金も従来計画の20縁から24円に引き上げ。26年5月期営業利益は61億円で同7.8%増の見通し、年間配当金も同4円増の28円を計画している。<7513> コジマ 1292 -86大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は55.2億円で前年同期比22.6%増となったが、3-5月期は20.8億円で同10.2%減と減益に転じた。創業70周年記念配当実施により年間配当金を従来計画の18円から20円に増額したが、ここ1カ月で株価が大きく上昇していたこともあり、足元の収益鈍化をネガティブに捉える動きが優勢に。なお、通期予想の75.5億円、前期比18.7%増は据え置いた。<9418> UNEXT 2073 -218大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は242億円で前年同期比2.9%増となったが、3-5月期は76億円で同1.6%減と小幅な減益に転じている。コンセンサスは83億円程度であったとみられる。通期予想の310億円、前期比6.5%増は据え置き。コンテンツ配信事業、並びに通信・エネルギー事業などが期待値に達しなかった印象。通期コンセンサスが切り下がる状況とみられる。<9983> ファーストリテ 43500 -3240大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、3-5月期営業利益は1467億円で前年同期比1.4%増となり、会社計画は上回ったようだが、市場コンセンサスは小幅に下振れた。為替予約レートの影響で国内ユニクロ事業の原価率が上昇したほか、海外ユニクロ事業も中国が引き続き弱含んでいることで市場想定を下振れ。なお、グローバルブランドで約40億円の減損発生も、通期計画5450億円見通しは据え置いた。
<ST>
2025/07/11 16:03
本日の注目個別銘柄
古野電気、ラクトJPN、トレファクなど
<3686> DLE 197 +50ストップ高比例配分。日本アジア投資との業務提携を発表している。IP取得のための協働によるファンドの組成・運営、IPを利用した映像コンテンツおよびグッズ、イベント等における地方活性化・地方創生事業での協業、海外における事業展開での協業、AIを駆使した取り組みなどを進めていくもよう。とりわけ、海外展開における相乗効果などを期待、業容拡大につながっていくとの見方が優勢になっているようだ。<7730> マニー 1208 -40大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は19.6億円で前年同期比14.7%減と2ケタ減に転じ、累計では61.3億円、同5.6%減となっている。つれて、通期予想は従来の89億円から79億円、前期比5.9%減と一転減益見通しに下方修正。ダイヤバーの自主回収の影響が12億円ほど下押し要因となるもよう。通期コンセンサスは87億円程度であったとみられ、下方修正幅は想定以上の形に。<2670> ABCマート 2969 -76大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は188億円で前年同期比1.9%増となり、会社計画を10億円ほど上回った。値引き率の低下などで粗利益率が想定以上に改善したようだ。また、韓国事業のボトムアウトも意識される形に。ただ、据え置きの通期計画640億円、前期比2.3%増との比較から大きなサプライズまでには至らず。株価も4月安値から順調なリバウンドとなっていたことで、いった出尽くし感に。<8267> イオン 4320 -220大幅続落。11日に予定していた3-5月期の決算発表を31日に延期すると発表している。金融子会社のイオンFSが2月に連結子会社化しているベトナムの金融子会社「ポスト・アンド・テレコミュニケーション・ファイナンス・カンパニー」において、買収前時点での不適切な会計処理が判明したもよう。買収元企業と協議中であり、ベトナム事業の成長戦略策定に時間を要するもようだ。先行きの不透明感が先行する形に。<3697> SHIFT 1563.5 -119大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は119億円で前年同期比68.7%増となり、市場予想を4億円ほど上振れた。高い稼働率を背景に粗利益率が想定以上の改善となったようだ。通期予想も従来の135億円から150億円に上方修正した。ただ、通期の市場コンセンサスは160億円程度であり、修正幅にサプライズは乏しく、足元の株価は高値圏にあり、短期的な出尽くし感が先行へ。<6146> ディスコ 43010 +1720大幅反発。前日に第1四半期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の238億円から345億円、前年同期比3.3%増に引き上げ。想定よりも機械製品の検収が進捗したとしている。先に個別売上高速報道などを発表していたことで、業績の上振れは意識されていたとみられるが、想定以上の収益改善と捉えられているようだ。コンセンサスは10億円程度の上振れとみられる。米エヌビディアなどSOX指数の上昇も支援に。<7581> サイゼリヤ 5000 +25続伸。前日に第3四半期の決算を発表、3-5月期営業利益は44億円で前年同期比7.1%増となり、市場予想を3億円程度上振れている。12-2月期は23億円で同8.4%減と減益に転じていたものの、再度増益に回帰する形になっている。国内既存店売上の好調が続いているほか、粗利益率も前四半期と比較して改善するなど底打ちを見せる状況に。中国内陸部の武漢への進出も発表されている。<3093> トレファク 1887 +144大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は15億円で前年同期比10.9%増となり、据え置きの上半期計画18.3億円、同4.9%増に対して、想定以上の好進捗となっている。既存店増収率が想定を上回る推移となっているほか、新規出店効果も寄与する形に。前日は6月の月次増収率鈍化を受けて下げが目立っていたが、カレンダー要因もあるとして、過度な警戒感も後退する方向に。<3139> ラクトJPN 4100 +355大幅続伸。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の23億円から38.3億円、前年同期比69.5%増に、通期では46億円から60億円、前期比38.9%増にそれぞれ引き上げ。販売数量が総じて計画を上振れる推移となったほか、販売単価も高値圏で推移しているもよう。業績の上振れに伴って、年間配当金も従来計画の100円から132円、前期比52円増にまで引き上げている。<6814> 古野電気 4230 +390急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は34.4億円で前年同期比30.8%増となり、据え置きの上半期予想65億円、同10.9%減に対して、想定以上の好進捗となっている。船用事業の売上増加が収益拡大を牽引、好調な需要環境が継続する中、新たに上市したプレジャーボート向け戦略商品の販売が好調であったほか、注力する保守サービス売上も国内・海外とも一段と増加しているようだ。
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2025/07/10 16:12
本日の注目個別銘柄
イクヨ、JCRファーマ、パルHDなど
<7273> イクヨ 848 +145一時ストップ高。初めてとなる株主優待制度の新設を発表している。9月末の500株以上の保有株主が対象、抽選で総額16百万円相当のビットコインを贈呈するようだ。10万円相当のビットコインは当選者数が30名、3万円相当のビットコインは当選者数が100名、1万円相当のビットコインは当選者数が1000名となるもよう。デジタル資産分野への理解促進および株主への還元強化が目的となる。<4911> 資生堂 2635 +81大幅反発。前日には社外取締役との対話イベントが開催されているもよう。ガバナンスの進化などが確認できたとして、評価材料につながっているもよう。取締役会の議論が迅速化・活性化されてきているとし、直近の主要な議題としては、中長期の成長シナリオ、足元のアクションプランの進行、ブランド価値の再構築などであるもよう。リスクへの対応力や現中計で取り組む構造改革のスピード感が上がっていると評価の方向に。<6952> カシオ計 1158 +57大幅続伸。前日提出された大量保有報告書によると、オアシスマネジメントが5.19%を保有する大株主になっていることが明らかに。保有目的は、ポートフォリオ投資および株主価値を守るための重要提案行為としている。オアシスマネジメントは香港を拠点とするアクティビストであり、今後、株主価値向上に向けた提言などが行われていくとの期待が先行しているようだ。<3093> トレファク 1743 -63大幅反落。前日に6月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比0.3%増となり、46カ月連続でプラス成長となったが、前月の同5.2%増などと比較して、増収率は大幅に鈍化した。21年8月以来の既存店マイナス転換が目先意識される状況にもなっているようだ。、前年同月が非常に好調であった反動、休日が1日少ないことなどが影響したもよう。休日が少なかった影響としては1.2%程度だったとしている。<6702> 富士通 3287 -112大幅続落。英国の郵便局で起きた冤罪事件の法定調査委員会が原因の会計システムを納入した同社などに対し、被害者の迅速な救済を勧告したと伝わっている。1万人が賠償を申し立てる資格があるとの見方を示し、10月末までに措置の概要を公表するよう求めているようだ。同社では、補償への貢献について英政府と協議していくとしており、今後の資金負担増が懸念される状況となっているもよう。<2792> ハニーズHD 1503 -92大幅反落。前日に25年5月期の決算を発表、営業利益は59.1億円で前期比15.3%減となり、従来予想の74億円を下回る着地になっている。4月や5月は前年と比べて気温が上がらず、春物・初夏物の動きが鈍く苦戦したもよう。26年5月期は62億円で同5.0%増を見込むが、従来の前期見込みを下回る水準に。なお、新中計を発表、28年5月期営業利益は70億円を目指すとしている。<9861> 吉野家HD 3261 +198大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は10.6億円で前年同期比20.0%増、据え置きの上半期計画33億円、同11.1%減に対して、想定以上の好スタートとなっている。既存店の伸長に加えて、M&A効果などによる売り上げの増加、前年同期に発生したユニフォーム切替およびM&A費用の減少などが大幅増益の要因に。コメの価格高騰の影響などが懸念された中での好決算にポジティブなインパクトが先行へ。<4552> JCRファーマ 598 +80急伸。アレクシオン社と、新規遺伝子治療用製品の開発を目的としたJUST-AAVカプシドに関するライセンス契約を締結したと発表している。JUST-AAVは、アデノ随伴ウイルスによる遺伝子治療を発展させる可能性をもった独自の新規プラットフォーム技術。今回の契約によって、アレクシオン社から契約一時金を受領するほか、最大825百万米ドルのマイルストーンフィーなど受領する権利を有することになるようだ。<2726> パルHD 4080 +475急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は78.5億円で前年同期比24.6%増となり、据え置きの通期計画264億円、前期比11.6%増に対して好進捗となっている。ノーリーズの連結効果、雑貨事業の粗利益率改善などが好業績の背景となっている。業績上振れが意識できる状況となっているようだ。また、8月末を基準日に、1:2の株式分割を実施することも発表、流動性の向上につながるとの期待も先行。<6083> ERI HD 2810 +500ストップ高比例配分。前日に25年5月期決算を発表、営業益は20.5億円で前期比2.7%増となり、従来予想線上で着地した。一方、26年5月期は28億円で同36.9%増を見込み、年間配当金も同10円増の70円を計画している。法改正に伴う必須審査業務の増加、M&Aを梃子にした事業領域拡大などを想定。また、中期計画も発表、数値目標として28年5月期営業益40億円、年間配当100円などを計画している。
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2025/07/09 15:50
本日の注目個別銘柄
ネクステージ、オムロン、アルファなど
<9876> コックス 208 -8大幅反落。前日に6月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比8.0%減となり、2カ月ぶりのマイナスに転じる。客単価が同2.0%上昇した一方、客数が同9.8%減少している。主力のカットソーの売上が計画を下回ったもよう。また、休日日数の影響で2.0%程度のマイナス影響もあったようだ。なお、5月は3カ月ぶりのプラスに転じ、株価にポジティブな反応も見られていた。<4760> アルファ 1670 +121大幅続伸。前日に25年8月期の業績上方修正を発表。営業利益は従来予想の2億円から2.2億円、前期比93.0%増に増額。ポップギャラリー製商品や別注製品の売上高が底堅いほか、POPKIT個人向けサービスの契約やデザイン受注なども堅調に推移したもよう。年間配当金も従来計画の50円から60円に増額した。上半期実績営業利益は前年同期比15.0%増にとどまり、上方修正にはストレートにポジティブ視。<287A> 黒田グループ 860 -65大幅続落。2476万4800株の株式売出、並びに、371万4700株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表した。売出価格は7月16日から22日の間に決定する。売出人は筆頭株主であるケイエム・ツー・エルピー、保有する全株を売却したい旨の意向が確認されたとし、株式の流動性の向上及び株主層の拡大を図る観点から、売出を実施するもよう。売出規模が大きく、当面の需給面への影響が警戒される状況に。<7044> ピアラ 634 +100ストップ高比例配分。4-6月のTikTok広告納品額が前年同期比557%成長を達成したと発表した。縦型動画クリエイティブの制作体制を強化したこと、生成AIを活用した多様なバリエーション開発を含むクリエイティブの量産体制を構築したこと、専門チームの強化などプラットフォームのAI最適化を最大限に活かす運用体制を確立したことなどが背景となっている。短期的な業績インパクトを期待する動きなどが優勢に。<7610> テイツー 158 +11大幅続伸。前日に6月の月次動向を発表している。グループ売上高は前年同月比33%増となり、2カ月ぶりのプラス転換、かつ、23年5月以来の高い伸びとなっている。中古売上高が同2%増となったほか、新品売上高が同67%増と急拡大。トレカ、ホビーが好調に推移したほか、新型ゲーム機の発売に伴い、ゲーム分類の売上高が大きく伸長する形になっているようだ。<3088> マツキヨココ 3065 +88大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も2500円から3600円にまで引き上げた。ビューティー商材に注力することで、他社には無い売場を構築しつつあること、業界では郊外中心に店舗の飽和感が強まりつつあるが、同社は大都市圏を重点エリアとし出店を強化する方針であることなどが相対的な優位性になると評価。店舗当たりの収益性改善で、持続的なマージン改善が可能になると分析する。<4825> WNIウェザー 4230 +215大幅続伸。前日に25年5月期決算を発表、営業益は45.2億円で前期比38.1%増となり、第3四半期決算時に上方修正した水準42億円を上振れ。また、26年5月期は50億円で同10.7%増を見込み、年間配当金も前期比20円増の90円と。ストック売上の順調な伸長を想定。ただ、中計目標数値との比較で今期売上は下振れるなど、ガイダンスにサプライズはなく、出尽くし感先行も、大引けにかけて買い直される。<8252> 丸井G 2920.5 -158.5大幅反落。893万8800株の株式売出、並びに、134万800株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人は、東宝、三菱UFJ銀行、三菱信託銀行、あいおいニッセイ同和、三井住友海上。政策保有株式の早期縮減、個人投資家層の拡大を目指した流動性の向上などを図る目的。売出価格は7月14日から17日までの間に決定。短期的な需給悪化につながるとの警戒感が先行へ。<6645> オムロン 3788 +285大幅反発。JACが同社への投資を実行したと発表している。JACは上場企業に少数株主として出資し、経営支援まで行うファンド。これまで、ライオンとピジョンへの投資を行っている。投資金額は300億円弱で保有比率は約4%になるもよう、JACとしては過去最大の投資になる。なお、JACは株式取得にあたって企業とパートナーシップ契約を結び、具体的な戦略立案を含めた経営支援にまで踏み込むスタイルとなっている。<3186> ネクステージ 1886 +184急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は70.7億円で前年同期比9.0%減となり、従来予想の50億円を大幅に上回る着地となっている。つれて、通期予想は従来の150億円から170億円、前期比31.3%増に上方修正している。商品ラインナップの充実を図ったことで販売台数が想定以上の増加となり、販管費の抑制も奏効したもよう。実質下半期は据え置きとなっており、通期業績には一段の上振れも想定される状況に。
<ST>
2025/07/08 17:34
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