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外為サマリー:150円90銭台で推移、中国政策期待による上昇一服後は戻り売り

配信日時:2024/12/10 15:14 配信元:MINKABU
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=150円94銭前後と前日午後5時時点に比べ61銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円42銭前後と同61銭程度のユーロ高・円安で推移している。  9日に中国共産党が中央政治局会議を開催し、来年の経済政策について積極的な財政政策とともに適度に緩和的な金融政策を導入することを指摘したと伝わった。中国景気に対する楽観的な見方が広がり、リスク選好姿勢をもとにしたドル買い需要が高まった。日銀が今月18~19日の金融政策決定会合で、追加利上げを見送るとの見方も強まり、円の買い持ち高を圧縮する目的の売りを促す形で、ドル円相場にとっては支援材料となった。10日は事業会社の為替決済が集中するゴトー日となるが、実需によるドル買い・円売り観測も出た。午前中にドル円は一時151円50銭台まで上昇する場面があったが、上値を追う姿勢は限られ、上昇一服後はドルは戻り売りに押される格好となった。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0562ドル前後と同0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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