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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利は1.040%で推移

配信日時:2024/12/09 15:20 配信元:MINKABU
 9日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸した。前週末の米国市場で長期債価格が上昇したことが円債相場への支援材料となった。日銀が実施した定例の3本の国債買い入れオペは総じて無難と受け止められた。  国債買い入れオペは「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同25年超」が対象。長期ゾーンとなる「同5年超10年以下」の応札倍率は2.50倍と、前回の2.55倍からわずかに低下したが、落札利回りの水準はほぼ市場の実勢に沿ったものとなった。18~19日に日銀が開く金融政策決定会合を巡っては、追加利上げが決まるとの見方が後退しつつあり、円債相場には下支え要因となった。  期近物の12月限から期先物の3月限にポジションを移行させるためのロールオーバー取引の影響も受けた。債券先物は午前中に一時143円39銭まで買われたが、午後は高値圏でのもみ合いに終始した。  先物12月限は前営業日比15銭高の143円26銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.040%で推移。一時1.030%まで低下したが、その後水準を切り上げた。 出所:MINKABU PRESS

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