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コアコンセプト・テクノロジー:製造業・建設業・物流業を中心にDX支援を展開
配信日時:2024/08/29 10:40
配信元:FISCO
*10:40JST コアコンセプト・テクノロジー:製造業・建設業・物流業を中心にDX支援を展開
コアコンセプト・テクノロジー<4371>は、製造業・建設業・物流業を中心にデジタルトランスフォーメーション(DX)支援、IT人材調達支援等を手掛ける。DX関連事業の単一セグメントだが、DX支援(24年12月期上期売上高に対して46.8%)とIT人材調達支援(同53.2%)に分かれている。
DX支援では、同社が一次請けとして受注する案件で、標準機能モジュール+カスタマイズ開発基盤である「Orizuru」や独自のDX実現手法「CCT-DX Method」を活用してコンサルティングからシステム構築、内製化支援まで一気通貫で支援している。運用・保守の提供で顧客を囲い込むという発想はなく、顧客自らが運用・管理できる自立した体制の構築を目指している。顧客満足度を最大限まで高めることを重要視しており、顧客のパートナーとして伴走するスタンスのためストック収益ではないものの継続顧客が多い。
IT人材調達支援サービスは、主に大手SIerからの二次請け案件で、大手SIerや事業会社などにIT人材の調達支援を行う。プロジェクト推進やチームマネジメントに関するノウハウを有し、中小IT企業と広範なビジネスパートナーネットワークを構築しており、圧倒的なネットワークとスピードで最適なチームを構築できる。同社が顧客企業からプロジェクトを受託した後、IT開発支援パートナーネットワーク「Ohgi」を活用してIT人材の調達を行う。
24年12月期上期の売上高は前年同期比22.4%増の9,164百万円、営業利益は同30.9%増の1,042百万円で着地した。DX支援、IT人材調達支援いずれも増加基調にあり、顧客数は336社(前年同期比67社増)と大口顧客を中心に堅調に伸びている。既存顧客の売上高が全体の売上高の9割程度を占めており、顧客満足度を上げることで既存顧客との取引を継続的に拡大し、大口顧客数を増加させていくことが成長のドライバーとなっている。24年12月期の売上高は前期比31.0%増の20,856百万円、営業利益は同37.5%増の2,398百万円と大幅増収増益見通し。
同社は、製造業を中心としたモノづくりに対する知見と提案力、「Orizuru」をベースとしたDXソリューションの提供、中小IT企業約5,000社・約13万人にアプローチできるネットワークを活用したIT人材の調達力、などに強みを持っている。今後は、製造業・建設業に向けてアウトバウンド営業を開始して顧客数の増加を図り、物流業では受注済み案件の大型化を目指していく。国内のDX市場規模は飛躍的に拡大してきており、同社の注力分野である製造・建設・物流領域は2030年までに特に大きく拡大する見込みとなっている。製造業・建設業・物流業を中心にDX支援とIT人材調達支援を両方行うことで、「内製化後」も収益を確保できる独自のビジネスモデルを構築できているため、競合と言える企業も存在しない。そのほか、プライム市場への移行を優先させており、旺盛な需要を背景に年率30%以上の売上高成長を継続してきた同社の動向を注目しておきたい。
<NH>
DX支援では、同社が一次請けとして受注する案件で、標準機能モジュール+カスタマイズ開発基盤である「Orizuru」や独自のDX実現手法「CCT-DX Method」を活用してコンサルティングからシステム構築、内製化支援まで一気通貫で支援している。運用・保守の提供で顧客を囲い込むという発想はなく、顧客自らが運用・管理できる自立した体制の構築を目指している。顧客満足度を最大限まで高めることを重要視しており、顧客のパートナーとして伴走するスタンスのためストック収益ではないものの継続顧客が多い。
IT人材調達支援サービスは、主に大手SIerからの二次請け案件で、大手SIerや事業会社などにIT人材の調達支援を行う。プロジェクト推進やチームマネジメントに関するノウハウを有し、中小IT企業と広範なビジネスパートナーネットワークを構築しており、圧倒的なネットワークとスピードで最適なチームを構築できる。同社が顧客企業からプロジェクトを受託した後、IT開発支援パートナーネットワーク「Ohgi」を活用してIT人材の調達を行う。
24年12月期上期の売上高は前年同期比22.4%増の9,164百万円、営業利益は同30.9%増の1,042百万円で着地した。DX支援、IT人材調達支援いずれも増加基調にあり、顧客数は336社(前年同期比67社増)と大口顧客を中心に堅調に伸びている。既存顧客の売上高が全体の売上高の9割程度を占めており、顧客満足度を上げることで既存顧客との取引を継続的に拡大し、大口顧客数を増加させていくことが成長のドライバーとなっている。24年12月期の売上高は前期比31.0%増の20,856百万円、営業利益は同37.5%増の2,398百万円と大幅増収増益見通し。
同社は、製造業を中心としたモノづくりに対する知見と提案力、「Orizuru」をベースとしたDXソリューションの提供、中小IT企業約5,000社・約13万人にアプローチできるネットワークを活用したIT人材の調達力、などに強みを持っている。今後は、製造業・建設業に向けてアウトバウンド営業を開始して顧客数の増加を図り、物流業では受注済み案件の大型化を目指していく。国内のDX市場規模は飛躍的に拡大してきており、同社の注力分野である製造・建設・物流領域は2030年までに特に大きく拡大する見込みとなっている。製造業・建設業・物流業を中心にDX支援とIT人材調達支援を両方行うことで、「内製化後」も収益を確保できる独自のビジネスモデルを構築できているため、競合と言える企業も存在しない。そのほか、プライム市場への移行を優先させており、旺盛な需要を背景に年率30%以上の売上高成長を継続してきた同社の動向を注目しておきたい。
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