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ギックス Research Memo(8):配当方針の変更と初配の実施を公表
配信日時:2024/06/28 13:38
配信元:FISCO
*13:38JST ギックス Research Memo(8):配当方針の変更と初配の実施を公表
■株主還元策
ギックス<9219>は、2024年4月に配当方針の変更と初配の実施を公表した。従来の配当政策は、「今後の成長に向けた投資のために内部留保の充実を図る方針」であり配当は実施していなかった。しかし、中長期的な企業価値向上を目指した成長投資を継続しつつ、株主に対する短期的な利益還元も同時に実現すべく、配当を実施する方針に変更した。2024年6月期は、1株当たり27.0円の期末配当(初配)を予定している。また、2025年6月期以降については、1株当たり中間26.5円、期末27.0円の年間53.5円の普通配当を毎年継続的に実施する方針である。
一方、成長投資の原資となる内部留保の確保については、同社の創業取締役3名が配当実施時に受け取りを辞退するという、他に例を見ないスキームを採用した。また、中長期的な利益については、2026年6月期の売上高目標40億円を引き続き目指しつつ、利益面では「最終利益として当該年度の配当原資分を確保する水準」を目線として中長期的に最大限の積極投資を実施する方針だ。これまでは、事業投資への利益充当による企業価値の向上をもって株主への利益還元としていたが、今般の取締役3名の配当辞退を含む配当方針の変更により「安定配当(短期的側面)」と「投資などによる企業価値の持続的向上(中長期的側面)」の両輪体制が可能となり、株主に対する利益還元の姿勢がより明確になったと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
<AS>
ギックス<9219>は、2024年4月に配当方針の変更と初配の実施を公表した。従来の配当政策は、「今後の成長に向けた投資のために内部留保の充実を図る方針」であり配当は実施していなかった。しかし、中長期的な企業価値向上を目指した成長投資を継続しつつ、株主に対する短期的な利益還元も同時に実現すべく、配当を実施する方針に変更した。2024年6月期は、1株当たり27.0円の期末配当(初配)を予定している。また、2025年6月期以降については、1株当たり中間26.5円、期末27.0円の年間53.5円の普通配当を毎年継続的に実施する方針である。
一方、成長投資の原資となる内部留保の確保については、同社の創業取締役3名が配当実施時に受け取りを辞退するという、他に例を見ないスキームを採用した。また、中長期的な利益については、2026年6月期の売上高目標40億円を引き続き目指しつつ、利益面では「最終利益として当該年度の配当原資分を確保する水準」を目線として中長期的に最大限の積極投資を実施する方針だ。これまでは、事業投資への利益充当による企業価値の向上をもって株主への利益還元としていたが、今般の取締役3名の配当辞退を含む配当方針の変更により「安定配当(短期的側面)」と「投資などによる企業価値の持続的向上(中長期的側面)」の両輪体制が可能となり、株主に対する利益還元の姿勢がより明確になったと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
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