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午前:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇が波及

配信日時:2023/12/11 11:38 配信元:MINKABU
 11日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。11月の米雇用統計を受け、同日の米長期債相場が下落(金利は上昇)したことが影響した。  11月の米雇用統計で労働需給の引き締まりが示されたことで、8日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げするとの観測が後退。米長期金利は4.2%台に上昇し、この流れが東京市場に波及するかたちで債券先物は朝方に一時145円41銭まで軟化した。売り一巡後は下げ渋る動きとなったが、日銀による早期の政策修正思惑がくすぶっていることから戻りは限定的だった。なお、期先3月限の出来高が12月限の出来高を上回り、中心限月が事実上交代した。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末比16銭安の145円63銭。3月限は同17銭安の144円82銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%上昇の0.790%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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