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米外為市場サマリー:1ドル147ドル60銭台へ急激な円高、為替介入に反応

配信日時:2022/10/24 08:23 配信元:MINKABU
 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円65銭前後と前日午後5時時点に比べて2円50銭程度の大幅なドル安・円高となった。  ドル円は一時151円90銭台までドル高・円安が進み1990年以来、32年ぶりの円安水準に振れた。ただ、政府・日銀による円買いの為替介入が流入し、一時146円10銭台まで円高に振れる場面があった。米ウォール・ストリート・ジャーナルが、「米連邦準備制度理事会(FRB)は11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、12月の次回会合で政策金利の上げ幅を縮小するべきか検討する」と報じたことも、ドル売り・円買いの要因となった。為替介入と米国の利上げの上昇スピード一服に対する期待がドル売り・円買いの要因に働いたが、市場には強弱観が対立しており、結局147円半ばで取引を終えた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9862ドル前後と前日午後5時時点に比べて0.0070ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=145円68銭前後と同1円20銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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