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明日の為替相場見通し=米7~9月GDPや日銀決定会合など注視

配信日時:2022/10/21 18:30 配信元:MINKABU
 来週にかけての外国為替市場は、150円台に乗せた相場が一段のドル高・円安に動くかが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=150円00~152円00銭。  今週は、ドルが1990年以来、32年ぶりとなる150円台に上昇した。通常150円ラインといった相場の大きな節目では、いったん膠着状態となることが多いが、今回はさしたる抵抗もなく大台を突破したことがトレンドの強さをうかがわせる。為替介入は警戒されるものの、相場の基調を変化させるまでには至らないと市場ではみているようだ。  来週は27日に米7~9月期国内総生産(GDP)が発表される。市場では、前期比年率で2.1%成長を予想する見方が出ている。3期ぶりのプラス成長は金利の上昇要因となる可能性がある。また、28日には9月PCEコア・デフレーターが発表される。前年同月比で5.2%上昇と8月(4.9%上昇)を上回ることも予想されている。更に、27~28日に日銀金融政策決定会合が開催されるが、大規模な金融緩和策は継続が見込まれている。また、26日に米9月新築住宅販売件数が発表されるほか、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。同日に米9月耐久財受注が発表される。 出所:MINKABU PRESS

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