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外為サマリー:日米金利差拡大で一時150円40銭台に上昇

配信日時:2022/10/21 15:17 配信元:MINKABU
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=150円33銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル高・円安となっている。  20日に米長期金利が一時4.24%と約14年ぶりの高水準をつけたことを手掛かりに、同日のニューヨーク市場で一段とドル高・円安が進んだ流れを引き継いだ。鈴木俊一財務相は閣議後の会見で「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視するとともに、過度な変動に対しては適切な対応を取りたい」と述べたが相場は反応薄で、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方を背景としたドル買い・円売りが断続的に流入。日銀が中長期債を対象としたオペ増額と超長期債対象の臨時オペを通知したことで、日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識された面もあった。正午過ぎに時間外取引の米長期金利が4.26%に上昇すると、日米金利差の拡大からドル円相場も上げ幅を広げ、午後1時10分ごろには150円43銭をつける場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9776ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=146円98銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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