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米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時150円30銭近辺まで上伸

配信日時:2022/10/21 07:47 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円15銭前後と前日に比べ25銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=146円95銭前後と同40銭強のユーロ高・円安だった。  ドル円相場は日本時間の20日夕に150円00銭台に乗せ、その後は介入警戒感から伸び悩む場面があったものの、ニューヨーク市場では再び150円ラインを突破した。この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数で米労働市場の堅調さが示されたほか、米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が講演で「物価対応の利上げは当面継続される」と述べたことで、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方が強まり、米長期金利が4.2%台と約14年ぶりの水準に上昇。日米金利差の拡大が意識されるなか、一時150円29銭と約32年ぶりのドル高・円安水準をつけた。一方、英トラス首相が辞任を表明し、英財政悪化に対する市場の警戒感が後退したことで、ユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9786ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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