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午後:債券サマリー 先物は続落、米金利上昇を受け売り優勢
配信日時:2022/10/20 15:52
配信元:MINKABU
20日の債券市場で、先物中心限月12月限は続落。米長期金利が19日に4.1%台に上昇し、2008年7月以来の高水準をつけたことが国内債に売りを促した。
米金利の上昇は、19日に発表された英国やカナダの消費者物価指数(CPI)が高い伸びとなるなど世界的なインフレが続くなか、欧米の中央銀行による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方が一段と強まったことが主な要因。また、米セントルイス連銀のブラード総裁が19日のインタビューで「予想される利上げをやり遂げるのが重要」と述べたほか、米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「基調的なインフレ圧力が依然ピークに達していない可能性がある」との認識を示すなど、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派姿勢に変化がないことも影響している。米金利の先高観から東京市場の債券先物は寄り付きから売りが優勢で、現物債市場では10年債の利回りが連日で日銀が許容する変動幅の上限(0.25%程度)を上回る一時0.255%に上昇。金利上昇圧力の高まりを受けて日銀は「残存期間5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とした臨時の国債買いオペを実施したが、買い入れ額が通常よりも少なかったことから相場の反応は限定的だった。
先物12月限の終値は前日比28銭安の147円89銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べ横ばいの0.250%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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