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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.250%で横ばい

配信日時:2022/10/19 15:49 配信元:MINKABU
 19日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。この日の時間外取引で米長期金利が高い水準で推移したことが重荷となった。    英国のトラス政権が大型減税案のほぼすべてを撤回したことで、世界的な国債売りは小康状態となっているが、英国の財政悪化懸念は完全には拭えておらず、国内の債券市場でも積極的な買いを手控える向きが多かった。また、前週発表の米物価指標でインフレ圧力の強さが示されたことに加え、18日発表の米9月鉱工業生産が市場予想を上回ったこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを継続するとの見方が強いことも影響しているといった様子だった。こうしたなか、時間外取引で米長期金利が再び4.0%台に上昇すると国内債にも売りが波及し、債券先物はこの日の安値で取引を終えた。  先物12月限の終値は前日比10銭安の148円17銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.250%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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