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米外為市場サマリー:予想インフレ率上昇を受け一時148円80銭台に上伸

配信日時:2022/10/17 07:52 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円67銭前後と前日に比べ1円50銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=144円62銭前後と同70銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米ミシガン大学が発表した10月の米消費者態度指数(速報値)は59.8と、前月の確報値58.6から1.2ポイント上昇し、市場予想(59.0程度)を上回った。また、消費者の物価見通しを示す予想インフレ率は1年先が5.1%(9月は4.7%)、5年先が2.9%(同2.7%)に上昇したこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの観測が一段と強まった。米長期金利が4.02%台に上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時148円86銭と1990年8月以来およそ32年ぶりの水準に上伸した。ただ、その後は日本政府・日銀による為替介入への警戒感などから上げが一服し、148円50銭台に伸び悩む場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9722ドル前後と前日に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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