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米外為市場サマリー:米CPIを受け一時147円60銭台まで上伸

配信日時:2022/10/14 07:56 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円12銭前後と前日に比べ20銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=143円94銭前後と同1円40銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した9月の米消費者物価指数(CPI)は、エネルギーと食品を除くコア指数が前年同月比6.6%上昇と40年ぶりの高い伸びとなり、市場予想(6.5%程度の上昇)も上回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが続くとの見方が広がり、米長期金利が上昇するとともに日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。ドル円相場は1998年8月につけた高値147円64銭を上抜け、一時147円66銭と約32年ぶりの水準まで上伸した。ただ、その後は米長期金利の上昇が一服したほか、日本政府・日銀による為替介入への警戒感などもあって上値が重くなった。一方、英政権が大規模減税策の見直しを議論しているとの報道などから英ポンドが対ドルで上昇するなか、ユーロも対ドルでツレ高し、円に対してもユーロ買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9776ドル前後と前日に比べて0.0070ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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