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午後:債券サマリー 先物は反落、売り一巡後は下げ渋るも戻り限定的

配信日時:2022/10/13 15:36 配信元:MINKABU
 13日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。朝方の売りが一巡したあとは下げ渋ったものの、今晩に米9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えて戻りは限定的だった。  欧米金利の先高観がくすぶるなか、債券先物は朝方に一時148円31銭まで軟化した。12日に米労働省が発表した9月の卸売物価指数(PPI)が前月比0.4%上昇と、市場予想(0.2%程度の上昇)を上回り、インフレ圧力の強さが示されたことが影響。また、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が12日に行われたイベントで「ユーロ圏の高インフレに対抗するためには利上げが最も適切」と述べたことなどを背景に、同日のドイツ債やフランス債の利回りが上昇したことも重荷となった。ただ、足もとで米長期金利の上昇が一服していることが下支えとなったほか、午後には米CPIの発表を前にした持ち高調整の買いがみられた。  先物12月限の終値は前日比6銭安の148円35銭となった。一方、現物債市場で新発10年債の取引が5営業日ぶりに成立し、0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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