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米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時145円89銭まで上伸

配信日時:2022/10/12 07:45 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円86銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円62銭前後と同20銭強のユーロ高・円安だった。  この日にニューヨーク連銀が発表した9月の消費者調査で、1年先の予想物価上昇率(中央値)が5.4%と前月から0.3ポイント低下し、2021年9月以来の低水準となったことから米連邦準備理事会(FRB)による積極的な利上げ観測がやや後退。11日未明に一時4.0%台に上昇していた米長期金利が3.8%台に低下したことが影響し、ドル円相場は145円43銭まで軟化する場面があった。ただ、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁が講演で金融引き締めを継続する必要があるとの認識を示したことなどを背景に、米長期金利が上昇に転じると日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入し、一時145円89銭まで上伸した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9708ドル前後と前日に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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