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米外為市場サマリー:米金融引き締め長期化観測を背景に一時145円80銭まで上昇

配信日時:2022/10/11 07:43 配信元:MINKABU
 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円72銭前後と前週末に比べ50銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=141円39銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高だった。  前週末7日に発表された9月の米雇用統計が堅調な内容となったことなどから、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方を背景としたドル買いが優勢だった。ウクライナ情勢の激化を受けたユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いに波及したこともあり、ドル円相場は一時145円80銭まで上伸した。その後は上げが一服したものの、米シカゴ地区連銀のエバンス総裁が講演で「政策金利を3月までに4.5%近辺まで引き上げ、その後はインフレへの影響を評価しサプライチェーンが回復する時間を確保するために同水準を維持するというのがFRBの力強いコンセンサスだ」と述べたことなどがドルを支えた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9702ドル前後と前週末に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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