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午後:債券サマリー 先物は続落、米長期金利の上昇が影響

配信日時:2022/10/07 15:57 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日続落。米連邦準備理事会(FRB)高官らのタカ派発言で、前日の米長期債相場が下落(金利は上昇)した流れを引き継いだ。  米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が6日に行われたイベントで「米金融当局はインフレ鈍化の任務を終了しておらず、利上げサイクルを休止するのはかなり遠い先になる」との考えを示したほか、同日にはFRBのクック理事やウォラー理事のタカ派的な発言もあり、米国の大幅利上げ継続観測から米長期金利は3.8%台に上昇。これを受けて国内債の利回りにも上昇圧力がかかり、債券先物は売りが優勢となった。今晩に米9月雇用統計の発表を控え、一方向には持ち高を傾けにくいとあって下げ渋る場面もみられたが、買い手掛かり材料に乏しいことから戻りは限定的。時間外取引で米長期金利が高止まりするなか、債券先物は午後に一時148円54銭まで軟化した。  先物12月限の終値は前日比23銭安の148円62銭となった。現物債市場で新発10年債の取引は、午後3時時点でまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS

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