みんかぶニュース 為替・FX

午後:債券サマリー 先物は小反落、米金利上昇一服も株高が重荷

配信日時:2022/10/05 15:35 配信元:MINKABU
 5日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅ながら6営業日ぶりに反落。米金利の先高観の後退が支えとなった半面、日米の株高が重荷となり相場の方向感は定まらなかった。  4日に米労働省が発表した8月の雇用動態調査(JOLTS)で労働需給の緩和が示されたことで、同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを鈍らせるとの思惑が広がった。これを背景にNYダウをはじめ米主要株価指数が大幅高となった一方、米長期金利はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が4日に発表した利上げ幅が予想に反して小幅だったこともあって上昇一服。東京市場の債券先物は、米金利の落ち着きを手掛かりとした買いと、日経平均株価の上昇を受けた売りが交錯し、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。この日は日銀が「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」を対象とする国債買いオペを実施したが、市場では無難な結果と受け止める向きが多く相場の反応は特にみられなかった。  先物12月限の終値は前日比3銭安の149円00銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ