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米外為市場サマリー:米利上げ減速観測で一時143円90銭まで軟化

配信日時:2022/10/05 08:27 配信元:MINKABU
 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円13銭前後と前日に比べ40銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=143円93銭前後と同1円90銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した8月の雇用動態調査(JOLTS)で求人数が大幅に減り、インフレ高止まりの一因とされる労働需給の逼迫が和らいだことから、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速観測が後退。米長期金利が低下するとともに日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となり、ドル円相場は一時143円90銭まで軟化した。一方、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が予想に反して小幅な利上げにとどめたことで、欧米の主要中銀が景気に配慮して利上げペースを緩めるとの見方が広がるなか、欧州の主要株価指数が大幅に上昇したことを手掛かりにユーロが買われた。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9986ドル前後と前日に比べて0.0160ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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