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外為サマリー:144円70銭前後で推移、地政学リスク意識したドル売り・円買いも

配信日時:2022/10/04 10:23 配信元:MINKABU
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円70銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル安・円高となっている。  3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円55銭前後と前週末に比べて20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米9月ISM製造業景況感指数が2カ月ぶりに低下したことが影響し、一時144円10銭台に軟化した。  米景気の減速懸念を背景とした米長期金利の低下で、日米金利差の拡大観測が後退するなか、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開。政府が朝方、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表するとともに、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令され、地政学リスクが意識されたことでリスクオフのドル売り・円買いが出やすくなっている面もあるようだ。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9827ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=142円18銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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