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午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利0.240%に低下

配信日時:2022/09/30 15:49 配信元:MINKABU
 30日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日続伸。債券需給の改善期待に加え、日経平均株価の反落を手掛かりに堅調な展開だった。  債券先物は前日の好地合いを引き継ぐかたちでスタート。市場参加者の間では日銀が夕方に公表する10~12月期の国債買い入れ予定(オペ紙)でオファー額が増額されるとの観測もあり、朝方には148円40銭台に上伸する場面があった。ただ、前日に発表された米新規失業保険申請件数が5カ月ぶりの低水準となり、米労働需給の逼迫が続いていることから米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化させるとの見方は根強く、米金利の先高観が払しょくできないことが国内債の重荷だった。とはいえ、この日に実施された国債買いオペで「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が1.13倍(前回は2.13倍)となったことから需給の引き締まりが意識され、引けにかけては再び買いが優勢となった。  先物12月限の終値は前日比20銭高の148円30銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.240%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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