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午後:債券サマリー 先物は3日ぶり反発、長期金利0.245%に低下

配信日時:2022/09/28 16:00 配信元:MINKABU
 28日の債券市場で、先物中心限月12月限は3日ぶりに反発。前日に中心限月ベースで6月21日以来の安値をつけたことで、この日は値ごろ感に着目した買いが優勢だった。  ただ、米連邦準備理事会(FRB)をはじめ世界の主要中央銀行による金融引き締めが長期化するとの見方を背景に、海外の金利上昇への警戒感は依然として強く、午前の債券先物は買い一巡後に伸び悩み。きょうは日銀が臨時の国債買いオペを通知しなかったことも相場に影響した様子だった。とはいえ、日経平均株価が世界的な景気後退懸念などから大幅に反落したことが支えとなり、午後に入ると次第に買いが流入。前日まで下落した反動から買いが入りやすかったこともあり、債券先物は引け間際にかけて強含む展開となった。なお、あす29日には財務省による2年債入札が予定されている。  先物12月限の終値は前日比18銭高の147円98銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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