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午前:債券サマリー 先物は続落、引き続き欧米債券安が影響

配信日時:2022/09/27 12:35 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物12月限は続落。引き続き欧米の長期金利が上昇(価格は安い)したことが影響した。 26日の米債券市場で、金融引き締めの長期化による景気の下振れを警戒した売りが優勢となり、同日の米長期金利が一時3.9台%に上昇した。また、英国のトラス政権が打ち出した大幅な減税計画が、イングランド銀行(英中央銀行)による消費者物価抑制の取り組みとは相反するため、引き続き英国の長期債に売り圧力がかかっている状況。こうしたなか東京市場の債券先物は売り優勢で始まり、その後も財務省が実施する40年債入札の結果を見極めたいとして軟調に推移した。なお、日銀による臨時オペ2本の実施を通知したことが下支えとなったが、効果は限定的だった。  午前11時の先物12月限の終値は前日に比べ29銭安の147円71銭となった。なお、現物債市場で10年債の利回りが前日比0.005%上昇の0.250%だった。 出所:MINKABU PRESS

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