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米外為市場サマリー:日米金利差の拡大が意識され144円70銭台に上昇

配信日時:2022/09/27 07:34 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円75銭前後と前週末に比べ1円40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=139円09銭前後と15銭程度のユーロ高・円安だった。  米連邦準備理事会(FRB)など世界の主要中央銀行がインフレを抑えるため金融引き締めを長期化させるとの見方を背景に、米長期金利が上昇したことで日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。また、英国のトラス政権が前週末に打ち出した大規模な減税策と国債の増発計画による財政悪化懸念から英ポンド売り・ドル買いが続いたほか、この日にドイツのIfo経済研究所が発表した9月の企業景況感指数が市場予想を下回ったことでユーロ売り・ドル買いが出やすかったことも対円でのドル買いにつながり、ドル円相場は144円79銭まで上伸する場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9609ドル前後と前週末に比べて0.0080ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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