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午後:債券サマリー 先物は急反落、長期金利0.245%に上昇

配信日時:2022/09/26 15:53 配信元:MINKABU
 26日の債券市場で、先物中心限月12月限は急反落。前週末の欧米市場で長期金利が上昇し、これを受けた東京市場でも債券の売り圧力が強まった。  英国のトラス政権は23日、大規模な減税策と国債の増発計画を打ち出した。同日の英国債は財政や債券需給の悪化懸念を背景に急騰し、つれてドイツやフランスの長期債利回りも上昇。この流れが波及するかたちで同日の米長期金利は一時3.8%台と2010年4月以来の高水準をつけ、連休明けの国内債券市場でも売りが優勢となった。この日は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」を対象とした日銀の国債買いオペが実施されたが、市場では無難な結果と受け止める向きが多く相場は反応薄。時間外取引で米長期金利が高止まりしていることから積極的な買いは入りにくく、債券先物は午後に入ってもジリジリと値を下げた。なお、あす27日は財務省による40年債入札が予定されている。  先物12月限の終値は22日に比べ69銭安の148円00銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、22日に比べ0.010%上昇の0.245%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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